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激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD] 仁義なき戦い 代理戦争 [DVD] 連合艦隊 [DVD] 亡国のイージス [DVD] 蟻の兵隊 [DVD] 日本のいちばん長い日 [DVD] 原爆ヒロシマ~被爆の街と被爆建物~ [DVD] 赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD] 北陸代理戦争 [DVD] 紙屋悦子の青春 [DVD]
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激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD]

[ DVD ]
激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD]

・小林桂樹 ・丹波哲郎 ・仲代達矢 ・酒井和歌子 ・大空真弓
【東宝】
発売日: 2007-07-27
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,761 円(税込)
( 在庫あり。 )
激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD] ※一部大型商品を除く
小林桂樹
丹波哲郎
仲代達矢
酒井和歌子
大空真弓
新藤兼人
カスタマー平均評価:  4.5
ドラマと史実
この映画は史実どおりではないが、ガダルカナル以来の経過の中で最後の決戦を描き出した点で、後の「連合艦隊」と好対照をなしている。岡本喜八監督は、陸の悲劇を暗くなり過ぎない速いテンポで描き出す。日本的な義理・人情を基準とするなら、義理の牛島中将には後の「連合艦隊」で山本五十六を演じた小林桂樹、人情の長参謀長には同じく小沢冶三郎を演じた丹波哲郎、義理でも人情でもない合理主義者の八原高級参謀には「血と砂」の仲代達矢。後半には軍医役の加山雄三、岸田森が存在感を示す。飛行場に胴体着陸して米軍機を破壊する義烈空挺隊や最後まで抵抗を続けた加谷支隊の湿り気のない描き方、牛島中将自決後の凄惨な掃討戦の代わりに描かれた「沖縄は沖縄人が守るんだ」と突撃する学徒隊の姿などは、ドラマとして暗くなり過ぎないようにしたと解釈すべきだろう。この映画をみると、「この場面は」と庵野秀明監督作品を思い出したりする。海軍陸戦隊の大田司令官の「沖縄県民かく闘えり」の文や、八原高級参謀のの叫びが、見る者に余韻を残す。ラストシーンも、印象的である。
この映画で考えらされること。
沖縄戦の追悼式を迎える時は、必ずこの「沖縄決戦」を見ることにしています。毎年やって来る6月頃には、是非この悲惨な出来事を風化させないために、今の人々に見てもらいたいと思います。
日本人が知らねばならない沖縄で起こったこと…
まず、この映画のメイキングを観て岡本監督の凄さを実感した。何と低予算のため撮影に数十人しか参加していないという。それなのに映画を観ている間はさも大人数による決戦のように映しているのは見事としか言えない。 先日、話をした大学生は日本とアメリカが戦争をしたことを知らなかった。原爆も知らなかった。ビックリした。そうした若者世代こそ観て欲しい映画。岡本作品にはコミカルな演出とシリアルなストーリーがあるが、本作は最初から最後まで至ってシリアルである。脚本が新藤兼人であるというのも驚き。スタッフ、キャスト共に一流が集まり、あの時代に沖縄で何があったのかを後世に残そうとしているようだ。これだけ良くできた映画が今までDVD化されなかったのは不思議。現存する最も保存が良いフィルムを使っているので画像もなかなか良い。しかし、歴史に残すべき作品だけに、デジタルリマスター版にして欲しかった。細かな数字や沖縄で実際に起こった出来事(最近まで秘密とされていた日本軍による島民の大虐殺…実際に米兵に殺された島民より、日本軍に処刑された島民の方が数が多いという。)は、製作当時は知られていなかったので完全に正確ではない(硫黄島の日本軍1万、米軍は6万と言っているが、正しくは日本軍は2.1万、米軍はもっと多いと思う…)が、この映画では「菊水作戦」や「対馬丸」など、沖縄戦に関する出来事もグローバルに映画いているので戦いの全体像を知ることが出来る。編集や選出、役者の演技も卓越した名作。 戦火の中を歩く少女の姿は、後のスピルバーグの「シンドラーのリスト」の赤服の少女を思い出させる。(スピルバーグが真似したのか?) 昨今は洋画も邦画も派手な演出が目立つ凡作が多いが、こうした昔の名作を画質や音質に手を加えて、リバイバル上映しても良いのではないだろうか? 少なくとも「椿○十○」をリメイクする無駄な予算があるのなら、リバイバル予算へ回して欲しい。
映画アルチザンの描く沖縄戦
 岡本喜八監督の作品群の中で、戦争を取り上げた題材として、終戦までの政府の動きをおった「日本の一番長い日」や、岡本監督の個人史も投影された「肉弾」は有名ですが、本作もそれに劣らない作品です。  昭和20年の沖縄戦は、15万もの県民に犠牲者を出した悲惨なものでしたが、その沖縄戦全体を大きな群像劇として描いていきます。予算的な制約(戦闘シーンの撮影なのに日米両軍あわせて2個小隊分しか集められないときも)なども、岡本監督の技術や、それこそ東宝名物の特撮も駆使して再現していきます。  沖縄を本土防衛の捨て駒とした、参謀本部の作戦指導のあり方から、戦場で生活していく人々の姿まで、俯瞰から蟻の視点まで広がる作品をだれることなく見せるのは、優れた俳優の演技と、やはり監督のすごいところです。  また戦闘描写も、「プライベート・ライアン」やイーストウッド監督の「硫黄島2部作」に劣らず、凄惨な場面もできる限り再現されています。  個人的には「ダイヤモンド」である池部良さん扮する大田実少将の描かれ方が印象にのこります。
「戦争」を教えてくれる作品です。
VHS以来、約15年振りに見ました。 年数得ても色褪せない作品ですね。 極端に美化・惨化されずに作られた「昭和史」だと思います。 国内でどのような戦があり、どのような惨状が展開されたのかを、若い方にも見てもらい、ぜひ知ってもらいたいですね。 発売タイミングが丁度いいですから、アホな教科書何とか委員会とやらにも見させてやりたいものです。

仁義なき戦い 代理戦争 [DVD]

[ DVD ]
仁義なき戦い 代理戦争 [DVD]

・菅原文太
【東映ビデオ】
発売日: 2001-08-10
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 3,992 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,700円〜
仁義なき戦い 代理戦争 [DVD] ※一部大型商品を除く
菅原文太
飯干晃一
カスタマー平均評価:  5
シリーズ最高傑作
 一作目で既成のやくざ映画の概念を打ち破った脚本:笠原和夫、監督:深作欣二、主演:菅原文太のトリオは、大成功を受けて続編であり、番外編的な「広島死闘篇」を作った後、抗争の主軸を描く本作、続いて事実上の完結篇である「頂上作戦」を撮って彼らの四部作を完成させます。(「完結篇」は脚本が笠原和夫ではない後日談)  シリーズ中、もっとも派手なドンパチシーンがない作品でありながら、敵味方入り乱れての杯合戦、内部の権力闘争など、面白さで群を抜く集団劇となっている。この集団劇を支えるのは個性的な多くの役者の存在である。小林旭の二枚目ぶり、梅宮辰夫の貫禄(+眉なし)、金子信雄のいい加減さ、加藤武の弱腰、渡瀬恒彦の純粋さ、川谷拓三の寝取られ男ぶり、成田三樹夫のスマートさ、山城新伍のやんちゃ、田中邦衛の小心、室田日出男の日和見、内田朝雄の大親分ときて、丹波哲郎の無言の写真出演まで多士済々。そんな中で、遠藤辰男と山本麟一のコンビが秀逸でした。人間の自己保身や組の利害関係に翻弄され、最後に憤りで渡瀬恒彦の骨を握り締める菅原文太の表情でキッチリ締めてくれます。
何回見ても、素晴らしい
DVD買って、台詞まで覚えちゃほど何回も見ました。 錚々たる有名俳優が大勢出演していますが、誰一人キャラが死んでいません。 すごく緊張感があり、最初から最後までもたつくところもありません。すごいテンポで一気に進みます。  自分は5作中この作品が一番好きなのですが、理由はやっぱり成田三樹男の松永がとにかくカッコいいから。特に打本の事務所へ杯を返しに、広能、江田、松永が三人で乗り込むシーン は、最高です。(ちなみに4と5の広能と武田の対話シーンも大好きです。)  結局上記の三人と山守、武田、槙原が一同に会するシーンは本作しか見れませんので、まだ見たことのない人は必見です。(昭和の日本映画の集大成だと思います)  それにしても、他界された、成田、川谷両氏の活躍がもう見れないのは本当に残念であります。
派手な立ち回りというより
初期仁義なき戦いシリーズの第3作目。 もちろん銃撃もありますし死人も出ますが、様々な人間の思惑が絡まり合って組同士が提携したり破門されたりして本格的なドンパチが始まる前の勢力固めが描かれています。 駆け引きがメインになっている分、登場人物達の性格が上手く出ていて面白い作品になっています。役者さん達の好演の賜物でしょう。 また、ラストの倉元猛の末路には心を打つものがあり、次作への期待を否が応でも高めてくれます。
小林旭がかっこいい。
この第3作より登場する、小林旭演ずる武田明が非常にかっこいい。現在でも渋さ満点のひとですが、この頃は結構痩せていて、まさに「かっこいい」以外に形容がありません。最終作まで、主演、菅原文太と絡んでいくのですが、双方とも判りあえないながら、最後まで「男」でした。どっちの生き方がいいのか。「男」だったから、判りあっていながら、筋を通せざるをえなかったのか。ファンの方、ぜひ見て、考えてみてください。
加藤武、最高!
この作品のファンは非常に多いことでしょう。菅原文太も金子信雄も小林旭も、それから成田三樹夫や田中邦衛も実に素晴らしい。

しかし、ここはやっぱり打本役の加藤武じゃないでしょうか。
もうあの弱腰にはワクワクするなあ。この作品は何度も見てるけど、加藤武が出てくるだけで、うれしくてうれしくて。
ワクワクした後は、何をやっても失敗ばかりに大爆笑。

いいなあ。加藤武自身も打本は大好きな役で「このような人物が頂点に立っていると、戦争は起きないんだ」と語っていたとか。

もちろん、金子信雄演じる山守に飲み屋でいじめられる場面が最高の見所なんだけどね(大爆笑だよなあ)。

加藤武は個人的に好きな役者で、この打本役と、映画『豚と軍艦』の中の役が大変気に入っております。


連合艦隊 [DVD]

[ DVD ]
連合艦隊 [DVD]

・小林桂樹 ・永島敏行 ・古手川祐子 ・鶴田浩二
【東宝ビデオ】
発売日: 2003-12-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 3,992 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,287円〜
連合艦隊 [DVD] ※一部大型商品を除く
小林桂樹
永島敏行
古手川祐子
鶴田浩二
カスタマー平均評価:  4.5
連合艦隊
ラストの中井貴一演ずる特攻隊員、小田切少尉の最後の言葉と谷村新司の群青がこの作品のすべてです。今の若い人が観てもわからないと思います。だって愛する人のため、自分の信念のために戦うことやがむしゃらに行動することを厭わない若者がこの国にはいないから。
素晴らしいレビューの数々に
語彙が貧相ながら自分もレビューします。公開当時中学生だった自分は全校集会のイベントとしてこの映画を見ました。立志式を迎えた年、同じ年代の子供達が「おがあざぁぁぁん!!!」と汗と涙と鼻水と恐怖に顔をひきつらせて死んでいく。二度と帰らない機体なのに、この子達がせめて無事に役目を果たせるように整備にハッパをかける長門裕之もまた機銃に腕だけを残して死んでいく。英雄譚としての戦争映画も悲惨とグロテスクだけの戦争映画も大嫌いで観ませんが、これだけは特別です。やりきれないけど仕方ないと思わせるだけの映画とも違う。砂浜で遊ぶ、子供に希望をたくして祈るような気持ちになります。日本映画の最高傑作です。
底力
昔、テレビで見て良かったので改めて購入して視聴しました。特撮は今でも十分違和感無く見れるし、役者も堂に入った演技をしていてカッコよさがあります。今のCGバリバリで人気タレントのミタクレ作品とは別格の作品です。
NO.85「れ」のつく元気になった邦画
<元気コメント>  毎日が戦争の中で生きた者しか本当のことはわからないかもしれない。  過酷な運命に委ねられながらも、日々を懸命に生きようとする姿に励まされます。 
予備知識を持ってから見ると良い
初めて見たのは公開された年に映画館で見た。その時の印象は学校で教えられた事以上の知識を持っていなかったので、太平洋戦争は日本の負け戦だった事の再確認でしかなかった。その後いろいろな本を読んで行くにつれ見てみたいシーン等も有り、時々レンタルで見たりしていたのですが、関係する本で情報を仕入れてから見るとまた違った側面が見えてきます。 ぜひDVDの後に関連する図書を読んでみてほしいです。 それにしても毎回泣かされるのが瑞鶴の格納庫内での整備班と搭乗員とのシーンです。ここだけは身構えていてもウルウルしてしまいます。

亡国のイージス [DVD]

[ DVD ]
亡国のイージス [DVD]

・真田広之 ・寺尾聰 ・佐藤浩市 ・中井貴一 ・勝地涼
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2005-12-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 539円〜
亡国のイージス [DVD]
真田広之
寺尾聰
佐藤浩市
中井貴一
勝地涼
福井晴敏
長谷川康夫
飯田健三郎
カスタマー平均評価:  2.5
最悪!!!
最悪。小説を映画化した作品のご多聞にもれず、流れを無視し、突然話が進むことの連続。小説は素晴らしいのに、映画でその名を貶めた。映画しか見ていない人は「亡国のイージス」といえば、くだらない三流映画としかイメージしないだろう。文句を上げればきりがないが、特に、主役たる仙石と如月のキャストが最悪である。真田さんは嫌いではないが、仙石役ではない。また、如月役の俳優は誰だか知らないが、演技は下手だし、鋭さも謎めいたところも影もない。何でこんな映画を堂々と世に送り出せたのか?
平和な時代の軍隊
 自衛隊のクーデター物語は、過去にもありました。この作品は、海上自衛隊のミサイル護衛艦内が主舞台。人質は、首都東京。東京に向けられたミサイルを阻止する自衛官と反乱者との戦いが見どころです。真田広之、中井貴一、寺尾聡など名優が緊張感を作り上げた作品。  「国家としてありようを見失ったに日本は、はたして守るに値する価値があるのか?」という艦長のセリフに、この物語のテーマがあるようです。この作品が放映された2005年は、戦後60年目。この後、「ローレライ」や「男たちの大和/YAMATO」が製作されましたが、その点おいては右翼的な流れを作った作品で、批判も多かったとのこと。とりわけ、反乱首謀者・中井貴一の部下という役付けのチェ・ミンソに対しての韓国から批判が多かったとのこと。平和な時代の、自衛隊のあり方を問う作品でした。
原作を知らなかったので楽しめた…
「真夏のオリオン」上映記念として、地上波で放送されました。 原作は、家族は読んでいたのですが、私は読んでおりませんでした。 原作とは異なるようで、ストーリー展開も随分足早に感じられましたが、 それでも、原作を読んでいない私にも十分に楽しめました。 逆に、映画を見て原作が読みたくなる作品でしたね。 ガンダムが好きで、富野監督に育てられたと自認する福井氏ですが、 中井貴一の発する「日本人はこれが戦争だといつになったら認識するのか!」 という台詞は、 シャアの「地球連邦軍はいつになったらここが地球と地続きではないことがわかるのだ!」 という台詞と重なりました。 「撃たれる前に撃つ」という台詞が劇中頻繁に発せられます。 日本の専守防衛に対するアンチテーゼなのだと受け取りました。 正直、日本は外国になめられていると思うし、領空・領海侵犯も 日常茶飯事に起こっています。 それら偵察・挑発行為を見逃すことに不快感もあります。 総合的な日本の国益を考えて、どちらが良いのか正直わかりませんが、 この映画を見て、「日本」についていろいろと考えさせられました。
最高の演技陣と最低の制作陣
レビューを読むとDVDを借りる程の物ではないと思いTV放送を観た。役者は文句無しの演技だが脚本と演出にいい所が無い。1:役者1-1:勝地涼『小児救命』での自信が無い木暮賢斗のおどおどした表情が中々印象的だったが、今回の使命感に満ちた如月行の表情も良かった。特にキリッとした眉毛は嵌ってる。これからが楽しみな役者。1-2:中井貴一最近なら『風のガーデン』での女たらしの白鳥医師が良かったが、今回の冷酷な敵役は更に良い。『落下する夕方』で写る時間が1分にも満たなかった全身麻痺の演技に匹敵する。やはり間違いない名優。中井貴一の悪役を観てみたい方にはこの映画をお勧めする。2:内容2-1:CGの違和感が際立ってる。最後の沈没は何だ?2-2:銃撃にしろミサイル攻撃にしろ緊迫感が全く無い。2-3:ヒーローがたった一人で悪人全員を倒すのは見飽きた。制作陣は『七人の侍』を観たことないのか?2-4:工作員の銃と装備工作員は日本を馬鹿にしていながらやっている事は旧帝国陸海軍と同じ。防弾チョッキ無し=装甲板が無い零戦銃にレーザーポインター無し+LEDライト無し+夜間暗視スコープ無し=レーダーで測距照準出来ない軍艦つまり特攻隊でありイスラム原理主義者の自爆テロ。また、日本の特殊部隊が夜間戦の完全装備をし艦内に入り照明を消されたら工作員は間違いなく全滅。少なくとも仙石が暗視ゴーグルを手に入れたら楽勝。更に照明が消されなくても狭い艦内だから敵と鉢合せする確立が高く、その時は照準器を使う時間が無いためレーザーポインターは必需品。この映画の工作員の装備では作戦が失敗する可能性が高過ぎる。つまり脚本が破綻しているという事。3:結論救いようのない駄作。
日本は亡国か。キチンと警告を発する豪勢なるお祭り映画。
酷評多し。いかに期待されていたかがわかる。 原作と比較しての批判はナンセンス。 私は久しぶりのお正月映画と思って楽しんだ。 とんでる、とんでる話し。ギクシャクした画面のつなぎ方。だからこの映画は面白いのだ。 そこを、想像で埋めていく。つなげていく。これこそ映画の醍醐味だ。 まずは、豪華なキャスト。今の日本国で信頼できる最高の役者。なぜ、この映画に集まったのか。 監督は阪本順治。なぜかれはこの映画の監督を引きうけたのか。 日本国をどうみるか。どうとらえるか。 私は次のように自分の網膜に映る映像をつなげながら納得させた。 自分流の解釈がいかようにでもできるところが面白い。 テーマは『既に亡国と化しているとみるか否か』である。 これは現在の 日本国を 亡国とみ、再度 日本国民とは何かを問う 壮大なる物語である。 そのために ミニ・イージスシステム搭載ミサイル護衛艦「いそかぜ」は 周到な計画により 日本国に対して警告を発するために占拠された。 日本国の方向を変えさせる。クーデターである。 クーデターをおこさんとしたトップ海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」副長は宮津(寺尾聡)。 彼を同志として、組織化し娘も巻き込み訓練し組織化した亡国工作員(中井貴一)。 それを食い止めんとし送り込まれた如月行(きさらぎ こう)、更に上司の真田広之。「やられる前にやれ」「それは嘘だ。殺す時、人は躊躇する。考える。」そういう真田広之。 二人の抵抗で、内部は壊滅状態。そして自滅した。 日本国政府はどう対応するか。首相は原田芳雄。岸田一徳も出ている。佐藤浩市も冷静に状況判断をしている。 戦争がおこったら日本国の「偽平和」は壊れる。それを 知るには 絶好の作品。哀しいが壮大なる作品となった。 阪本監督はどう思いこの作品をまとめ上げたのであろうか。感心する。 私は いかにこの映画が期待が大きかったかを知った。よし、原作を読もうと決意した。

蟻の兵隊 [DVD]

[ DVD ]
蟻の兵隊 [DVD]

・奥村和一
【マクザム】
発売日: 2008-07-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,900円〜
蟻の兵隊 [DVD] ※一部大型商品を除く
奥村和一
カスタマー平均評価:  5
蟻(アリ)の兵隊
第二次世界大戦時の日本軍の中国山西省残留問題を扱った映画。 当時の出来事を、当時の資料から描くのみではなく、現在の視点から、現在の活動を通じて、中国山西省残留という事象の当時の真実を追い求めるのが自分にとっては、新しかった。 ポツダム宣言後にも戦い続けていた奥村和一さんを追ったドキュメンタリー。 これを見て思ったのは、戦争に対する自分との意識の違いか。 奥村さんが経験してきた終戦後も残留させられ戦い続けていたという事実がなぜ生じたのかを明らかにするために奔走している姿を現した映画。 この問題が当時を経験した一部の世代の問題としてしか感じれなかった。 しかし、この奥村さんの姿を通じて戦争を繰り返してはならないと言い続けることの重要性を痛感した。 この戦争を経験した世代が言い続け、今の若い世代が本気で戦争をやってはだめだと思わない限り、戦争が再発する可能性は十分にあるなと思った。 もはや、自分自身も戦争の悲惨さを想像できるほどに感じていない以上、経験世代に比べて戦争に対しての意識は格段に低い。安易なものであると捉えている可能性がある。 そして、経験世代が消え、十分に戦争の危険性が伝えられなくなれば、第三次世界大戦は目前ではないだろうか。 そう考えると世代がすべて入れ替わるであろう40年後が怖い。 冒頭に出てきた、若者と奥村さんの靖国神社での会話。 「何が祀られてるか知ってる?」 「初詣だから来ました」 ある人にとっては、意味を持つ場所。 しかし、またある人にとっては、別の意味を持つ場所。 事実は一つしかない。 しかし、その事象をどう読み解くかは、その人自身にかかっているのだろう。 この映画は戦争の事実を伝える映画となって残って欲しいと思った。
生々しい戦争のお話
4年前に90才で他界した祖父は、酔うとたまに戦争の話をしました。 満州へ行った話、東京大空襲の話。 ちょっとしたアクション物語のようでした。 この映画の主人公、奥村さんは、奥さんには戦争の話は一切しないそうです。 非常に恐ろしく辛い記憶として残っていると語ろうとは思わないのでしょう。 私の戦争に対する知識=祖父の話だったので、派遣される先によって こんなにも状況が違うんだというのを知りました。 中国に今も残されている、おじいちゃんたちの生々しい手記。 もし戦争がなかったら、商人の長男として家業を継いでいたでしょう、と いう言葉に、戦争がどれだけ人の人生を狂わすかを考えさせられました。 そして、奥村さん他、元中国残留兵たちは今も国と戦っています。 国は奥村さんたちが正しいという事を認めてしまうと ポツダム宣言に違反してしまうから認めないのでしょうか…。 それと、冒頭で靖国神社に初詣に行ってる若者…。 「何が祀られてるか知ってる?」「は?てゆうか初詣だから」 みたいなやりとりには呆れました。 みんなで初詣ルンルン♪て時に見知らぬおじいさんの 戦争の話聞かされてテンション下がるのもわかるけど、 やっぱ知っとくべきなんじゃないのかね?
八十才をこえた男達が日本国相手に闘うドキュメント。
 私は1945年8月15日敗戦、日本軍の兵士達は戦争から解放されたと思っていた。  その後、戦勝国からある基準でもって処罰をうけ、各人処遇をうけたと想像していた。  しかし、この想像は間違いであった。  『日本軍山西省残留問題』という予想せざる事態があったという。  日本軍将校と中国国民党の密約であった。  兵士は次のような命令を受けた。日本国の「残留命令」に従い日本兵として中国国民党のために、 更に中国での日本帝国陸軍復興の核として中国共産党軍と戦うこと。  兵士は命令通り、残留し4年間国民党と共に日本兵として戦争を継続し、敗戦後5年間抑留された。  この事実を日本国は認めなかった。  彼らは、納得できない。  彼らは日本国家相手に事実を認めさせようとした。  裁判闘争となった。  その闘いの中心人物は八十才を越えた奥村和一である。  彼は中国にわたり 証拠をあきらかにする行為を開始する。  この執念。彼に惚れ込んだ監督池谷薫。  かくして、不思議な映画ができあがった。  国家にとって兵士とは何か。兵士は命令に抵抗できるのか。  偉大なるドキュメント。  久しぶりにみた八十才を越えた日本男児たちの姿。  迫力あり。  必見。
山西省残留日本兵問題の真相
毎年夏には,邦画・洋画を問わず何となく“戦争関連作品”に目が行ってしまいます。 この夏は,「ヒットラーの贋札」「明日への遺言」そして本作が3本目です。 本作は,第二次大戦後も上官の命令で戦争を続けた男たちのドキュメンタリーです。 中国・山西省に残留させられ,国民党軍として中国の内戦を戦った,およそ2600名の元日本兵たち。彼らは,終戦10年後に帰国しますが,国からは逃亡兵として扱われ“残留は自らの意思によるもの”とされて,戦後補償は認められませんでした。 自身が戦争の被害者であり加害者である奥村和一さん(80歳)は,“自分たちは何故残留させられたのか”その証拠を探すために中国を訪れ,過去の自分たちの行為に向き合います。 奥村和一さんが軍人恩給の支払いを求めた最高裁の判決は控訴棄却,法廷さえ開かれなかったようですが,奥村さんの活動は“戦争とはいかに惨いものであるか”を命ある限り語り継ぐことに執念を燃やしているように見えます。 とても重い映画で,興行的には成功とは思えませんが,一見の価値があります。

日本のいちばん長い日 [DVD]

[ DVD ]
日本のいちばん長い日 [DVD]

・三船敏郎 ・加山雄三 ・黒沢年男 ・小林桂樹
【東宝】
発売日: 2005-07-22
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,754 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,450円〜
日本のいちばん長い日 [DVD] ※一部大型商品を除く
三船敏郎
加山雄三
黒沢年男
小林桂樹
橋本忍
カスタマー平均評価:  4.5
終わらせることの難しさ
 8月15日に玉音放送が流れるまでの24時間を追った、緊張感みなぎる傑作。監督・岡本喜八、脚本・橋本忍。そして男汁だくだくだの豪華俳優陣――長尺でも安定感が段違いだ。  当時首相の鈴木貫太郎(笠智衆)、本土徹底抗戦を訴える陸軍大臣阿南(三船敏郎)、そして国体護持のためにクーデターを画策する青年将校(黒沢年男)、そして昭和天皇――それぞれがそれぞれの立場で国を想い過ぎるがゆえに、意見は平行線を辿り続け、その間にも下界では被害が苛烈さを増してゆく……。  特に強烈なインパクトを残すのが、ひたすら肩周りにびっしりと汗を染み込ませながら皇居周辺を行き来する青年将校たち。彼らの国を想う気持ちは純粋そのものなんだろうけど、純粋過ぎるゆえにその近視眼っぷりは見るに堪えない。天皇を守ることが任務の近衛兵たちが、玉音放送を阻止するために、宮内庁に銃を向けるのだ――とんでもない妄執だ。結局彼らにとって天皇は絶対であり、絶対ではなかった。よく、戦況が悪化しないうちにどうして戦争を終わらせなかったのか、という声は多い。自分もそう思う。けれども、時の為政者たちは終わらせることの難しさを誰もが知っていた。そして事実、終わらせることはとんでもなく難しかった。これを見るとそう思わざるを得ない。玉音放送によって戦争がすんなり終わったと勘違いしていた自分のような人間に、是非見て欲しい激動の昭和史。
皆で8月15日を考えましょうね。
 戦争を知らない子供達だった僕も52歳になるのだなぁ、三船敏郎はこのとき未だ47歳とは敵わないね貫禄が(^^;;。  購入したのが昨秋だったので、雰囲気が味わえず夏が近づくのを待ってようやく鑑賞した。当時は映画館で予告編を観ただけで見逃していた大作の一つでした。ようやく思いが叶った。白黒画面の陰陽対比がもの凄い迫力が迫ってくるし、字幕付きなのでセリフもしっかり理解できたことから大満足の3時間弱でした。しかし昔の俳優達というのは芸達者が多いねぇ。  民間人が全く描かれていないのが特徴なのか欠点なのかは評価を避けるが、軍部や政府、宮内庁で繰り広げられる終戦を巡る長い1日を重量感を以って見せようとした意図は功を奏していると思う。  また女性も新珠美千代が端役で出ている以外皆無であるのも、言い方が悪いがモノセックス調で良かったかな?暑い夏の1日を汗臭く泥臭く煙草臭く描いている傑作。
岡本喜八の最高傑作だが
そう云う事を越えて、日本人としてこの映画はおさえておかなければならない。 この映画を観れば、簡単に「愛と平和」だの「憲法九条を守れ」だのと云えるはずがない。 祖国を思い、祖国守ると云う事に、当時の日本人がどれ程の気持ちを抱いていたか。 阿南、大西、田中、鈴木、畑中、椎崎、皆ギリギリの中で、ギリギリ迄祖国を思い続けていたのだ。 今の日本人は誰一人として彼らを嗤えない。 日本人として、居住まいを正して正視すべき国宝級の映画。
お盆に。お盆で無い日にも。
半藤一利原作 敗け戦の幕引きは難しい。 昭和二十年も八月に入り 大東亜戦争仲裁を頼むソ連は 今こそ戦機と不可侵条約を破り攻め込み アメリカは広島、長崎に新型爆弾の人体実験を試みる。 反撃する国力は既に無い。 現代の若者にはピンと来ないかもしれない 「国体護持」が鍵となり 敗戦交渉がはかられるが結局捗らず 御聖断によりポツダム宣言受諾が決定する。 それを実行に移す閣僚も命の保証は無い。 「宮城事件」を軸に ”玉音放送”までの一日を語る。 戦後の日本の始まりが如何なるものであったか 息つく暇の無い映像と共に 戦争の終結の難しさから想像してみたい。
白黒なのがもったいない
軍部と政府の対立が「色」で表わされれば良かったかなと。 ここのところ、黒澤、小津、成瀬などの映画を見てたので、それらで知った俳優たちがゾロゾロ出てくるのは嬉しい。配役の適材適所ぶりには感心する。小林桂樹さんはいかにもああいう役回りだよな、とか(笑)。

原爆ヒロシマ~被爆の街と被爆建物~ [DVD]

[ DVD ]
原爆ヒロシマ~被爆の街と被爆建物~ [DVD]

・ドキュメンタリー
【プロジェクトワイ】
発売日: 2009-05-29
参考価格: 9,240 円(税込)
販売価格: 7,780 円(税込)
( 在庫あり。 )
原爆ヒロシマ~被爆の街と被爆建物~ [DVD] ※一部大型商品を除く
ドキュメンタリー
カスタマー平均評価:   0

赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD]

[ DVD ]
赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD]

【CCRE】
発売日: 2009-02-27
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,579円〜
赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD] ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  4
今や遺物と
当時としては、画期的作品だったでしょうが、ただの遺物となった現代ではその価値も低いといえなくもない。作品的には5ですが。再見しましたが、どうしても理解に苦しむのは、パレステナを解放するために何故、赤軍のメンバーがイスラエルを攻撃しなければならないのか、という点に尽きます。結局は重信、岡本も邪魔者扱いされその末路はご承知の通りです。今の時代の若者に観せても退屈きわまりないと言われるかも知れません。
まさか今作がDVD化されるとは、、、。
ご存知の通り、若松孝二と足立正生のふたりが、赤軍派の海外拠点作りの為レバノンに渡っていた旧知の重信房子の呼びかけに応じて、71年半ばパレスチナに赴き、日本赤軍とPLO内での最過激派PFLPとの武闘共闘を撮り上げたプロパガンダ・フィルム。国内では70年代激化した爆弾闘争の煽りを受けて公共施設での上映は当然ままならず、若松プロが赤バス隊を組織し全国を廻りフィルムをかけたのは有名。 私は今作を、80年代前半に2回観る機会があった。1度はPLO主催(だったと思うが)のパレスチナ難民救済の集会、もう1度はある人物の裁判支援集会。当時、日本赤軍はハイジャック闘争を軸に世界的に活動するテロリスト集団とのイメージが一般的にあり、と言うと、えらく物騒な会と思われるかも知れないが、どちらも穏健な集会であり、つまりそれだけ今作が、そのメッセージ性にも拘らず、この当時の人権派集会の場で、ある程度の頻度で上映されていたんだと思う。 映画は、武装闘争は絶対的現実であり、武器は抑圧された人民の言葉そのものであり、革命とは世界戦争である、とのテーゼの下にパレスチナ・ゲリラの軍事訓練が延々と続くような展開。パレスチナ難民の女性、フランス人義勇兵らのインタビューと共に重信も語っていたと思うが、覚えがない。 やはりパレスチナ問題を扱い、同時期製作されたJ・L・ゴダールの「ヒア&ゼア」に比べると、政治プロパガンダ色が全面に押し出されている分、映画的には退屈。ただ、若松は自著「俺は手を汚す」で今作について語っており、それによると、ヨルダンでの山岳訓練を撮了後、若松たちはゲリラのコマンド部隊に促され早々に下山、その直後、部隊はイスラエル軍の急襲にあい壊滅させられたとの事。危機を察知しながら、自分たちだけを逃がした彼らのその“思い”が、その後の若松たちに大きな影響を与えたのは推察出来る。事実、今作を契機に、日本赤軍はテルアビブ・ロッド空港乱射事件を実行し、足立は映画監督の道を捨て、赤軍のスポークスマンになり、若松は37年の歳月を経て、日本に残った赤軍派の末路を撮った。そんなジャーナリスティックな観点から見れば、新たな関心を持たれる作品なのかも知れない。 それにしても、今作がDVDとなり商品化されるとは、、、。彼らの存在が、もはや完全に「伝説の遺物」になった事を実感する。

北陸代理戦争 [DVD]

[ DVD ]
北陸代理戦争 [DVD]

・松方弘樹 ・千葉真一 ・成田三樹夫 ・西村晃
【東映ビデオ】
発売日: 2009-06-01
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 2,495 円(税込)
( 在庫あり。 )
北陸代理戦争 [DVD] ※一部大型商品を除く
松方弘樹
千葉真一
成田三樹夫
西村晃
高田宏治
カスタマー平均評価:  5
深作監督の実録ヤクザ映画、最後の傑作 
 雪の北陸、荒海の日本海を舞台に先の読めない抗争が展開する。東映の脇役俳優たち、いわゆる東映ピラニア軍団が総出演しています。  組長衆の西村晃・ハナ肇・織本順吉・天津敏ら「和服」組の臆病ぶり、大組織の遠藤太津朗・成田三樹夫・中谷一郎(素手で日本刀をつかむ!)・林彰太郎・鈴木康弘ら「スーツ」組の存在感、『仁義なき戦い・広島死闘篇』での大友ばりの狂気をかいまみせる金井組長・千葉真一、関西ヤクザの進出から北陸ヤクザの利権を守ろうと仁義なく暴れまくる川田登役の松方弘樹はじめ、矢吹二朗、伊吹吾郎。脇を固め、犠牲になっていく地井武男・曽根晴美・野口貴史・小林稔侍・榎木兵衛・広瀬義宣・成瀬正など。見どころ満載です。  激しい気性の女たち、野川由美子・高橋洋子・中原早苗にも目が離せません。  深作欣二監督は『現代やくざ・人斬り与太』の頃の個人の暴れっぷりを嬉々として撮っています。主人公・川田は傑作『仁義の墓場』の石川力夫(渡哲也)のような壊れっぷりではありませんが、制御がきかない捨て身の狂犬です。モデルは映画の公開後に射殺されてしまいました。

紙屋悦子の青春 [DVD]

[ DVD ]
紙屋悦子の青春 [DVD]

・原田知世.永瀬正敏.本上まなみ.松岡俊介
【バンダイビジュアル】
発売日: 2007-06-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,938 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,410円〜
紙屋悦子の青春 [DVD] ※一部大型商品を除く
原田知世
永瀬正敏
本上まなみ
松岡俊介
カスタマー平均評価:  4.5
桜の花が咲き、散る季節に観たい、静かな、静かな反戦映画
悦子(原田知世)、永与長政(永瀬正敏)夫婦の現在の年老いた姿を描いた病院屋上での長い会話シーンもあるが、ほとんどは昭和20年3月終わりから4月中頃までの、丁度桜の花がほころびかけ、満開となり、散っていく約2週間の物語である。互いにひかれながら結婚できなかった悦子と明石(松岡俊介)。悦子を思うからこそ、悦子の結婚相手に親友・永与を紹介し、特攻を志願して若い命を散らす明石。その思いがわかるからこそ、運命を受け入れ、長い戦後を明石の分も生きていくことになる悦子と永与。「父と暮らせば」同様ミニマル映画といってよい作品で、カメラは悦子の家の外に出ることなく、俳優も専ら原田・永瀬・松岡と悦子の兄夫婦役の小林薫・本上まなみの5人だけで物語は進行し、かつての日本人の、要点をなかなか切り出さない会話と沈黙に終始する。非常に静かな映画で音楽の代わりに時計の音、遠くの汽車の音、そして象徴的に悦子の耳に聞こえる波の音等が効果的に使われる。よくこれだけの素材で2時間弱を飽きさせることなく、反戦のメッセージを確かに伝えるスタッフの技量に感心する。また、長回しの撮影が多いが、見事に反応する俳優たちの演技も素晴しい。
「青春」は戦争下でも希望だ!
黒木監督。 一貫して反戦思想。 今回の 作品は、昭和20年の敗戦直前の鹿児島が舞台。 当時の女性にとって男性はどううつっていたのか。 「職業軍人と民間の男性は異なってうつっていたのか。」 私の母に聞いたことがある。 「同じだった。民間の男性も徴兵されたら戦地に行く。死ぬのは職業軍人も民間男性も変わらなかった。」 私の父は海軍の職業軍人であり、特攻する飛行機乗りの養成教官であった。 父の日記は 教え子への申しわけない気持ちが連綿として綴られていた。「はやく、自分も彼らのもとにいきたい」 そして、父は殉職した。 残された母と子。 私は、この作品をみると、わが母のことを思い出す。母の友人の婚約者が海軍の飛行機乗りで、その友人が父であった。 紹介されたのだ。母の友人の婚約者は戦死。母はその戦死した男の友である父と結婚した。父も殉職した。赤子をもった未亡人になった。 この映画の良さは、あの時代に『青春』という言葉で当時の若者の姿を見事に明るく描かれていることである。 厳粛なれど、笑いもある。 青春はいかなる時代においても最高の力だ。 黒木監督が 最後の作品に この青春映画を残してくれたことに感謝する。 まだまだ、希望を見いだすことができる。そんな黒木監督のメッセージのように思えるのだ。 原田知世はすばらしい女優になっていた。しかし、おばあさん役は無理だ。これも笑える。
予想通りの映画でした
予想した通りの映画で、なかなか見る気が起きなかったのですが、まあ、見てよかった。小津安二郎風のセリフが延々続くので一時はどうなる事かと思いましたが。
ジーンとする。
静かな映画でしたが、後半にかけてどんどん胸に迫ってくるものがありました。
松村さん、とても淋しい。
 今や、作曲家の名前をみて映画を観ようと思うの松 村禎三さん、あなただけでした。あなたは、ずいぶん 前のインタビューでタイトルだけに音楽を付した『裁き は終りぬ』(アンドレ・カイヤット)を映画音楽の理想と していました。最後の最後で、とうとう自身でそれをや りましたね。  ただし、『裁きは終りぬ』の中身は往年のルネ・クレ ールの喜劇のようで、ちっとも面白くなかったのに対 し、本作がもともと戯曲が原作で、起承転結がきっち りF.O.する構成なので、狙いはバッチリ。小編成の管 楽器が明確なメロディを奏で、あくまで静謐な劇との 対比が鮮やかでした。  いくら予備学生でも、決死の出撃を前にした明石少 尉(松岡俊介)あんなに落ち着いていられるのかなど、 特攻映画というとどうしても言いたいことが出てしま うのですが、今回はやめます。松村さん、素敵な映画 音楽いっぱい書いてくれて本当にありがとうございま した。

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク