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雲ながるる果てに [DVD]

[ DVD ]
雲ながるる果てに [DVD]

・鶴田浩二 ・木村功 ・岡田英次 ・山岡久乃 ・沼崎勲
【エースデュース】
発売日: 2005-02-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,935 円(税込)
( 在庫あり。 )
雲ながるる果てに [DVD] ※一部大型商品を除く
鶴田浩二
木村功
岡田英次
山岡久乃
沼崎勲
家城巳代治
直居欽哉
八木保太郎
カスタマー平均評価:  5
学徒兵達は出撃前夜、「同期の桜」を熱唱した
これは、特攻隊員達の心情をつづった反戦映画だ。 それもかなりの力作である。その学徒兵達の思いがずしりと重いメッセージと なって迫って来る。そして、この映画のラストシーンは画面一杯の白い雲、 それに鶴田浩二の淡々とした声が流れる。「海軍中尉大瀧正男、身長五尺六寸、 体重十七貫五百、きわめて健康」。この言葉が、とても強く心に響いた。

清作の妻 [DVD]

[ DVD ]
清作の妻 [DVD]

・若尾文子 ・増村保造
【角川ヘラルド映画】
発売日: 2006-08-25
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,743 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,239円〜
清作の妻 [DVD] ※一部大型商品を除く
若尾文子
増村保造
カスタマー平均評価:  5
凄まじき恋愛至上主義
増村保造監督は溝口健二晩年の弟子なのですが、この作品はその溝口の兄弟子、村田実監督によって1928年に一度映画化されています。 何か因縁めいたものを感じさせますが、溝口本人の言によれば、村田は男性的な作風を得意としていたらしく、この作品は例外的な女性ものだったのでしょうか。 どれくらいの出来栄えだったのかも今となってはわかりません。 テーマから言えばこれはまさに増村にこそうってつけの物語です。 地獄の底で愛し合う一組の男女と、それをあざ笑う村人たちの因循姑息さの対比がすごいです。 とくにおかね(若尾文子)のことをあざ笑う女たちは彼女の美しさに、男たちはその色香に、自分たちの手が決して届かないことを知っているからこそ、罪を犯した彼女を痛めつけるときの残酷さには義憤以上のものが(性欲まで)見てとれます。 こういう人間の心の奥底に渦巻くドロドロしたものを描くのが増村の真骨頂です。  常連、若尾文子の何か深く思いつめたような目つきの素晴らしさは言うまでもありませんが、田村高廣も堕ちていく模範青年という難しい役を見事にこなしていると思います。 その生真面目さ故にあばずれと呼ばれている女の色香に魅せられ、最後は二人で堕ちるところまで堕ちていく(彼らの中では純粋に愛の世界に昇華していく)というある種のマゾヒゾムは、日本映画史上最高のインテリでありながら、むせ返るような恋愛至上主義的作品を造り続けた増村とどこか相通ずるものがあると思います。 規模的に言って、現代でも映画やTVドラマでリメイク可能な作品ですが、あの狂気の芝居をやりこなせる二人がいません。 そしてあの常軌を逸した恋愛至上主義を“理知的に”映像化できる監督もいません。 もはや再現不可能の異色作となってしまいました。 
泣いてしまう
増村監督の傑作「妻は告白する」に勝るとも劣らずの壮絶な映画でありながら、とても心温まる映画であるところが、この映画の特筆に値する点だと思います。僕はどうしてもラストシーンに泣いてしまうのですが、それはこの映画が人間の美しさを描いているからだと思います。「清作の妻」というタイトルも、実に単刀直入で味気ないと見る前は感じていましたが、今はこのタイトルしかないとすら思うくらい、若尾文子演じるお兼は、どこまでも清作の妻なんです。そして最終的に夫婦共に、いろいろなシガラミを断ち、人間として大きく成長し、力強く二人で生きていくというテーマが、本当に素晴らしいです。増村映画の最高傑作ではないかと個人的に思います。
愛の形
愛の形はいろいろある。沢山の小説、映画を見て来たが、これ程の異常な究極な愛は少ない。愛する男の目を五寸釘で刺し、刑罰を受けて帰ってからも二人で暮らす結末。正しくバッションだ。題材は日本の明治時代だが、現在にも起きてる愛の犯罪に匹敵する傑作である。反戦映画でもあり、部落民差別の映画でもあり、恋愛映画でもある増村保造監督の問題作品だ。
狂気か正気か
最初のほうは若尾文子の心境が理解できず、あっけにとられて見ていたが、 最後の最後で目からうろこが落ちました。 彼女は村の人から見たら狂気に見えるかもしれない。 けれど、僕には村の人々、当時の日本社会が狂気に見えた。 そして、若尾文子が美しく、純粋に見えた。 名作です。 本編とは関係ないのですが、DVDの裏側に一部ネタバレが書いてあるのはどうかと思った。 あれは、伏せておいたほうが見る人にとってはよいのでは? まあ、僕はそれを気づかずに見たのでよかったのですが・・・。

バルトの楽園 [DVD]

[ DVD ]
バルトの楽園 [DVD]

・松平健 ・ブルーノ・ガンツ ・阿部寛 ・高島礼子 ・國村隼
【東映】
発売日: 2006-12-08
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 900円〜
バルトの楽園 [DVD] ※一部大型商品を除く
松平健
ブルーノ・ガンツ
阿部寛
高島礼子
國村隼
池辺晋一郎
古田求
カスタマー平均評価:  3.5
WW1時代の日本を描いた作品は珍しい。
WW1における史実を元にした物語。日露戦争?WW1で我が国は、俘虜の取り扱いについて国際的にも高い評価を受けていた(日露戦争は「ハーグ陸戦条約」が適用された最初の大戦争)。事に板東収容所は、松江所長の人道的な指揮の下、世界でも有数の人道的収容所となっていた。  恐らく、光人NF文庫の『板東俘虜収容所物語』がベースとなっていると思うので、興味がある諸兄は是非一読して欲しい。  様々な登場人物の「ごった煮的」な物語構成なので、2回ほどみてやっとつかみ所が見えてくる。しかし、飽くまで事実に準じた作りになっており、久留米収容所に於ける俘虜に対する粗雑な扱いや、当時の日本人のドイツに対する感情(敵国としての敵愾心と、先進国として憧れる心)や、国破れた軍人らの心情を分かり易く伝えていると思う(ドイツ俘虜がヤケ酒してるシーンなど)。日本軍の旧型の軍刀や、45式軍衣が見られるのも面白い。  ただ、マニアな目線で見てしまうと、少々物足りないかも知れない。  青島での戦闘シーンが余りにもお粗末であること。同盟側の俘虜が実は一枚岩ではなく、ポーランド系、ハンガリー系、エルザス・ロートリンゲン系、イタリア系俘虜との間で対立や暴力事件が起き、その扱いが問題となっていたこと(これはパリ講和会議後深刻になる)、スペイン風邪が猖獗を極め、俘虜、衛兵、板東住民にも多くの犠牲が出たこと(司令官が墓参りしているシーンがあるが、彼らはスペイン風邪の犠牲になった俘虜達である)、また、あまりにも明治政府を悪いイメージに描いていること等・・・。  音楽的には、男声合唱による第九は貴重であるし、興味深い。しかし、あの小編成オケに重ねる音声がダイナミックすぎるのと、トランペットが独逸式ではなく、フランス式であったことが気になった(板東ではフランス式しか入手できなかったものと脳内補完)。  とはいえ、日本に於けるドイツ俘虜の扱いについてよく分かる映画であり、高い資料価値が有ると思う。
これを原点として今の日本国を見直そう。
 無条件に 「希望」が手に入る。涙があふれ出る。  日本国においてこのような「事実」があったのか。  驚き。  嘘八百でも良い。  会津藩士の死に損ないを父としてもち、育った男が大日本帝国の陸軍にて生き残った。  使命は青島(チンタオ)のドイツ軍捕虜収容所の所長。  陸軍内部での会津出身者の位置づけがわかる。  会津出身者の希望の星、松江豊寿 を演じるは松平健、あの時期に かような 状況があったとしたら。日本国住民とドイツの捕虜との不思議なる交流をつくっていたとは。  不思議な収容所は 四国は 徳島県の板東で誕生した。  奇跡の話が 山盛り。  涙流しながらこの作品を観た。  ここが『原点』であらねばならない。  今の日本国の状況を この作品を視て とらえ直す、すごい世界が浮かんでくる。  最後はベートベンの『第九』を演奏するドイツ人たち。  すごい。  必見。  まさしく夢物語。  しかし、今 私たちが必要なのは『理想の社会』である。
涙のおかげでエンドロールを見なかった私は勝ち組
まあ、タイトル通りです。 シナリオや演技などは普通は殆ど気になりませんでしょう。 何故かと言えば物語に引き込まれるから。本当に感動しますよ、これ。 ・・・ただしエンドロールはちょっと頂けないですね。少し強引過ぎる気がします。 エンドロールの際は目をつむって感動の余韻に浸ることをお勧めします。
最近の東映大作は大味。
本作を観終わった後の感想は、まず「北の零年」を彷彿させたことだった。あまり良い印象ではなくて、何か大味だなあ、という感じ。両方ともに大後寿々花が出ている、からではなくて、「北の零年」は行定監督入魂の大作なのに、一緒に組むはずだった戦友・篠田昇を失いあたまから失速気味だった雰囲気と似ているからだ。本作の監督は70歳を超えても意気軒昂な名匠・出目昌伸。でも、黒澤組や三船と組んでいた迫力はなく、総花的でとっ散らかってるイメージしかなかった。主役の松平健は途中からフラリと現われ、最後は第九演奏を最後まで聞かずに去っていく。共演のブルーノ・ガンツも存在感が薄く、出目監督はこの俳優の凄味を把握していなかったのではないか。他にも青いコンタクトをしてがんばった大後寿々花や國村隼、阿部寛などの豪華共演陣の扱いも乱雑気味で、もったいなかった。阿部寛なんて中盤までは何をやらかすか!といういい雰囲気だったのに、後半はほとんど登場さえしない。あと、何千人収容という板東収容所のオープンセットがショボすぎる。見た限りせいぜい数百人しかいなかったが、気のせいか。第九を聞いていたのも200人くらいかな。確かに東横映画の時代からこの会社の大作は大味ではある。でも最近の観客は色々なメディアで観ることができるので、後々の保存を考えたらもう少し堅く作ったほうがよいのでは(笑)。星3つ。
たたかいのない 戦争えいが
第一次大戦中の捕虜収容所のドイツ軍捕虜。それも日本にある収容所の話。戦時下、人々のこころがすさんでいる中こんな収容所があったことがすばらしい。 なぜ人は戦争をおこすのだろう。 一対一で会えば言葉が話せなくとも伝わるものがあるのに?と思う。 見ていて「戦場にかける橋」という映画を思い出した。 第2次世界大戦下のビルマ戦線における日本軍による連合軍捕虜収容所。こちらは、イギリス軍捕虜と日本の収容所の話だが、国内ということで町の人たちとの交流なども描かれており、これはこれで良かった。 が・・・テーマはすばらしいのに映画としては、全体にちょっと物足りなさを感じた。 もっとうまく掘り下げられれば良かったように思う。手作りの見るからに稚拙なヴァイオリンがあんな音を出すはずないし、収容所内の物資が不足している中での楽団が、あんなすばらしい演奏と合唱ができるのはむしろおかしい。 もっと手作り感のある演奏のほうがリアリティーがある。 それに最後のカラヤンの演奏。 むりくり日本人の”第9”好きにつなぐ必要性が全くないし、テーマとしてすばらしいだけにちょっとがっかり?かなっ

はだしのゲン [DVD]

[ DVD ]
はだしのゲン [DVD]

・三國連太郎 ・左幸子 ・佐藤健太 ・岩原千寿子
【北星】
発売日: 2007-11-01
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,767 円(税込)
( 在庫あり。 )
はだしのゲン [DVD] ※一部大型商品を除く
三國連太郎
左幸子
佐藤健太
岩原千寿子
カスタマー平均評価:  3
微妙
原作どおりにストーリーがなってたけど空襲シーンや原爆投下シーンで飛行機が全く現れないのが不思議だった。

兵隊やくざ DVD-BOX 上巻

[ DVD ]
兵隊やくざ DVD-BOX 上巻

・勝新太郎 ・田村高廣
【角川エンタテインメント】
発売日: 2005-06-24
参考価格: 16,800 円(税込)
販売価格: 13,101 円(税込)
( 在庫あり。 )
兵隊やくざ DVD-BOX 上巻 ※一部大型商品を除く
勝新太郎
田村高廣
有馬頼義
増村保造
カスタマー平均評価:  5
大人の娯楽映画
戦争を忌避し合法的に戦場(満州)から去るべく、事実上昇進を拒否し満期除隊を狙うインテリの有田上等兵<田村高広>。自分が上官に虐められてもそれを同様に初年兵に行って鬱憤を晴らそうとはしない。 そんな下に大宮二等兵<勝新太郎>が初年兵として送られてくる。こいつがとんでもない奴でなんと大宮にはびんたが通じない。素手で殴った方が手を傷めるのだ。ウルトラマンの様に喧嘩は強い。喧嘩が好きで浪花節の師匠から追い出されたが腕を見込まれその筋で拾われて居たという。ところが字も読めない直情径行型のこいつの純情が通じて有田は何度も面倒を見る嵌めになる。 痛快な娯楽映画だが戦後の庶民に受けた理由がわかる気がする。 与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」の”君は知らじな、あきびと(商人)の家のおきてに無かりけり”である。この時代の戦士は職業軍人ばかりではないのだ。 ラストシーンに子供の頃見た「小さな恋のメロディ」(メロディ・フェア)を思い出す。花溢れる草原を走る思春期の恋人達を乗せたトロッコ。アレはどこに行くのか小学生の私には想像付かなかった。 しかし、「兵隊やくざ」の主人公二人が脱走した機関車は彼らを何処に連れて行くのか大人は解っている。現実には中国服を用意したとて彼らにはスパイ容疑で外国人に殺されるか同胞に捕まって軍法会議、同様の結果だろう。大人の娯楽映画と書いた所以である。 シリーズで多くあるが説明した第一巻が一番コアな部分だろう。 勝新のうなる浪花節(紺屋高尾)も楽しい。
陸軍内務班はどうなってるの?
今や旧軍を舞台にした映画はもう作れないかもしれない。それでも、海軍あたりは多少可能性が無きにしも非ずだが、旧軍のしかも陸軍で内務班を描くとなるとかなり難しいものがあるだろう。本作は戦後20年経過した1965年、国民に記憶がまだ十分な頃の作品である。山本薩夫「真空地帯」「戦争と人間完結編」などは執拗に描いてはいるが、また、野村芳太郎「拝啓天皇陛下様」でもちらりと出ては来るが、陸軍内務班の生活やしきたりなど、ほとんど忘れ去られている。「ホシの数よりメンコの数」などという言葉は本作が無くては残らないかもしれない。主演の勝の田村も今はいないが、この二人はもちろん他の役者も兵隊の顔をしている。勝新太郎の浪花節の師匠役の山茶花究も味があった。第1作の出来が秀逸。他も水準以上。そして、増村作品のディープさ、もって瞑すべし。
リアリティーのある暴力
やくざ出身で字の読めない大宮一等兵(勝新太郎)と大学出の有田上等兵(田村高廣)が無二の親友になり、何度も軍隊を脱走しては再びび戻ってくる。脱走の動機は理不尽なイジメであったり、不服従であったり、軍隊内の腐敗の告発であったりと、いろいろである。インテリとやくざが助け合って生き残るのがテーマになっている。60年代中頃の映画でありながら白黒で撮影されていてリアリティーを醸し出している。また、戦後20数年しか経っていないので日本の男達に旧軍の余韻が残っていて、そのてんでもリアリティーがある。 脱走しても再び軍隊に戻ってくるのは、つらくて飛び出した軍隊より、自由なはずの外界のほうがさらにつらいからである。戦場は北満である。脱走したはいいが腹は減るし、周囲は敵がうようよいる。軍隊にいればとにかく飯は三度三度喰えるし、なにより安全だ。このコンビはそれを実際に口に出して言う。 映画『兵隊やくざ』の半分は喧嘩の場面だ。これはバイオレンス映画とも言える。しかし8本一気に観られたのはその優れた娯楽性にあると同時に、歴史性に惹かれたからだ。歴史と映画はもちろん違うが、戦後20数年しか経っていない時点で製作された戦争映画は戦争の余韻が色濃く残っていて、ディテールに信憑性がある。 最後の巻は終戦を跨いでの物語だが、「日本は負けたが俺は負けたわけじゃねえ」という頼もしい言葉で結ばれている。 日本の戦争映画は70年代までである。それ以降は見るに堪えない。監督も俳優も軍隊経験がなくなったし、日本人の顔つきと体型が変化してしまって戦前を再現できなくなったからだ。
「仁義なき戦い」と並ぶ、日本映画の大傑作
1枚ずつのばら売りをしていないのが残念ですが、ともかく「兵隊やくざ」をDVDで見られるのは素晴らしい。私の中では東映の「仁義なき戦い」と並んで日本映画のオールタイム・ベスト2です。 滅法強くて、愛嬌があって、義に厚い大宮二等兵。誰もが彼から目を離せないくらい魅力的。でも私は、軍隊に精通していて、しかもグレている有田上等兵どのが好きです。また上等兵どのを見つめる大宮の目がいい。戦争・軍隊・侵略という、個人ではどうにも抗えない歴史の激流のなかで、二人は精一杯自分を貫きます。すばらしい青春映画です。 現実にはありえない破天荒なコメディですが、この映画が撮られた昭和四十年頃はまだまだ現役で兵隊に行った方がいっぱいいたためでしょうか、軍隊生活の描写が自然です。原作者・有馬頼義には有田上等兵のように満洲での軍隊経験があり、軍隊に対してインテリらしい反感を持っていた。それが本作にも反映され、娯楽作品なのに希有な深みを見せています。 原作の小説『兵隊やくざ 貴三郎一代』にもっとも忠実なのが第一作。軍隊映画から戦争映画へと変貌する第二作。慰安所を描いた小説『続・兵隊やくざ』が元の第三作。陸軍刑務所から始まる、ちょっと仁義なき香りが漂う第四作(田中邦衛も出てるし!)と、作風もバリエーション豊かです。 小説も素晴らしいので、映画を気に入った方はもちろん、DVD-BOX購入を検討している方も、小説を手に取ってみてはどうでしょうか。光人社NF文庫です。 日本映画が一番輝いていた時代の、宝物のような作品です。まさに秘宝。
ようやくDVDが出るのは、朗報!座頭市とは違う勝新の演技力!
モノクロながら、勝新太郎演ずる暴れん坊と何故か仲の良いインテリ田村高廣(原作者自身なのだが)。水と油のような二人が、理不尽な上官を最後は手玉にとってしまう筋書きが、日本陸軍の実態を明らかにさらけ出しつつ、面白可笑しく最後にスカッとする流れは全作品に共通であり、最後の作品(下巻に収録)だけ、二人は別れ別れになるエンディング。同じような展開だが、基本的に喜劇仕立ての「二等兵物語」とは、一線を画す爽快さ!何と言っても、座頭市と違い、常に縦横無尽に動き回る勝新太郎の魅力に尽きます!実際の勝新太郎という人物を大げさに誇張すると、座頭市よりもこのキャラクターなのではないでしょうか?待望のDVD化が嬉しい限り!面白いですよこれは。

最後の特攻隊 [DVD]

[ DVD ]
最後の特攻隊 [DVD]

・鶴田浩二 ・藤純子 ・高倉健 ・若山富三郎 ・梅宮辰夫
【東映ビデオ】
発売日: 2005-08-05
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,035円〜
最後の特攻隊 [DVD]
鶴田浩二
藤純子
高倉健
若山富三郎
梅宮辰夫
直居欽哉
カスタマー平均評価:  5
イデオロギーを感じさせない戦争映画の名作
この映画は私が最も好きな映画の一つだ。DVD化される迄、この映画を観る為だけに今や邪魔なだけのビデオデッキを保持し、隣町のレンタルビデオ屋まで毎回足を運んでいた。 この映画は太平洋戦争を題材にしているが、戦争のアクション的な要素よりも、兵士達の人間ドラマに重点を置いている。 決死の特攻出撃を前に、国の為に既に死を覚悟している者、残される家族が気になり脱走を企てる者、特攻機を掩護し部隊を指揮する者、特攻機を整備する者等、それぞれの立場の人間の心情が、違和感なく描写されている。 そしてその一つ一つが観る者の、母国への気持ち、家族への気持ち、友人への気持ち、愛する者への気持ちに強烈に訴えかけてくる。偏屈なイデオロギーや、愛国心ではない。それらに共通しているのは人間愛というべき普遍のものなのかもしれない。だから私はこの映画を何度も飽きる事なく現在も観ているのだろう。 作中の設定も史実とミスマッチな物はなく、歴史考証的に捉えても、違和感のない作りになっている。 目的ありきの安っぽい戦争映画ではなく、観る者に考える機会を与えてくれる純粋な日本の戦争映画として私はこれ以上の作品を知らない。

新 仁義なき戦い BOX [DVD]

[ DVD ]
新 仁義なき戦い BOX [DVD]

・菅原文太 ・松方弘樹 ・山崎努 ・小沢栄太郎
【東映】
発売日: 2003-04-21
参考価格: 15,120 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 27,600円〜
新 仁義なき戦い BOX [DVD]
菅原文太
松方弘樹
山崎努
小沢栄太郎
カスタマー平均評価:  4.5
仁義なきシリーズ全て収納!
五部作を持っていたのでこの収納BOXは嬉しかった!

で、「新・仁義なき戦い」ですが、個人的には一作目の三好万亀男が好きです。第一部後半(同じ佐々木哲彦射殺事件)のリメイクですが、関(松方)と野崎(室田)を登場させたことによって(2人ともちゃんとモデルがいます)真実的にはこちらのほうが詳細です。最初のシーンで山守さんが青木の女をオメッチョ盗人する事件も実話に沿っています。

それとシリーズ初登場若山富三郎、安藤昇なんかもカッコいいですよ!

その後のこのシリーズは九州に舞台を変えてそれまでの群像劇から殆ど文太さん個人主体の物語に変わってしまいました。さらにほぼフィクション化してしまったので緊迫感欠けるのですがカーチェイスシーンなんかもあって深作アクションの真骨頂が観られます。「組長の首」の山崎努さんの演技(深作監督も絶賛)も見どころです。
暴力映画の頂点へ
このシリーズ3部作は前5作のいわゆる「実録篇」とは違い、フィクションでありながら″仁義″と言う聞こえの良い言葉で虚飾されたヤクザ社会を鋭く暴いた過激シーン満載の衝撃作であります。
その生々しい暴力描写からは″死臭″が漂ってきます。
特に新シリーズ2作目の「組長の首」のラストシーンは開いた口が、

しばらく塞がりませんでした。暴力映画の頂点を極めている作品です!
文ちゃん渋い!!!
最高でした!!!まだ前5作のDVD買ってないのでぜひ買って何回も見たいです!!!
文ちゃん渋い!!!
菅原の文ちゃんがめちゃめちゃ渋い、まだ前作5作買ってないのでぜひDVDを購入して見たいです!!!
新 仁義なき戦い BOX DVD
見終わった瞬間、君は旭で、僕は文太だ!


潜水艦イ-57降伏せず [DVD]

[ DVD ]
潜水艦イ-57降伏せず [DVD]

・池部良 ・平田昭彦 ・三橋達也 ・久保明 ・藤田進
【東宝ビデオ】
発売日: 2005-07-22
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,746 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,708円〜
潜水艦イ-57降伏せず [DVD] ※一部大型商品を除く
池部良
平田昭彦
三橋達也
久保明
藤田進
カスタマー平均評価:  5
8月5日は潜水艦イ-57鎮魂の日
物語の中でイ-57が永遠に旅立つ日が広島への原爆投下前日、8月5日というのは象徴的である。

とはいえ、あくまでも娯楽作品である。「轟天建武隊は降伏せず!」。ラスト近く、敵駆逐艦群に突撃を試みんとするイ−57河本艦長(池部 良)の「日本潜水艦イ−57は降伏せず 戦闘を開始する」という命令は、17年の時を経て「轟天号」(『海底軍艦』)建造中の神宮寺大佐(イ−403艦長)に達していたようであるし、本作品と同時にリリースされた『太平洋の翼』では硫黄島から脱出する安宅大尉(夏木陽介)を迎えに来た潜水艦(艦番不明、イ−57と同型?)の艦長をやはり池部氏が演じている。本作品をきっかけに「東宝特撮映画パラレル・ワールド」をあれこれと楽しんでみてはいかがであろうか。終戦間近、この時期“ゴジラザウルス”もマーシャル諸島ラゴス島でやがて『ゴジラ』となることも知らずにただ一人(一頭?)傷を癒していたと記憶している。

ホンモノよりもホンモノらしく見える特撮のリアリズム。CGでは得ることが難しくなった“被写体の存在感”を心行くまで堪能できる作品である。
相変わらずコメンタリー
で監督の話が、いろいろと飛んで、面白いです。
この監督のDVDはこのオーディオコメンタリーに隠れたファンがいると思いますが、途中、かなり危ないことを言っているのか、カットされております。

しかし海軍の余談話は本当に面白いです。そういう見方のできるDVDだと思いますよ。
ちなみに「ローレライ」の監督もコメンタリーに参加しております。
「女は乗せない神聖な場」の例外任務ですが、この女優の裏話も面白いですよ。


戦争と人間 DVD-BOX (初回限定生産)

[ DVD ]
戦争と人間 DVD-BOX (初回限定生産)

・滝沢修 ・芦田伸介 ・浅丘ルリ子 ・吉永小百合 ・北大路欣也
【日活】
発売日: 2005-07-21
参考価格: 26,250 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 21,000円〜
戦争と人間 DVD-BOX (初回限定生産)
滝沢修
芦田伸介
浅丘ルリ子
吉永小百合
北大路欣也
五味川純平
山田信夫
武田敦
カスタマー平均評価:  4.5
私たちの祖父は皆、莫迦だったのか?
テレビ放映で一度観たことがある。十代だったので内容が殆ど解らなかったが、漠然と、凄い映画だなぁ、と感じた。当時、戦闘場面・高橋英樹&浅丘ルリ子の愛・音楽にのめり込んだものだ。きっと、かなりカットされていたのだろう。今回のDVD-BOXのお陰で、以上に完璧に甦る!そうか、思い出した!左翼の役が多かったイケメン。最近トレンディドラマによく出てくる、あのぶよぶよ小父さん。二人は山本圭だったのだ。時は残酷なり…三國連太郎と佐藤浩市はやっぱり親子だ。顔は似てないが、体つきはそっくりだ。十代の頃も今も、左翼の描き方について「偽善的」に思える。確かに日本軍は大陸を侵略していったが、何の考えもなしに外の物を盗っていったのだろうか?私たちの祖父は皆、莫迦だったのか?何のために死んでいったのか?最後に、監督が山本學・圭兄弟の叔父とは知らなかった。
NO.28「せ」のつく元気になった邦画
<元気コメント>  戦争へ向かってという大きな時代の波に流されながらも、その中で生き抜こうとする気力に元気がわいてきました。
圧倒的迫力
 「人間の条件」と同じ原作者の小説の映画化だが、スケールはこちらの方が大きい。戦争の原因を1928年にまでさかのぼっているのはあるいは「東京裁判」を意識してのことかもしれない。よく善悪が分かれれすぐるとの評価を見かけるが、私はそんなことはないと思っている。話の中心の財閥の当主の伍代由介などはにわかに判じかねるキャラクター。滝沢修の存在感ある演技が物語に幅を持たせているように思う。左翼運動に関わる青年なんかはちょっと理想を追いかけているような感じはなくもない。それは山本薩夫監督の内面の何かがあるのかなと忖度してしまう。「工場のアイツ」という詩の朗読のシーンがあるが、あれは原作にはないもの。自分もかくありたかったということなのか。あの遊覧船のシーンはその昔助監督としてついていた「乙女ごころ三人姉妹」(1935)のシーンに何故か似ているような気がする。  この映画は日活の有り様が出演者で知ることができる。第1部は往年のスター(石原裕次郎や松原智恵子など)が顔をだしているが、完結篇には絵沢萌子、片桐夕子それに山科ゆりといったロマンポルノで活躍した女優が登場している。日活そのものの曲がり角を如実に表している。
激動の昭和を描いた不滅の叙事詩
圧倒的なスケールで描かれた日本民族ならびに東亜人民の不滅の叙事詩である。 邦画史上、二度と再現不可能な豪華キャスト、長春や奉天など満都の街並みを再現した大オープンセット、戦闘シーンのハリウッド並み大ロングショット、邦画としては総てが規格外。まったく夢のような大作と云うほかない。 肝心な群像劇としての人間模様もハリウッドの戦争映画のような単純な善玉(連合国側)と悪玉(枢軸側)の図式的対立に終わらない。さまざまな民族、階級、世代の男女が織りなすドラマは複雑で厚みがあり、非常に見応えがある。 わけてもノモンハンの壮烈なカタストロフィは圧巻。 浅丘ルリ子、吉永小百合のラヴシーンは息をのむ美しさ。 佐藤勝の壮大にして流麗なサントラも必聴。 民族の遺産として日本人ならば一度は観ておくべき、まさに国宝である。 ポリティカルフィルムとしてはコミンテルン史観に拠っているが、偉大な芸術の常として作品そのものが自律性を獲得しており、イデオロギーへの奉仕を拒絶している。 その点、米国の国威発揚戦争映画「パール・ハーバー」やソ連のプロパガンダ戦争映画「ヨーロッパの解放」の如きとは格が違う。 山本薩夫監督の構想では全5部作、日活の当初プランでは4部完結の予定であった。予算の都合で急遽3部で完結となってしまった事は誠に惜しまれるが、東京裁判史観で締められなかった事はあるいは天の配剤だったかもしれない。そういう偶然も作品の力(天命)である。 峻烈荘厳なる生死の関頭にあって、自らの死を凝視せざるものありや。 のがるる余地なき動乱にあって、東亜人民かく生き、かく戦い、かく愛し、かく死せり。 我らなにをか言わん。 願わくば満蒙の大地よ、とこしなえに静かなれ。 人よ、死者の国籍、その敵味方を問う事なかれ。 後世に続く者のの為に死にし総ての御霊に黙祷を捧げん。
共産党礼賛が虚しい・・・
これだけのキャストこれだけのスケールなんとすごい映画だろう。 この物凄いパワーは空前絶後の言葉がふさわしい。日本国がある限り今後これを越えるものは絶対生まれないといっていい。 ただなにせ時代がかっているのが痛々しい。「日本人は悪者、共産主義は素晴らしい!」こんな常識が跋扈している時代があったのだ。日本は戦後アカ化してどこまでもおかしくなってしまっていたことが窺い知れる作風に、ほとほと苦笑してしまう。これじゃあ、今さら「自由主義という前提で愛国は大事」なんて唱えてみても「右化」と取られても仕方がない、と現代に通じる問題を浮き彫りにする。 五味川の左傾した台本に致命的な問題があるにしても、やはりこの作品のスケールのでかさ、渋さに比してみれば小さなことだと思える。一度は観て、現代のドラマの稚拙さをわかって欲しい。 ただ、間違っても「日本は悪いことをした」なんて無知な影響を受けないように。

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク