アクション警察DVD店

清朝初期の闘いを彷彿とさせる逸品です。
　二人の反清復明の英雄が、ある時は深手を負い、またある時には地下の牢屋に両手両足を鐵の枷で縫いつけられるなどの苦難に遭いながらも、憎き仇敵である清の将軍をそれぞれ違う套路（功夫の型・この作品では虎形手と鶴形手）を駆使して攻め、遂にクライマックス・シーンで斃して本懐を遂げる・・・という作品なのですが、至る所で観られる格闘シーンでは「往時の功夫による闘いとはこのようなものだったに違いない。」と思わせるような迫真の演技で、功夫が好きな人なら是非手元に置いておかれる事を強くお薦めします。

　必要以上にやたら高く飛び跳ねたり、空中を回転しながら剣を持って横一文字に飛んでいくような「おいおい・・・いくらワイヤー・アクションでも、それはないだろ？・・・・(-.-)」みたいな弩派手な戦闘シーンもなく、型の構えをしただけで「フイゴ」で風を送るような擬音もないので、とても新鮮で、ある意味安心して観ていられます。　　まぁ、この作品で怪しい点といえば、「ラマ拳法使い」が普段は腕に巻いている金輪が、いきなり手裏剣になるところでしょうか。　「暗器」の定義、隠し持って敵を欺く点においては要件を充足してはいるのですが・・・（笑）

　原盤の状態がよかったのか録画状態も非常によく、ＤＶＤ化によって特典画像もワンタッチで観られるこの作品を衷心からお薦めします。
香港カンフー映画黄金期の一本
キル・ビルの影響でＤＶＤ化されたカンフー映画の傑作中の傑作！
ジエット・リーやジャッキー、ドニー・イェンなどの、派手な演出、ワイヤーアクションやフィルムの早回し撮影、サスペンスは無いけれど、重厚で現実味のあるカンフーが観る事のできる映画です。

「万年青」「少林故事」「乾隆帝南下江南」といった、中国ではポピュラーなカンフーレジスタンス小説の本格的な映画化のため、映画会社も俳優にも、ものすごい熱意が伝わってきます。タイトルオープニングのカンフーの型がカットされたのが唯一残念ですが、・・・・

でもこの作品に限らず、70年代の世界中の映画達（アメリカン・ニュー・シネマ、フランス・フィルム・ノワール、日本の仁義シリーズなど）はどこかドライな映像と熱っぽい作風、革新的な手法を大胆に取り入れ（この作品では、敵キャラが殺される瞬間画面が真っ赤になる手法とか）、”すごい映画を、新しい映像を撮ってやる”と言う情熱が、在りました。そんな７０年代テイストにどっぷりハマらせてもらいました。

ちなみに方世玉役の傳聲は１９８０年にポルシェに乗ったまま交通事故で亡くなりました。彼の死の直後、香港映画のスターダムに上り詰めたのが、彼とまったく同じタイプのカンフースター、ライバル会社”ゴールデンハーベスト映画”の「成龍」（ジャッキー）でした
待望のDVD化!
公開当時「ワーナー・ブラザースが『燃えよドラゴン』に続いて自信を持って送るアクション大作」(だったと思う)の触れ込みで、この手の路線に食傷気味だった中学生の私を満足させてくれた一本。DVDで再見して当時の興奮が色褪せていない事に感激。畳みかけるようなストーリーとアクションの展開、主役二人の華麗・豪壮・端正な立ち廻りと、どれをとっても素晴しい。マスター素材の状態が良く、スクイーズで収録されているのも有り難いです。日本公開版だけだったのでしょうが、オープニングタイトル前のチェン・カンタイとフー・シェンの武技デモは割愛。特典映像の予告編にその断片を見ることができます。

Who am I？最高！！
@開始早々ライオンから逃げて木によじ登るシーン A手錠をかけられたままのバトル＆逃走！ B手錠のジャッキー＆山本未来＆ミシェル・フェレのカーチェイス！ C木製の靴を履いてバトル＆逃走！ Dタンクローリーにひかれそうになるシーンは最初見たとき心臓止まりそうになったぐらい！ Eビルの屋上で2対1でのバトル！ビルの端から落ちそうになる！←ワイヤーなし！ Fビルの21階の高さから下に向かっている45°の斜面をすべり降りるシーン！！ この7つだけでも最高に楽しいです。
９０年代のジャッキー映画の中でも“アタリ”
｢ポリスストーリー３｣｢酔拳２｣と並んで、 ９０年代のジャッキー作品の中でも、かなり良い部類に入ると思う！ ｢ナイスガイ｣で心底ガッカリした後に観たから余計にｗ ラストのビルの屋上での２対１のカンフーファイトは もう何度繰り返して観たことか！！ もちろん、その後のあの滑り落ちスタントも素晴らしいです！！ １００％安心して観ていられるアタリ作品！
またしても危険なスタントに！
ジャッキーチェンはどうしてこんな事をするのか？
ビルの屋上からジャンプして側面を滑り落ちるなんて
一体他の誰がするか？
命がけもいいが心臓に悪い。
しかし、危険なスタントは優雅に見せてあくまでも
ストーリー重視。
記憶喪失になったジャッキーをめぐり
二人に美女、組織的陰謀に巻き込まれるジャッキー。

「プロジェクトＡ」以来の快挙とも言える作品！
ファン絶賛である。

深く、哲学、や古代史から現代史までを考えられる映画
映像、色彩の流麗さは見事！ さらに特筆するべきは、物語に散りばめられた言葉の内に潜む意味。 「無名」とは。「残剣」とは。「赤」とは。「白」とは。「蒼」とは。「碧」とは。「碁」とは。「剣」とは。「書」とは。「戦」とは。 それらを理解し、歴史や現代の世界を理解したときに、映画中の悲しみを理解することが出来るだろう。
美しさが見所でしょうか。
情景や衣装、全体的な色彩の繊細さを持った美しさが印象に残る作品です。

格闘に際しての人体の流れるような動きも美しくはあります。
ただ、ワイヤーアクション故の難点なのか、
其れともこの作品に限ったことなのかは観る方により感じ方は異なるのかもしれませんが―――
何と言うんでしょう、力感の無さ、というか、酷く現実味が無いというか。
人と人が闘っているというより、仙人と仙人が闘っているように見える、という喩えが当てはまりましょうか、
美しさの中にも最低限あっても良さそうな生々しさには欠けているように思え、少々説得力に欠ける感じを受けてしまいました。
その辺りの困惑を含め、ストーリーは余り印象に残らなかったこともあり、星は三つです。
全体を通して美しくはあり、そういった映像を好む方には文句無しでお勧めです。
ぼやけ
衣装や背景に配慮がなされており、画面から受ける印象は悪くなかった。
でも、平行する複数の「可能性」のために、少しストーリーがぼやけてしまった感じがある。
せめて、２つの線であれば仕掛けとしては面白いと、個人的に思う。
それから、もう少し派手な集団戦闘などのシーンがあれば、よかったと思うのだけども。
美しい映画
この映画のオススメポイントは何よりも
映像の美しさだと思います。
色がすごく綺麗で、こんな色を出来るのは
アジアだからこそ！だと思います。

そして大昔にこんな出来事があったかも知れない
という歴史のすごさを感じます。
是非、一度は見てください。
英雄　HEROのコレクターズアイテム版
〜花鳥風月の世界で繰り広げられる　復習劇にとどまらない奥深い世界。
〜〜
プレミアムBOXは　無名（ジェット・リー）と残剣（トニー・レオン）の特製フィギュア　30枚も及ぶポストカード　ピンズが4個　そしてペーパーナイフ付きの　豪華セットです。特にフィギュアは湖での戦闘シーンを再現してあって　湖面に二人の姿が　反射するように　作られています。BOX本体の黒色の中の赤色など　凝りようも　HERO世界そのものです。フィギュア・〜〜マニアだけでなく　HEROの世界に魅せられた人も　記念にいかがでしょうか。〜

酔拳が観られただけでも…
ジェットが演じるウォンフェイフォン。ワンチャイシリーズを観た後だと少し期待外れだ、それとは少し毛風の違うウォンフェイフォンである。十八番の獅子舞も敵方の百足舞(獅子舞とは云わないだろう)もそれなりに楽しめる。
が、個人的にはストーリーを詰め込みすぎの感がある。もっとシンプルにしても良かったのではないだろうかと。

…何にせよ、ジェットの技の素晴らしさと、酔拳が観られただけでも良しとしよう。それと、NG集。
楽しみ一杯の記憶に残る一片
大元は「元祖黄飛鴻」關�ｺ興が主演で１９５６に公開された同名映画で本作品はリメイク版。といっても關�ｺ興の本物を見てないのでどの程度関連があるのかは不明。いわゆるワンチャイシリーズでは外伝に属する作品ですが上記の理由からある意味正統黄飛鴻片と言えます。この作品の見所はなんと言っても元祖少林拳士・劉家輝と本家少林拳士・李連杰の少林対決でしょう。記憶の中でもこの二人の戦いは本作品でしか実現していません（キャラがかぶってるので当たり前か）。二人の見応え十分の闘いはこれだけでも買った甲斐があります。配役もワンチャイシリーズとは異なり梁寛役には梁家仁が「ツーフィンガー鷹」以来で抜擢されています。彼は關�ｺ興・李連杰と二人の黄飛鴻の梁寛役をこなしたことになります。さすがに両作品の間にある１２年の歳月は梁家仁をオヤジにしてしまってますが（李連杰の弟子というのにも無理がある）、見比べるのも楽しさが増します。
ニワトリの面をかぶってもリンチェはやっぱりス・テ・キ！！
ワンチャイ・シリーズだけれど監督が替わると雰囲気もちょいと変わった黄飛鴻が見られます。弟子のフーとソーのイメージが大幅に変わってしまって残念だけれど、仕方ないのかな。でも、おきまりの獅子舞は、このシリーズのはおもしろく仕上がっていて結構楽しめました。特に敵方の獅子舞は見もの。よく訓練されているなぁと、斜めから見たら感心できます。それに悪役の人がほんと日本の時代劇に出てきそうなほどの根っからの悪役面でいい味だしてます。ワイヤーが見えそうで見えない戦いは、無影脚がいかにもこんな事ホントはできないのよってなくらい出てくるので、いささかコミカルな感じがします。そんなところを、リンチェが真面目〜に演じているのもいいかな。