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[ DVD ]
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D坂の殺人事件 [DVD]
・真田広之 ・嶋田久作 ・吉行由美 ・大家由祐子 ・岸部一徳
【東映ビデオ】
発売日: 2007-01-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,743 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・真田広之 ・嶋田久作 ・吉行由美 ・大家由祐子 ・岸部一徳 ・江戸川乱歩
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カスタマー平均評価: 4.5
やっぱ買い 諸兄ご指摘のとおり、真田がイイ。
押さえ気味の演技とセリフがむしろ彼の内面世界を大きく押し出して映像に出ちゃってます。
しかしそれは彼のポテンシャルあってこそ。一般にはこれを指して『迫真の演技』と云うかと・・。
それと小林少年の三輪ひとみ。大女優ですからウィキペディアで検索くださいって知ったかですが
姑獲鳥の夏を観るまで知りませんでした。完璧な死体姿に惚れました。あの映画で一番印象深かったです。
あのシーンだけで他の作品も観たいと、それも本作を買った大きな理由です。そして完璧な美少年姿に
二度惚れました。
亡き実相時監督。最近の映画の中で『日本家屋撮ったらピカイチ』ではないでしょうか。セットを
作れる予算があるのも大きいですが。
作品自体は『屋根裏?』のストーリ/豪華キャストにやや軍配ですが、本作とセットでBOX化すべきです。
素人の勝手な感想で恐縮ですが近年、日本男優(しかも演技派と名高い)はハリウッドだかオスカー
だか存じませんが『演技が大きい』とみえます。日本の男っていつからそんなに泣いたりわめいたり
一点を凝視したり表情豊かになったの?カッコわる。『欧米かっ』て突っ込んでしまいたいです。
TVドラマのキ○タクさん(ファンの方スイマセン)も、いちいちどっか見すぎですよ。そんなに
つくらないでもいいです。新宿コマの舞台見てるみたいです(新宿コマの舞台が駄目だなんて事
ではありませんので)。批判は極力しない様に努めてますがつい云いたくなりました。
妖しきサナーワールド。 真田広之マニアはこの作品を語らずして何を語る?
妖しいまでの真田広之の凄艶さに酔いしれていただきたい。
この映画は内容もさることながら、真田広之演ずる「蕗屋清一郎」の完成度が高い。
「自己陶酔」の世界。
官能を刺激する舞台と倒錯者である主人公:蕗屋清一郎。
冒頭からウットリするような蕗屋の存在。
エロティックを目線で表現する真田広之の色気に脱帽です。
どんどん自分の美しさに引き込まれる蕗屋の異常なまでの精神状態をご堪能下さい。
ただし、一部R-15な場面が展開されますので家族団らんでの鑑賞は避けられたほうが無難でしょう。
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容疑者 室井慎次 [DVD]
・柳葉敏郎 ・田中麗奈 ・哀川翔 ・八嶋智人 ・吹越満
【ポニーキャニオン】
発売日: 2006-04-19
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,308 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・柳葉敏郎 ・田中麗奈 ・哀川翔 ・八嶋智人 ・吹越満
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カスタマー平均評価: 2.5
室井カッコイイからいいんぢゃない 内容が中途半端で、、わかりますが、まぁ、そこまで期待するのも、、
室井さんカッコイイからいいかなと、、、。
八嶋智人ムカツク 何だあの弁護士軍団。全員ムカツク。
灰島でドラマスピンオフ出たみたいだけど見る気しねぇ
しばらくしての2回目視聴です。最初見たときはつまんなかったけど、今回はまあ話も分かってたし2回見ないと分かんないってのもどうかと思うけど、まあややこしい話に違いない。
その他の部分、室井さん周り、過去話とか、田中麗奈とか、新宿警察?会川翔とかまあ許容範囲。
最後に灰島をグーパンで誰か殴って欲しかった。そんだけ。
織田裕二出てないので、それはそれで見ないとね。
「踊る」ファンとして残念の一言 踊る大捜査線のスピンオフ第二弾。
「踊る」ファンとして、そして室井ファンとして期待していた分、余計に
がっかりした。
一言、つまらなかった。
たしかに、組織人として少し問題のある室井ではあるが、何もここまで無理
して問題を起こさせずとも、視聴者の望みどおり早く出世させて次回作へと
繋げても良かったのではと、お節介ながら思わずには観れなかった。
ファンとしてお金のためにこれ以上「踊る」を汚さないでほしい、そう願う
ばかりです。
非常に素晴らし作品だと思う。 セルピコのような非常に硬派な刑事ドラマの傑作です。(ちょっと褒め過ぎかな…)もっとも主役が他の人だったらの話ですが。柳葉敏郎の大根っぷりがすべてを台無しにしています。この際ハッキリ言います。柳葉敏郎は役者として三流です。
とりあえず ストーリーうんぬんが薄いとか無理があるとか、そういった話は他のレビュアーさん達と同意見なので省きます。
個人的に一番気になったのがやはり演出力の無さ。
音楽は重厚でとても雰囲気が出てるのに、映像が追いついてない。
ここでワンカット入れば…というシーンばかりで映画に入り込めない。
他のシリーズの演出は凄く良いのに…演出家さん変わってしまったんでしょうか?と思うくらいのセンスの無さ。
そして室井さんの過去話ですが…正直今まであった室井像を全て壊された気分でした。あの過去話が入ったが為に、室井さんという人間がとても薄くなってしまったようにも感じます。
ああいうキャラクターは過去など中途半端に出さない方がよっぽどカッコイイと思うのですが…。
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[ DVD ]
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L change the WorLd [通常版] [DVD]
・松山ケンイチ ・工藤夕貴 ・福田麻由子 ・南原清隆 ・福田響志
【VAP,INC(VAP)(D)】
発売日: 2008-06-25
参考価格: 3,675 円(税込)
販売価格: 2,815 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 317円〜
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・松山ケンイチ ・工藤夕貴 ・福田麻由子 ・南原清隆 ・福田響志
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カスタマー平均評価: 2
それなりには楽しめます が・・・Lのイメージがうんぬんの前に突っ込みどころ満載です。まずタクシーの運転手がおかしな少女を警察に連れていかず見も知らないLに説明口調で話すのもおかしい。まきちゃんが復讐一人でのこのこ行くのも馬鹿丸だしです。飛行機を乗っ取った女が「学校じゃないのよ!時間割通りに行かないわ!」のセリフは笑えました。あっ、今Lがアクションしてる(笑)テンポが良くそれなりには楽しめます。
右へ倣え。 言いたい事は皆さん書かれてるので自分は端的な感想を述べさせてもらいます。劇場で観ましたが、とにかく内容がつまらない。何故か序盤からバイオハザードみたいな展開で、安いB級パニック映画の様だった。Lじゃなくては、と言う必要性は全編微塵も感じられませんでした。最後は強引にニアの名前を持って来て「それ」らしく占めているが正直「なんじゃそりゃ。」と思った。間違い無く駄作です。それだけの事なので文句も言う気も失せます。ただ普段見る事の出来ないLの姿が見られると言うのは良い部分だとは思いますが、しかしだからこそこの内容(ストーリー)は納得できない。自分からの提案ですが、これからは映画は誰しも二十分くらい試し観出来る様にして、観たい人はお金を払うと言うシステムに変更してもらえないでしょうか。時間と金の無駄です。
なんだか・・・ 監督も脚本も変えてはいけないと思います。
クールでテンポよくてカッコいい都会的な世界観が完全に失ってしまいました。
ナンちゃんのお芝居もくさすぎました。
超駄作 こんなつまらん映画は久しぶりに見た。
時間のムダ。
役者さんが可愛そう。
つまらない デスノートが楽しかっただけに期待はずれ。話の筋も甘い。なんかショック(T_T)
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餌食 淫らな聖女 [DVD]
・濱田のり子 ・小沢和義 ・池田成志
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2009-08-07
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,926 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・濱田のり子 ・小沢和義 ・池田成志
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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CURE キュア [DVD]
・役所広司 ・萩原聖人 ・うじきつよし ・中川安奈 ・洞口依子
【角川映画】
発売日: 2007-07-27
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,599円〜
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・役所広司 ・萩原聖人 ・うじきつよし ・中川安奈 ・洞口依子 ・黒沢清
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カスタマー平均評価: 4.5
サイコサスペンスの最高傑作 いや?面白かった? 間違いなく黒沢の最高峰 セブンを超えるサイコサスペンスです
低俗な日本映画やサスペンス映画が増えていく一方 このようなサスペンス映画は今時貴重だと言えます
元FBI心理分析官であるロバート・K・レスラーが「これは私の経験や知識にない前代未聞の恐るべき犯罪だ」
と絶賛しているように暗示だけで人を殺せる恐ろしき恐怖を描いています
役所広司の演技も素晴らしい DVDも是非欲しいです 間違いなくサイコサスペンスの最高峰
神経を逆なでする静かな狂気に満ちた映像と音 どうして彼が間接的に人を殺せるのか、最後までよく分からない・・・
不明の謎として最後まで残しておくことがこの映画の主題であるかのように。
当たり前の日常の光景が突然、異常殺人の現場となり、賢明すぎるくらい
良識ある人物が徐々に変質していく有り様など、動機の見えない奇怪な死の連続と
その謎解きの興味で最後まで見てしまい、自分まで少しおかしくなる感覚に
襲われる・・・じっと何かを凝視するようなカメラワークの画面に、自然音と
人の声以外に、時おり何か奇怪なうねりや音響が紛れ込むことで、静かに発狂していく
感覚とでも言うべきか・・・。
まさに適役というべき、萩原聖人の好演にも支えられているが、
やはり一番恐かったのは、廃屋で目にする催眠療法の記録である!
この古い画像と音声から幽かに何かが聞こえてくるような錯覚こそ、
最も戦慄すべき恐怖だった。
ジャパン・サイコの最高峰。
美しい海岸の砂丘のシーンからこのサイコ・サスペンスは始まる。
自分の名前も思い出せない男・間宮(萩原聖人)は、そこで一つ目の殺人教唆を犯す。
それは、医大の精神科の学生だった間宮が、催眠術を使って人々の心の奥に潜む狂気を呼び覚まし、
潜在的願望を開放して<CURE/癒し>するという行為だった。
その猟奇殺人犯を追う刑事の高部(役所広司)は、事件を追っていくうちに、自らが抱える不満を表出していき、
皮肉にも癒されていく。高部には、精神を病んだ妻がいたのだ。
もちろん高部は妻を愛していたが、心の底では、疎ましくも感じていたのだ・・・。
誰にでもある潜在的不満。現代のストレス社会にあって、それは否定できない事実である。
誰もが心に満たされぬ思い、癒されぬ自分を抱えている。
そんな心の隙間にスルリと入り込み、眠らせていた怒りや黒々とした得体の知れぬ怒りを解き放つ。
観る者をぐいぐい引き込んでいく緊張感のあるストーリー展開に、いつの間にか魅せられて行く。
やがて高部の妻が空っぽの洗濯機を回す音が耳から離れなくなる。そして、追い討ちをかけるように間宮は、
『あんた、誰?』『おぼえてないよ』『あんての話し、聞かせてよ・・・』と、不気味に人を駆り立てる。
やがて高部は、間宮を拘留し尋問を続ける。
しかし間宮は、今まで癒した誰よりも、刑事の高部に救済者としての資質があることを見抜いた。
そして、逆に高部を不安と苛立ちの極致へと追い込んでいくのだった・・・。
黒沢清監督は、アントン・メスメル(メスマー)の催眠療法や動物磁気をモチーフに、異色のサイコ・サスペンスの世界観を作り上げている。
何気ないクリーニング店の会話、ファミレスでのウエイトレスとのやり取り、そして路線バス。
何れも同様のシーンが二度出てくるのだが、一度目と二度目では、その意味する所は全く違うものに成っている。
特に、ラストのファミレスのシーンの引き画は怖い。接客で高部に接したウエイトレスの片手には・・・。
あ?、怖いですねぇ怖いですねぇ。
このレビュー・タイトルのコピーが、『サイコの最高峰』。
あー怖いですねぇ。
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[ DVD ]
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呪怨 2 劇場版 デラックス版 [DVD]
・酒井法子 ・新山千春 ・堀江慶 ・市川由衣 ・葛山信吾
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2004-02-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 210円〜
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・酒井法子 ・新山千春 ・堀江慶 ・市川由衣 ・葛山信吾
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カスタマー平均評価: 3
まったく意味がわからない・・ 怖いことには怖い・・がストーリーがまったく解らない・・?
まずキャラがどうゆうふうに物語に関わっているのかとゆう部分で悩む・・。
冒頭で意味なくいきなり襲われ、そこを基点に次々襲われるのだが、登場人物と名前がいまいち一致しないので混乱する。
見ていて、「こいつ誰?」っとゆうのがたびたびある。
ってか、あの女子高生のシーンが一番意味が解らない。
時間軸がおかしく表現されているので、一体なにが起きているのか解らん・・。
一番謎なのが、出産シーン。
何故伽耶子を生むのか・・。伽耶子はアホなのか・・?かなり意味が無いシーンだと思った。
子供に生まれ変わった(?)伽耶子に結局殺され、意味が解らないエンディング。
開いた口が塞がらないとはこのことか・・。
1の方が面白かったよ・・。正直駄作といってもいい・・。
唯一、ちょっと感動した殺された母親が娘を助けるシーンがあったので、星二つ。
まあ・・結局意味なかったけど。
伽耶子が何をしたいのか全然解らん。
無駄の多い殺戮ゲームみたいだ・・。
映画の見方 映画には見方がある。
一番いい方法、楽しめる方法はもちろん映画館に行くことだが。。
アクション映画などいつでもどこでも誰とでも楽しめるものは色んな楽しみ方が出来るが、
ことホラー映画はそうはいかない。昼に明るい所で誰かと見ても全然怖くないのは当たり前なのだ。
まずホラーを見る時は時と場所の準備をしっかりしよう。
その方が100倍楽しめる。
具体的には真夜中、部屋を真っ暗にしてヘッドフォンで一人で見てみることをお薦めする。
絶賛される伽椰子や俊雄の怖さがわかるはずだ。
内容については他の方が書いているので書きませんが、先入観を持たずに見て欲しい。
評価は低いが見方によって案外それ以上に楽しめる作品だと思う。
怖いけれどなー 微妙に古い家が怖い。染みが怖い。声が怖い。
子供怖くない。白いメイク怖くない。
家が自分ちに似てたので個人的には怖かった。
物語に深さはなかったけど結構怖かった。あの家は本当にいわくつきの家らしい。
女、長い髪という要素はやっぱり怖いけど、それに頼ってる部分はあるかもしれない。
さらに広がる恐怖。新山千春のエピソードが怖い!酒井法子がホラークイーンという配役が面白い。 例の家に取材に来たテレビレポーター・クルーの一行に、またもや襲い掛かる呪いの恐怖。
酒井法子がホラークイーンという配役が面白いです。
新山千春はレポーター、葛山信吾(仮面ライダークウガ)はディレクターという設定。
一番怖いと思ったのは、新山千春のエピソード。
毎日、決まった時刻にアパートの壁をたたく音が…。角部屋で隣はいないのに。その正体は…。あー怖い!
今回も、時間と場所が錯綜していて、ああ、このエピソードは、ここにつながるのか・・・という構成は面白い。
終盤はさすがに強引かな、酒井法子がかわいそう過ぎるかな、と思います。
全体としては、やはり弱い。
やはり「・・・2」という感じで、オリジナル・ビデオ版1作目、2作目、劇場版1作目と徐々にグレードダウンしてはいますが、
それでも、シリーズを続けて観ているファンには、十分面白いし、おすすめです。
理由なんておそらく無い あの幽霊が人を殺すのに対した理由は無いと思いますよ。ただ死ぬときの怨みが強すぎて周りに呪いを無差別に振り撒いてるんだと思います。けどいくら何でも同じ内容で作りすぎ。全シリーズ合わせると5本ですが、ほとんど中身変わんない。まるで「13日の金曜日」(笑)と思ったらハリウッド版の2が製作中らしいです。もう止めてください
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[ DVD ]
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トリック -劇場版- 超完全版 [DVD]
・仲間由紀恵 ・阿部寛 ・生瀬勝久 ・山下真司 ・芳本美代子
【東宝】
発売日: 2003-06-21
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 4,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 607円〜
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・仲間由紀恵 ・阿部寛 ・生瀬勝久 ・山下真司 ・芳本美代子
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カスタマー平均評価: 3.5
劇場版としては不満足な出来。TVシリーズのほうがおもしろい この劇場版で初めてTRICKを見た人は、かなりおもしろいと思ったみたいですが、テレビシリーズの方がおもしろかった。
劇場版なので、さすがに配役に山下真司、竹中直人に伊武雅武とおごったけれど、ロケや舞台装置はTVの時とさしてかわらない。最後の山火事のシーンがまあ、お金がかかってそうといえばそうだけれど、これを劇場で高いお金を払ってみた人はちょっと不満が残ったかもしれない。
監督が堤 幸彦なので、コミカルな会話はお得意なのだけれど、シリーズ特有の、ちょっとキモい雰囲気が出し切れていなかったと思う。
TV放映で充分 いまさら、この作品を日本映画協会のきめたバカ値で買おうとも思わない。
何回もTV放映されてるし。
でも、定価でも26%Offでも買う気のない自分でも
マケプレの最低値でなら入手する気になったのは、
つい最近のTV放映で気づいたことがあるから。
それは、森の中で隠れて暮らす少女が『成海璃子』だったから。
奈緒子を村に呼んだ2人が、
村のご託宣ババアに「産んではならぬ」と言われても隠れて産み育てた娘という設定の。
最後の 出演者名が流れる処でも確認した。
「塚本璃子」と記されていた。
『瑠璃の島』『神童』『受験の神様』などに出演したあの娘です。
以外な子役 琴美役の塚本璃子は、今人気女優の仲間入りしている「成海璃子」の子役時代の名前で、
本名である。
かつて角川金田一耕助シリーズが時代を画したように、2000年代のエポックとなる清新な作品世界と登場人物達 GW中のCS一挙放送で初めて見ました。賛否両論ありますが、とても面白いじゃないですか。ドラマ本編を見ていた向きにはこたえられない設定満載で、菅井きんの宜保愛子然とした怪演が強烈だった第1?3話やミラクル三井登場の第4・5話の世界観そのままです。人里離れた山村で起こる怪事件。それは因習と迷信に満ちた孤立世界ならではの物語であり、国家権力も及ばない閉ざされた世界(まあ生瀬さんが刑事なら仕方ないが)。謎の解明とともに訪れるカタストロフィ。本物の霊能者であることを匂わせる奈緒子の母=野際陽子の存在感。そして豪華な出演者達…。
これは私が小さい時に見ていた角川金田一耕助映画のテイストにごく近いものです。しかもそれにドリフがパロディでやっていた要素(背後から亡霊が迫っていて「志村後ろ後ろ!」と観客が叫ぶあの感じ)を前面に押し出し、そして仲間由紀恵と阿部寛がギャグ&お約束の貧乳・巨根ネタを応酬していて見事な現代的清潔感のある夫婦漫才を披露します。問題の“トリック”は横溝正史原作レベルのクオリティには及びませんが、互いに「人間の愛憎や血の呪縛」に触れている部分があって、やはり近似性を感じる訳です。金田一耕助シリーズは大流行した70年代当時でさえアナクロニズム的でかえってそこに新鮮な魅力があったのですが、この『トリック』も2000年代に新たな価値観を掘り起こすことを可能にしたエポックメイキングな作品になりました。40代位の視聴者には「トリックが甘い」、30・20代位には「ギャグが滑っている」と辛い評価になるのかも知れませんが、しかし今まさに私が触れ合っている高校生には「色々と目配せがあって何となく深いものに突き当たる」という評価が多いです。私自身70年代からとことん映画を見続けてきましたが、これがこのシリーズの最も正当な評価だと思います。立派なエンターテイメント、そして時代を画した1シリーズです。どうぞご覧あれ。
ちょっと・・・・・ トリックの大ファンで劇場版もとても楽しみにしていたが、正直「?」だった。ファンにとっては馴染みのメンバーの顔が見れるだけでも良いが、ストーリー的には行き当たりばったりのドタバタ劇に感じた。1シリーズの作品が含んでいたある種の社会風刺、斬新で実験的な構図や空気感はここでは見られない。見ていて「ニヤッ」とさせる笑いではなく、単なるコメディーを狙っている。しかし、笑えない。唯一、ラストシーンが救いだった。個人的な好みかもしれないが、トリック全作品を通じて山や森に行くエピソードはどれもあまり面白くない気がする。(『六つ墓村』は除く)トリックの熱烈的ファン以外にはあまりおすすめはできません。
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[ DVD ]
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砂の器 デジタルリマスター版 [DVD]
・松本清張 ・野村芳太郎 ・丹波哲郎 ・加藤剛 ・森田健作
【松竹】
発売日: 2005-10-29
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,800円〜
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・松本清張 ・野村芳太郎 ・丹波哲郎 ・加藤剛 ・森田健作
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カスタマー平均評価: 5
原作を超えた芸術。 原作を先に読んでいた私…初めて野村監督作の映像を観たときの衝撃は、今でも忘れられません。ここ数年、山や田畑の緑が眩しくなる季節になると、必ず『砂の器』で大泣きするのが、我が家の恒例行事になっています。原作にはない、美しい日本の自然美と、らい病患者の父と子の宿命的な暗闇の旅路。らい予防法が撤廃されたのは、90年代。忘れてはならない日本の現実が、しっかりと描かれていました。原作は、中盤ちょっと長いかな?と思いながら読みましたが、映画は展開が早すぎるくらい。しかし、原作を超えた日本映画の不朽の名作です。
親子で見たい映画 松本清張の小説は、人間や社会の深層にひそむ悪意や醜さを告発する、
性悪説に基づいた内容が多いのですが、映画「砂の器」は、ぜひ親子で見てほしい映画。
もうお涙頂戴はわかっていつつも、加藤嘉と子役の男の子の苦楽をともに
した放浪と別れのシーンは、劇中の丹波哲郎と一緒に思わず涙涙涙。
ミステリというより人間ドラマですね。
デジタルリマスター版ということで、四季のあざやかさとともに、
感動も蘇った気がします。
これは保存版決定DVD。
凡人のワテの人間形成に影響したといえる人類史上最高の映画 山田洋次監督ですら脚本担当、という当時のオールスターキャストによる古きよき日本映画の金字塔的作品。デジタルリマスターということで、シャープのアクオスの最新46型液晶テレビで鑑賞さしていただきましたけども、やはり本作は劇場向けに撮影されておりますから、26年前に松竹の映画館で見たほうがやはり凄かった。さすがに筋までは全部覚えておらんが、各シーンはかなり覚えておる(あるいは、リマスター版ではちょっと編集しておるのかもしれん)。
デジタルリマスターにより、田んぼの風景や昔の日本にはどこにでもあった看板、いまとなっては古めかしい家屋、テーマ音楽とともに悲哀や宿命を感じさせる海と海辺の映像が大変クリアになったのがエエ。音声がアナログなのが影響しておるのか、ちょっとだけですけども映像とずれとるような気(とくに丹波哲郎と森田健作の捜索シーン)がいたしました。
今となっては、テレビのドラマ版を観た方の方がむしろ多いかもしれんです。で、そちらと比較しますと、映画の方は和賀(加藤剛)のせりふはほとんどなく、今西刑事(丹波)や吉村刑事(健作)の側から、和賀の内面に迫ろう、というアプローチ。リメークされたドラマでは、和賀(中居君)が自宅でピアノの前で沈思黙考(あるいは作曲)したり、トヨタソアラで現実逃避したり。もっとも対照的なんが、和賀(秀夫)が最後に千代吉(父親)とドラマでは再会しひざまずいて慟哭するところが、映画では、ピアノ協奏曲の弾き振りの舞台裏(東京文化会館大ホールと思われる)で、逮捕真近で幕となる点。この心理的アプローチの違いは明らかに作り手が意図したもので、それぞれの味わいの違いの比較を楽しませてもろうた。時代の違いによる千代吉のらい病と放火による隔離の違いはむしろ、些細な違い、と思えますがな。
後に霊界を説いた丹波哲郎が解明してゆく捜索は、なにやら神懸り的でスリルがあるし、今西(丹波)刑事が捜査のためにたづねた千代吉が和賀の写真を「こんな人、知らん!」といって号泣するシーンは、世界の映画史上最高のシーンやろうと思います。
26年も前に観た映画なのに、ずっと脳裏に刻み込まれていたシーンはやはり千代吉と秀夫の放浪のシーン。わらぶきの家から日本海、雪景色の野や神社を通り、桜の野でのいじめ、夕焼けの田んぼ、飯ごう、きれいな緑と警官、そして亀高の三木巡査。凡人のワテの人間形成に影響したとさえいえる、人類史上最高の映画やな
素晴らしいのは、何といっても「砂の器」というタイトルでは!? 宿命という交響曲、日本の春夏秋冬を感じさせる二人が流浪するラストシーン等々、感動する場面はいくらでもありましたが、やはり一番素晴らしいのは「砂の器」というタイトルではないでしょうか?
映画の冒頭の、逆光の中で「砂で作られた器」がさらさらと崩れていくシーンがありましたが、「砂で出来た器とは、壊れやすいものの象徴」で、それが意味するものは何か?一体、原作の松本清張氏は、読者に何を伝えたかったのか・・・
カタカナ文字の多い現代では、中々想像力を掻き立てられる言葉は少ないですが、この「砂の器」には、非常に想像力を掻き立てられます!
私はサラリーマンですが、小説を書きたいと思っています。
書くのであれば、決めました。
「続・砂の器」に。
「そんなことは決まっとる!」 親子の絆と宿命を息もつまる緊張感で描いた本作の白眉は、何と言っても
冒頭でどんぶり飯を上手そうにかっ込む森田健作の姿…冗談です(でも印象には残る)。
ほんのわずかな手がかりにすがって殺人事件の犯人を追うヴェテランと若手の刑事二人。
若き音楽家・和賀英了がつかみつつある栄光は、タイトルが象徴するように…。
意地悪な見方をすればお涙ちょうだいだし、和賀の舞台衣装は既製品っぽいし、
『鬼畜』『復讐するは我にあり』のイメージが強烈過ぎて
緒形拳が演ずる根っからの善人・三木謙一には若干の違和感がある。
それでもめっぽう面白い。迫真の演技、ハンセン氏病への差別を告発した問題意識、
さざ波のように始まり怒涛のクライマックスへ収斂するストーリー作りの上手さ。
これだけ見ごたえのある映画はそうあるもんじゃない。特にキャストの演技がすごい。
丹波哲郎の重厚な演技と森田健作の火が出そうにがむしゃらな演技の激突も見事だが、
大仁田厚似(オイ)の子役・春日和秀が、
一言のセリフもなくひたむきな視線とこぼれる笑顔で
そうそうたる顔ぶれの大人俳優と対等に渡り合っているのも驚き。
過酷な境遇の中でおかゆか何かを食べながら父親と戯れる場面はハンカチなしに観られない。
自業自得とは言え残酷な結末を迎える和賀の心境を、
丹波哲郎が汲み取っているところがカタルシス。
とにかく面白いです。
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[ DVD ]
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大誘拐 RAINBOW KIDS [DVD]
・風間トオル ・北林谷栄 ・樹木希林 ・内田勝康 ・西川弘志
【東宝】
発売日: 2006-02-24
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,760 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・風間トオル ・北林谷栄 ・樹木希林 ・内田勝康 ・西川弘志 ・天藤真 ・岡本喜八
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カスタマー平均評価: 5
良作 いかり警部が登場する時のこの独特な雰囲気 古き日本の推理小説系を彷彿とさせます なぜかこの作品を皮切りに怪人二十面相系の映画はめっきりと消え失せてしまいますそういう意味でも貴重 また日本の風土山が舞台となっておりアジア独特の文化が入り混じっております これもまた貴重 いろんな意味でレアなこの作品はおすすめです
良くできた作品です 2005年に逝去された岡本喜八監督の晩年の名作です。
晩年といっても1991年作品なので、60代の作品なのですが。
コメディとして、風刺作品として非常に良い出来だと思います。
脚本の面白さと、主演女優北林谷栄さんの個性と演技力が、この作品の面白さを高いレベルに引き上げていると思います。
こんなシニカルで男気のある山林王(山林女王というべきか)がいたらおもしろいなあと思ってしまいました。
北林谷栄さん演じる柳川とし子刀自+誘拐犯v.s.緒形拳率いる警察のだましあい。
本来誘拐の被害者であるはずのばあちゃんがなぜ?
なかなかひねったストーリーなのですが、こねくり回しすぎず、難解でもなく、ほど良い緊張感とハラハラ感を与えてくれます。もちろん適度な笑いも。
娯楽作品監督としての岡本喜八監督の真骨頂を見る思いです。
面白い! 単純に「面白い!」と言うことのできる映画を、私は最近観ていなかったのだが、これは本当に面白い!
もちろん出演者の演技力と監督の技量との結晶なのだが、これほど幸せに心から楽しむことができた映画は、本当に久しぶりだ。
内容については他の方々が記述されているので、私がここで述べるようなことはない。
出演者も豪華。個人的には嶋田久作氏の出演が嬉しい。帝都物語や帝都大戦での加藤保憲役のインパクトが強烈だったので、こういう役柄での出演には嶋田氏の演技力の幅が感じられて実に嬉しい。
ナレーションも担当しているが、どうしても加藤のイメージと重なってしまって、「霊力を操るのか?」とか「この俺に勝てると思っているのか!」とか「出よ・・・将門」とかの台詞をつい思いだしてしまう。
嶋田氏にとっては迷惑千万な思い込みだろうけれど。
他にも山藤章二氏や今は亡き影山民夫氏などもちょっとだけ出演している。
ラストシーンは日本の映画史に残る名シーンではないだろうか。
岡本喜八監督の晩年の名作の一つで 奇想天外な誘拐物語。刑務所を出所したばかりの健二(風間トオル)は誘拐を企て紀州一の地主でお金持ちでもある柳川家を狙う。
ここで面白いのは、誘拐された柳川とし(北林谷栄)が身代金5000万円として、見くびっては困ると、健二らに怒り、100億円もの要求をするように指示することだ。誘拐犯ととしがいわば仲間になり、警察を相手に勝負を挑む。スリリングでもありが独特のユーモラスもあり最後まで飽きない。
奇才、岡本喜八監督の晩年の名作の一つであろう。
いつみても楽しい 日本映画は主役の人がいかによくても
脇役、エキストラに近い役者が下手だと
セリフが耳に残ってしまい映画に没頭できないので
得意ではない私ですがこの作品は大好き。
コメディだということで、最後まで納得して見れます。
さらっと、重いテーマを盛り込んでたり
作品からあふれる「おもしろい映画を作りきろう!」というエネルギーが
さわやかな気分にさせてくれます。
何度も見直しすぎて、樹木希林さん演じるクラさんのセリフ
物まねができるようになりました。
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[ DVD ]
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映画 クロサギ「毎度あり」エディション [DVD]
・山下智久 ・堀北真希 ・加藤浩次 ・市川由衣 ・大地真央
【TCエンタテインメント】
発売日: 2008-09-16
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販売価格: 4,990 円(税込)
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中古価格: 1,494円〜
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・山下智久 ・堀北真希 ・加藤浩次 ・市川由衣 ・大地真央
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カスタマー平均評価: 2.5
迷う 僕が主人公なら、由衣ちゃんと真希ちゃんのどちらを食べるか迷います。
脚本に深みがない。演出にキレがない。 TVドラマは未見なので、映画の感想を。サギ師を騙すサギ師、なんてもの凄く面白くなりそうなのに、まれに見るダメな脚本のおかげで台無しになった感じだ。ジュリアス&シーザーのイメージとか、オセロが最後ひっくり返るイメージとかも、何かイメージだけで終わってしまったし。また竹中直人は素晴らしい俳優だが、悪の巨頭を演じるには「小粒」すぎる。冷酷な感じが全く感じられず、ゆえに憎々しく見えないのだ。それと、堀北真希の使い方は何だ、あれ?的なレベルであり、本人も戸惑ったのではないか。感情表現が上手い女優だが、今回ばかりは活かしようがなかった。市川由衣に至っては、そこいらのエキストラでも良かった役で、これまた戸惑っただろう。二人の「光と影」の関係性や芝居が少しだけ描かれるが、いっそこの関係を2時間観たかったなあ(笑)。山下智久は優しさに潜む「ワル」の顔が演じ切れていなかった。唯一キレがあったのが、山崎努である。この存在感がなかったら、もっとダレていただろう。メイキングでも堀北とかコメントに困っていたぞ(笑)。見応えは?の問いにTVよりもキャストが増えたこと、と答えていたのが笑えた。言うことがなかったんだろうなあ。TVドラマ演出と活動写真は違う。石井監督もそのへんを考えて再チャレンジしてほしい。完全に星1つだが、特典ディスクがまあまあだったので、+1つ。
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