|
[ DVD ]
|
ひぐらしのなく頃に 劇場版 コレクターズエディション(初回限定生産) [DVD]
・前田公輝 ・飛鳥凛 ・松山愛里 ・あいか ・小野恵令奈
【Frontier Works Inc.(PLC)(D)】
発売日: 2008-11-21
参考価格: 7,140 円(税込)
販売価格: 5,655 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,373円〜
|
・前田公輝 ・飛鳥凛 ・松山愛里 ・あいか ・小野恵令奈
|
カスタマー平均評価: 2.5
↓の詩音がいないって騒いでる人へ 詩音いたでしょう…!?途中魅音が悟史を『悟史くん』と呼んで暴走してる場面があったでしょうが……。ロクに見もせずに映画を語ろうとする阿呆がいるから、日本映画が廃れるんだよ……。まぁ、この映画は塵過ぎて話になりませんが。第一、ひぐらしの部活のシーンが無い時点で終わっている。最初から村の異様な雰囲気を出してしまったら、ひぐらし特有の『ギャップによる怖さ』が活きてこない。あと、あの陳腐な演出もどうにかしてくれ……。あれでは続編も期待できまい………。
最恐!! すいません、恐すぎて最後まで見れませんでした。アニメも見たことありません。友達がこのアニソンをカラオケで歌ってたので気になってました。怖さという観点から言うと人間の恐ろしさが十二分に出ているので星満点にさせてもらいました、最後まで見てない分際で申し訳ありません。私にとっては最恐です!!
うん?めい?の?わ?わ? 島みやえい子さんの歌が流れるオープニングがカッコ良くて、それだけで星三つの価値があります。 逆に言えば、それだけの価値しか無いという事でもありますが。
これはひどい(笑) 例え小説もマンガもアニメも観て無い人にもこれはお勧めできない。
この役者達の大根ぶりにあきれてしまった。
もしこのレナの役の人のファンがいたら申し訳ないが、ルックスも酷すぎる。
東南アジア系のレナ?しかも演技が最悪。「うそだ!」は笑いしかとれない。
ああ、梨花役の子は可愛かったですよ。
この子をレナにすれば良かったのに。
歳も丁度良いみたいだし。
しかし、最近の日本のホラーは駄目だねえ(笑)
あのリングや呪怨のクオリティの高さは一体どこに…。
ロケーションはいい 原作は見てません。ただの邦画としてみると続編ありきというアナウンスもあり、どういった答えを用意してくれるのか十分興味をひきます。昭和58年という時代背景は感じませんが、ロケーションはいいですし、キャストも素朴で田舎風景には合ってると思います。怪しすぎるベタな演出には少し辟易しましたが、八方塞がりのどうしようもなさは主人公を見ていて伝わってきます。
|
|
[ DVD ]
|
DEATH NOTE デスノート [DVD]
・藤原竜也 ・松山ケンイチ ・瀬戸朝香 ・戸田恵梨香 ・中村獅童
【バップ】
発売日: 2007-03-14
参考価格: 3,570 円(税込)
販売価格: 2,720 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
|
・藤原竜也 ・松山ケンイチ ・瀬戸朝香 ・戸田恵梨香 ・中村獅童 ・大場つぐみ ・小畑健 ・大石哲也
|
カスタマー平均評価: 3.5
松山ケンイチ 夜神月が主役の「DEATH NOTE」1作目。
最後の最後に登場するLを見て「誰?」と思った人は多い筈。
なかなか良かった うまくまとめた感があっておもしろかったですね。
元FBIだったはずの南空ナオミの拳銃の射撃姿勢が
ギャング調のナナメ撃ちなのがちょっと・・・ですけどね。
FBIの訓練は射撃姿勢に厳しいんですよ。
分かっちゃいない 配役は最高、CGも違和感なく、コミックスで10巻を超える作品の世界観を始まりから数分で巧く表現している。
でも、この監督さんはデス・ノートの何が一番スリリングで、何が一番面白いかが絶対に分かっちゃいない……そう思った。原作とは違う展開は頭を抱えるほどひどくはないのですが、某映画評サイトでも批評されていた南空ナオミと相対するシーンのペンの描き方は、ミシディレクションとしては最低な表現で、「どうしてライトがペンを手にしなきゃならなかったのか」という点が、最後のどんでん返しと矛盾を生じてしまっている。あのラストなら、ライトはペンを手に持つ必要性は一切ない。
ライトやLの考えはほとんど表現されず、原作では徹底的に描かれている心の動きが表現されないままなので、原作を読んでいない人には二人が天才だとは思えない。
どうも、見た目をデス・ノートにすることに終始したような作品。
とにかく、残念、もったいない。
面白いが、好きではない。 ライト登場。
ライト、「キラ」と名乗りデスノートで犯罪者を粛清する。
「これは革命だ」と豪語するキラ。
「法律の限界で凶悪犯が裁かれない現実があり、キラは
犯罪抑止力になる」との世論が台頭。
名探偵「L」登場。
L「お前を死刑台に送ってやる。私が正義だ!」
キラ「僕こそが正義だ!」
キラVS「L」。
これはキラを見つけ出すゲームだ。
キラ、デスノートの機能を確かめつつ、殺戮を進行させる。
L、連敗する。
良く出来ているし、面白い。キャラも良く立っている。
しかし、好きではない。
殺伐としすぎているし、キャラが冷たいからだ。
駄作 原作が面白いので、元々期待はしなかったけど
やっぱりというか期待を裏切らないというか
話題性だけの映画ですね。
なぜOKになったのかわからないカットが多すぎる。
唯一松山ケンイチの演技だけが許せる範囲かな・・?
藤原君はやっぱりスクリーンには向かないね
かれはやっぱり舞台が一番輝く
|
|
[ DVD ]
|
エクステ [DVD]
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2007-08-03
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,750円〜
|
|
カスタマー平均評価: 3.5
暴走する黒髪 世にも珍しい髪の毛ホラー。
ホラーとしてはどうかと思いますが、作り手が好き勝手に暴走している
感じが面白かったです。けっこう気持ち悪いけど。
大杉漣さんの演技もやりすぎ、栗山千晶さんも美しすぎ!
美容室の中での人間模様も見所でした。
どんどん増殖する髪の毛にお腹いっぱいの異色作。
黒髪に宿った少女の怨念 エクステとは「つけ毛」のことです。コンテナ内で変死体で発見された少女の髪の美しさに思わず魅入られて検死局から遺体を持ち去った山崎。その髪を愛でているうち髪は成長して部屋を覆い尽くすほどに。山崎はその髪を利用してエクステを売り歩く。エクステは優子の美容院にも持ち込まれそのエクステをつけた客や従業員たちが次々と変死していく。
優子のつややかな真黒な髪。美しいです。茶髪は簡単だけど地毛をこんなに美しく保つにはどうしたらよいのでしょうか?…ムム、これでは単に黒髪フェチですね。…それほど怖い映画ではありません。大杉漣のインパクトの強さが怖さを塗り替えてしまっています。そこが狙いなのかもしれません。
… 園監督大好き!でもこれはクソだ。あ?自転車吐息みたいな映画が観たい…
炸裂ボンバー大作戦 パッケージだけ見て、「どうせこのてのホラーはしょーもない」と思ったら、観てください。おもしろいから。
最近のホラー作品は、制作者の精神世界だけで完結して、後の解釈は観る方にまかせる、みたいなものが多いように思いますが、これはそんなもって回ったことはしていない。
潔く、堂々と、楽しませることに徹したサービス精神たっぷりの映画です。
おもしろくなくてどうする!映画ってエンターテイメントだろ!という感じです。
ストーリーが進むごとにはじけてくる髪フェチ男に、大杉蓮さんを起用したのはホントに斬新だったと思います。
これがもし、竹中直人とかだったら、このおもしろさはでなかったかもしれない。
しばらく「ヘア?ヘア?」の歌が頭から離れませんでした。
タランティーノを超えてます。
完全にコメディです 髪フェチ男の物語か?
ホラーと銘打ってますが、
内容は完全にコメディです。
と言っても、さほどの笑いは
ありません。髪フェチ男に失笑っ
・・・て感じです。
栗山千明は確かに美人です。
|
|
[ DVD ]
|
砂の器 デジタルリマスター 2005 [DVD]
・丹波哲郎 ・加藤剛 ・森田健作 ・島田陽子 ・山口果林
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2008-06-27
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 品切れ中
|
・丹波哲郎 ・加藤剛 ・森田健作 ・島田陽子 ・山口果林 ・松本清張 ・橋本忍 ・山田洋次
|
カスタマー平均評価: 5
日本映画史が誇る名作だと思います うちの父親が大好きで一緒に見て私も大感動した作品です。
本も読みましたが、映画のほうが泣けるという珍しい作品だと思います。
後半の部分なんかは涙が止まりません。
寺尾聡のお父さんがむちゃくちゃいい演技してます。
原作自体が昭和なので、昭和な感じが出ている映画がやっぱりいいですよね。
私はドラマは逆に見てませんが、ドラマしかしらない人はぜひこの作品を見るべきだと思います。
小説とは違った、映像や音楽を駆使した映画ならではの面白さを堪能できます この映画を観ると、僕らも天才音楽家・和賀英良が辿(たど)った人生を体験できます。
そして、人間、誰もが今、皆に見せている表の顔、皆に見せられない裏の顔、皆が知らない過去の顔を持っていることを痛感します。
現在と過去を交差させながら、映像と音楽を駆使した人間ドラマの名作だと思います。
凡人のワテの人間形成に影響したといえる人類史上最高の映画 山田洋次監督ですら脚本担当、という当時のオールスターキャストによる古きよき日本映画の金字塔的作品。デジタルリマスターということで、シャープのアクオスの最新46型液晶テレビで鑑賞さしていただきましたけども、やはり本作は劇場向けに撮影されておりますから、26年前に松竹の映画館で見たほうがやはり凄かった。さすがに筋までは全部覚えておらんが、各シーンはかなり覚えておる(あるいは、リマスター版ではちょっと編集しておるのかもしれん)。
デジタルリマスターにより、田んぼの風景や昔の日本にはどこにでもあった看板、いまとなっては古めかしい家屋、テーマ音楽とともに悲哀や宿命を感じさせる海と海辺の映像が大変クリアになったのがエエ。音声がアナログなのが影響しておるのか、ちょっとだけですけども映像とずれとるような気(とくに丹波哲郎と森田健作の捜索シーン)がいたしました。
今となっては、テレビのドラマ版を観た方の方がむしろ多いかもしれんです。で、そちらと比較しますと、映画の方は和賀(加藤剛)のせりふはほとんどなく、今西刑事(丹波)や吉村刑事(健作)の側から、和賀の内面に迫ろう、というアプローチ。リメークされたドラマでは、和賀(中居君)が自宅でピアノの前で沈思黙考(あるいは作曲)したり、トヨタソアラで現実逃避したり。もっとも対照的なんが、和賀(秀夫)が最後に千代吉(父親)とドラマでは再会しひざまずいて慟哭するところが、映画では、ピアノ協奏曲の弾き振りの舞台裏(東京文化会館大ホールと思われる)で、逮捕真近で幕となる点。この心理的アプローチの違いは明らかに作り手が意図したもので、それぞれの味わいの違いの比較を楽しませてもろうた。時代の違いによる千代吉のらい病と放火による隔離の違いはむしろ、些細な違い、と思えますがな。
後に霊界を説いた丹波哲郎が解明してゆく捜索は、なにやら神懸り的でスリルがあるし、今西(丹波)刑事が捜査のためにたづねた千代吉が和賀の写真を「こんな人、知らん!」といって号泣するシーンは、世界の映画史上最高のシーンやろうと思います。
26年も前に観た映画なのに、ずっと脳裏に刻み込まれていたシーンはやはり千代吉と秀夫の放浪のシーン。わらぶきの家から日本海、雪景色の野や神社を通り、桜の野でのいじめ、夕焼けの田んぼ、飯ごう、きれいな緑と警官、そして亀高の三木巡査。凡人のワテの人間形成に影響したとさえいえる、人類史上最高の映画やな
本家 TVドラマとして何回か設定変えてリメイクされている映画です。リメイクしか見ていない人に見て欲しい。戦後の昭和、戦争なんか忘れて経済成長をとげようとしている時代。差別や偏見がいっぱい残っている時代。今の日本人が忘れた、忘れよう?としている時代。そんな時代での話。上手い俳優さん、美しい映像、若い人に見て欲しい。若い時に映画館で友人達と見て(涙)(涙)でした。若い時に色んな映画いっぱい見て欲しい。
|
|
[ DVD ]
|
獄門島 [DVD]
・佐分利信 ・加藤武 ・太地喜和子 ・浅野ゆう子 ・長谷川清
【東宝ビデオ】
発売日: 2004-05-28
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 3,992 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,940円〜
|
・佐分利信 ・加藤武 ・太地喜和子 ・浅野ゆう子 ・長谷川清
|
カスタマー平均評価: 4.5
俳優、石坂浩二と大原麗子の共演作品。 名作、金田一耕助シリーズの中の1本、1977年公開作品、主演の金田一を演じた俳優の石坂浩二は本当に2枚目ですね、癒し系でそのとぼけた演技も面白い、興味深いのは島の財閥の令嬢を若き女優の大原麗子が演じている事、石坂浩二と大原麗子は後に結婚、話題となりました、わずか一代で莫大な財を成した男の恐ろしい遺言が世にも恐ろしい連続殺人を引き起こす、人間の業の深さを痛切に描いた作品でしたね、多少、無理も感じられましたが、それでも十分に引き込まれました、鑑賞する価値はありますよ。
永久保存版です! 名匠市川昆監督の作品ですが、何十回観ても飽きない構成は秀逸です。横溝正史氏の原作もさることながら、各々の個性溢れる役者の演技には目を見張るものがあります。叙情豊かな感慨深い映画です。昨日、惜しくも市川監督が他界されました。謹んで故人の御冥福をお祈りすると共に、監督の残した作品群を後世の方々に語り継いでいきたい思いで一杯です。
意外な人が・・・ 映画としては他の石坂=金田一シリーズと同様良くできていると思います。
お約束のメンバーも良い感じですし、映像もきれいです。
戦争終了後の混乱期という時代背景を巧みに利用したストーリーはさすがだと思います。
ただ個人的にはトリックが大袈裟すぎてこのあとの女王蜂の方が好きです。(といっても大きな差があるわけではないですが・・・)
余談ですがシャア・アズナブル(の声の人)が出演されています。仮面はかぶっていませんが。
原作越えMAX!YEAH!! 市川崑&石坂浩二、組みMAX!で作った傑作っす!横溝さんの原作もなかなかのモンっしたが、本作は原作軽くK点越えしてサイコッ!な娯楽映画に仕上がっとりまっす!原作では超微弱にしか扱われてねぇ?ぇぇぃ…勝乃を、うまぁ?くフル活用って「犬上家の一族」に負けねぇ?ぇぇぃ…「親子間の悲劇」、巧みに挿入って原作にない深み加えとりまっす!にしても石坂さんの金田一はやっぱサイコッ!しょ!石坂さんの天性の品性&飄飄感が、市川監督に、陰惨な殺人事件&恨みつらみ悲しみ憎しみぇ?渦巻きMAX!な人間模様を描いている本作を、ある種の格調の高さキィ?プったまま描ききらせることをOKey!にさせた最大の要因っしょ!島の駐在さんとのやりとりや、お馴染み加藤武や坂口良子のコミカルゥ?な演技等、緩急のつけ具合も、市川監督のサイコッ!なアルチザァ?ンっぷり見せ付けてくれとりまっす!個人的に無駄のない伏線の張り方は「ゴッドファーザー」にも負けてねぇ?ぇぇぃ…もんだと思とりまっす!何度も見て、その伏線の張り具合チェックる観かたも御薦めっす!本格娯楽映画の金字塔建立った市崑&石浩、それに横正にも脱帽×1000000000…っしょ!やっぱ金田一、サイコサイコサイコッ!YEAH!!
女優陣が素晴らしい作品‥。 「市川・金田一」シリーズ第三弾‥。前作「悪魔の手毬唄」が岸恵子・若山富三郎の名演、哀しいシナリオ、忘れ難いラストシーンにより「市川・金田一の最高傑作!」と評価が高いが、この「獄門島」も前作に劣らず完成度が高い作品だ! 女優陣の充実振りはシリーズ一だろう。その中でも大原、司、惜しくも亡くなった太地の全く違う個性のぶつかり合いは必見だ!作品の内容も「見立て殺人」では横溝作品の内最も見事なものでしょう。殺害のトリックも一捻りしてあり素晴らしい!(遺体を背負って階段を登ってるなんてスゴい大胆‥!)俳句に見立てた殺害方法も美しくお見事!(生首飛ぶのは怖かった!)人間関係がかなり入り組んでおり、前作より理解するのに時間がかかり作品の完成度では若干前作の方が上だが、作品の娯楽性では本作に軍配があがるし、展開もテンポが良く「石坂・金田一」も元気がイイ!(相変わらず殺害防御率は低いけどね‥笑)シリーズ全てに言えるが、「戦争の影響は人間を変えてしまう‥」本当にやりきれない。戦争さえ無かったら本作の悲劇は起きなかったのに‥。時代が生んだ「惨劇」‥そんなことを観て感じた。 「市川・金田一」の傑作!是非ともご覧あれ!
|
|
[ DVD ]
|
死国 [DVD]
・夏川結衣 ・筒井道隆
【パイオニアLDC】
発売日: 2000-08-11
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,680円〜
|
・夏川結衣 ・筒井道隆
|
カスタマー平均評価: 4
“ なんで、私だけが大人になれんかったが…? ” この手の映画というのはよく、この世とあの世(黄泉)に分かれ、
だいたいは、あの世という概念あるいは人(霊)に対しては、
拒絶とか対立という方向で物語が進み、終わると思います。
しかしこの死国は、主人公があの世を肯定的に選択し、霊と共に黄泉に帰ります。
これが、視聴後の「切なさ」の要因の一つだと感じました。
この世の人間が、「あなたは死んだのよ…」に対し、
あの世の人間が、「死んだら、気持ちまで死なんといかんが?(←四国の方言です)」
このやり取りに、映画の醍醐味が含まれてると思います。
この映画は、怖がらせるとか、不気味さを演出するような部類のホラーじゃないですね。
現世と黄泉とにラインを引くような映画じゃなくて、
未来への希望や好きだった人への強い気持ち、
そういう想いを遺して心半ばに死ぬってどういう事か、
想いが強く遺ったままもう生きられない悔しさってどういう事か。
これになにか「切なさ」のようなものを感じる人は、
この映画を見て損はしないんじゃないかなと思います。
ただし、あくまで土台が恋愛であり、
その恋愛面に関しては決して深い共感まではしにくい出来、
そして、伝記的なあるいは儀式的な、そういう描写が前半は長くてクドクドしい面、
これらをちょっと感じたのも事実だし、実際に賛否両論があり、
酷評もそれなりに多い映画という事だけは加えて、ここにレビューさせて頂きます。
四国八十八か所の遍路をモチーフにした蘇りの秘法 莎代里と比奈子とその彼は幼い頃からの友人。莎代里は彼が好きだった。イタコだった莎代里の母は娘を蘇らそうと遍路を逆に巡る。父はそれを止めようとしたばかりに全身不随に。故郷に戻って彼と親しくする比奈子に地元の人間は良い顔をしない。やがて遍路を終えた母親が戻ってきて…
「お遍路さん」…小学校の頃学んだ記憶がありますが、同じ日本でも知らぬことが多いなぁ。イタコの風習も知らない。そんな今となっては日本のあまり知られない風習を美しい日本人形のような莎代里が熱演。こんな美少女にだったら黄泉の国に引きずりこまれてもいいかも。故郷に逃げ込もうとも故郷はそれなりに厳しい現実を背負っています。外に出て行った人間をやさしく受け入れる場ではなくなっているのです。
特に 映画好きでもないし公開当時、映画館で見終わった後も特に印象に残った覚えはなかったが、あのせつなさだけは残った後、夏川さんは綺麗、、とっても、、
「切なさ」が残る異色「ホラー」作品 数多くの「ホラー・ムービー」の中でも「視覚的な怖さ」ではなく、「心情的な怖さ」と「切なさ」で心に残る「異色作」‥。最近の「不快感を伴う」ホラー作品が頻繁に制作されているが、この作品は少しそれらの物とは印象が異なる。これは「栗山千明」が演じる「莎代里」への感情移入と切り離せないでしょう。愛しい男性に対する「想い」から「生」に執着する「切ない心情」を、本作がデビューとなる「栗山千明」が圧倒的な存在感を与える!‥この印象が後の作品で「女優・栗山千明」を苦しめることになる‥。「長い髪・冷めた眼差し・異次元の美貌」、「クール・ビューティー」と評される印象から長く「脱却」できなかった。彼女の親友「宮崎あおい」と違い「器用な女優」ではないが、本作の「生まれついた美貌」から滲みでる「印象的な美しさ」は彼女ならではの「持ち味」でしょう。幼なじみの設定の「夏川結衣」も落ち着いた「美しさ」で本作を「彩る」。(同級生の設定だが、栗山は84年、夏川は68年生れで16歳の年齢差がある!)…本作を「生きている女と死を受け入れられない女の男の取り合い」みたいな評価があるけれど、「莎代里」の「生きて恋がしたかった‥」って言う「切なく儚い心情」が理解できればこの作品は観た人達に「忘れられない心に残る恋愛映画」として深く印象的な「異色ホラー作品」になると思いますよ…。
ホラー?切ないラブストーリーです この映画は安っぽい恐怖を追及したホラーとは一線をひいて
心に残る作品でした。
ラストはいい意味で裏切られたというか、綺麗事で終わるのではない感じが。
ホラージャンルですが、究極のラブストーリーだと思いました。
栗山千秋さんの美しさと、作品の奥深さに何度も繰り返し見てしまう作品です。
見終わった後はなんとも言えない切ない気持ちになりました。
|
|
[ DVD ]
|
女子競泳反乱軍(ハードデザイン版) [DVD]
・範田紗々.日高ゆりあ
【株式会社GPミュージアムソフト】
発売日: 2007-12-25
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,329 円(税込)
( 通常1〜3週間以内に発送 )
中古価格: 970円〜
|
・範田紗々 ・日高ゆりあ
|
カスタマー平均評価: 4
エロチックホラーとして秀作 範田紗々の可愛いアヒルぐちに競泳水着。手には血で汚れたチェンソー。インパクトのあるジャケ写です。
バイオハザードもどきのような、ウイルス感染→ゾンビ化した敵という設定はB級ですが、エロチックホラーとしては、飛び散り全身にあびる返り血や、ころがる手首、眼球、内蔵など、R18でなくても大丈夫?という迫力と、一般作品とはいえ、AV女優起用作ならではの要所のHシーンが渾然一体となって楽しめます。
|
|
[ DVD ]
|
マルサの女 [DVD]
・宮本信子 ・山崎努 ・津川雅彦 ・大地康雄
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2005-08-24
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,700円〜
|
・宮本信子 ・山崎努 ・津川雅彦 ・大地康雄 ・伊丹十三
|
カスタマー平均評価: 5
リアリズム。 この作品で描写されている、脱税やそれらに対する捜査の手法は、当時としても敢えて一時代、若しくはそれ以上前の手法を採用しているのですが、
これは当局に映画化の認可を貰いに行った時に、
「駄目だと言ってもどうせ作るんでしょ」
と投げ遣り的に許可をくれた――もとい話のわかる担当者に敬意を顕す為でもあるというか(想像)。
そんな訳で、伊丹十三監督の最高傑作。
宮本信子さんという日本映画界のニューヒロインを生み出し、また山崎努さん演じる障害を持つ人物(ヒール)の役処に関する言及のあれやこれやも含め、
兎も角本邦映画史上に風穴を開けた逸品。
日本映画に触れるなら是非押さえておいて欲しい金字塔の一つです。
観て。
それにしても惜しい人を亡くしましたね…。(合掌)
よく考えるよな。 そもそも脱税を舞台にし、エンターテイメントとして成立させてしまうことに脱帽。
オープニングで死期が近い老人が乳首にむしゃぶりつくという度肝を抜く演出で一気に作品に引き込まれる。
金は人間の本性を引き出すというが、欲をむき出しにした強欲な俗物たちは見ていてもはや爽快。
権藤の息子が学校で友人たちの間で中古品売買の仲介で金を稼いでいるというシーンがあり、「あー、やっぱり商売人の子供は商売人なのだなあ」と妙に納得しました。
権藤が金持ちになる秘訣を言うシーン。
あれはウォール街のゴードンゲッコーの株主総会でのスピーチ並みの迫力を持つものでした。
そこでも見る価値がある。
胃腸薬 最近の日本映画は・・・
なんて、ぶつけようのない慢性的な怒り(?)を
症状として抱え、荒れに荒れていた私にとって、
なによりの「良薬」になりました。
とにかくこだわった作品のディテールには、
「ほほぅ」と感心の連続でした。
映画ファンの必修アイテム! 今更ながら「名作」です・・・!
バブルの時代、「金」にまつわる紆余曲折が世間を毎日のように騒がせていた頃、
「脱税」「査察」「税金」という観点に着目し、
徹底的にエンタテイメントとリアリティを両立させた今作は、
世界的に見ても物凄い「傑作」だと思います。
何と言っても「映画としての出来」が凄く良い!
役者も演出も脚本も音楽も編集も、どれもが極めて高レベル。
最後のシーンで語られる「人にモノを残すなら、お金じゃなくて、あなたの強さを残すべき」
とういうセリフこそがこの作品の大テーマで、
全編が見事にこのテーマに終結して行く・・・そして山崎 努の、復活を予感させるあの背中・・・
このDVDは、映画ファンのマスト・アイテムであると言い切れます。
マルサとは なんと言っても宮本信子さんの演技が光りました。マルサって危険もはらんでいるし、この時代には税金がらみの悪はまだまだ増えそうです。社会派映画を撮り続けていた監督が亡くなったのが残念です。またこのような映画が出てくることを期待します。
|
|
[ DVD ]
|
青の炎 二宮和也コレクターズエディション [DVD]
・二宮和也 ・松浦亜弥 ・鈴木杏 ・秋吉久美子
【アスミック】
発売日: 2003-09-26
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 14,299円〜
|
・二宮和也 ・松浦亜弥 ・鈴木杏 ・秋吉久美子 ・東儀秀樹 ・貴志祐介
|
カスタマー平均評価: 4.5
俳優・二宮和也さんの原点となる作品だと思います。 最近「流星の絆」で注目されている二宮和也さん出演作品(映画、舞台、ドラマ)をすべてもらさず見たうえでコメント致します。
「青の炎」は公開時に映画館に幾度か足を運び、DVD化されてなお一番良く見返す作品です。言葉でなく、目や表情で語る演技が印象的です。あの独特の孤独感、世間との距離感をあの歳で表現できる俳優さんは稀有だと思います。
作品の良し悪しを語るのであれば、脚本に甘さもありますし、共演者の演技にも課題があると思います。
ご指摘にもあるように「硫黄島からの手紙」のような大規模なハリウッド映画には到底敵いません。しかし、決して大掛かりでない、一人の高校生の苦悩という設定の中であるからこそ、二宮さんの繊細な演技が光っているように思います。是非、ご覧ください。
「優しい時間」「マラソン」の二宮さんと見くらべて観てください。いかに、さまざまな役柄を自然体で演じわけられる役者さんか、実感していただけると思います。
原作を読んで… 公開された頃は、アイドル映画という印象しかなく、全く興味を持たなかった。月日は流れ、主演する男優のファンになっていた私は、こちらの商品を購入して見てみた。確かに見ててせつない気持ちになったが、期待外れ感は否めなかった。さらに月日は流れ、今度は原作を読んで見た。はっきり言って小説には泣いた。主人公の行動一つ一つがもう…それからもう一度映画を見て、本気で感動した。秀一と二宮くんが重なって、二宮くんがまるで死んでいったようで、リアルで泣けました。彼は小説で設定されている櫛森秀一とは、程遠いルックスであると思います。でも、映画を見てると「これが櫛森秀一なんだ!」と言われてる気分になる。素晴らしいと思います。
いい映画だと思います。 テーマも重く、見終わった後ドスンときますが、いい映画だと思います。
いやあ、蜷川幸雄、舞台では有名ですが、こんな映画撮れるんだなあと感心しました。
二宮和也、いいですね。
少し残念なのはどんな役しても、ぶっきらぼうな演技で同じに見えるところでしょうか。
今作の彼が最後のシーンの後、硫黄島に出兵したと言われても納得してしまいそうです。
しかし何度も言うようですが今作の二宮和也はいいです。
ファンの方は是非、ダークなニノを見てみて下さい。
たかがジャニーズだろって思ってられる方、先入観を取っ払って見てみて下さい。
きっと役者としての彼を見直しますよ。
松浦亜弥は個人的には微妙でした。
劇中、二宮和也を「君」と呼ぶのですが、なんかこれがこそばゆい。
だがしかし!
最後の最後、この映画は松浦亜弥の画で終わる。
ピクリとも動かず、ジッとこちらを睨みつけたまま終わるのだ。
その直前のシーンが鮮烈故、この最後のシーンは切なく胸をうつ!
このクライマックスに至るくだりは、
やはり蜷川幸雄はただならぬ才能を持っていると思わせます。
キッと睨みつけ、ちょっと口をすぼめたあの顔。
この最後のシーンの為だけに松浦亜弥はいるのではないか。
妹役で鈴木杏がでています。
まだ若く、とても初々しい。
出番は少ないですが彼女の可愛さは、
テーマの重たいこの映画には束の間の清涼剤のようです。
映画のラスト、
決意を胸に秘め、
しかしそれを悟らせぬように、いつものように母と妹に振る舞い、
ずっと大切にしている自転車に乗る・・・
・・・そして、
最後はもう、そうするしかないと思う。
それが、たまらなく切ないのだ。
個人的には文句なし 公開当時からストーリーに惹かれていたのですが、原作があるものだと知り、
気に入らなかったら残念なので観るのはやめておきました。二宮くんのファンに
なってからやはり観ようと思い、初めは特別版を購入しました。ほぼ同時進行で
原作にも手を付けていましたが、全く違和感なくどちらも楽しめました。
ファンの贔屓目も勿論あるとは思いますが、彼の演技力は他の著名な作品でも
十分に認められているし他の出演者の技量不足に邪魔されることもないように感じました。
映画と言う媒体を用いる以上多少の設定の変更はやむを得ないものですし、
違いが大きすぎて戸惑うほどにはなりませんでした。極力原作に忠実に制作して欲しいと
言う方には不満が多く残るかもしれません。ですが変更点も櫛森秀一:二宮和也と言う
視点で見ると非常に作品全体を魅力的にしてくれる要素になっています。
本編を楽しみたいのであればコレクターズの購入は必要ないと思いますが、
蜷川監督も語っていたようにこれは「アイドル映画」ですので、キャストへの
思い入れが強ければ十分に価値はあると思います。事実特典はファンでない人にとっては
理解出来ないかもしれないようなコアなものですし、ファンにとったら宝物です。
わたしは貴志さんの作品が好き・二宮くんが好きと鑑賞に際して躊躇う条件がなかったので
堪能出来ましたが、メディアミックスである事、主人公・ヒロインがアイドルであると
言うことに抵抗がなければぜひお勧めしたいと思います。
二宮くんの演技力 アイドル同士の競演ということで期待薄めで見たけど、二宮くんの演技はかなり光ってる。この世でもっともせつなく悲しい殺人者の物語は、ラストの松浦亜弥の長いクローズ・アップで幕を閉じる。ラストの全てを語らないエンディングが余韻を静かに残す。山本寛斎の怪演、も素晴らしい。原作も読後感は、たまらなくせつない。
|
|
[ DVD ]
|
点と線 [DVD]
・南廣 ・山形勲 ・高峰三枝子
【東映ビデオ】
発売日: 2003-11-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,743 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,280円〜
|
・南廣 ・山形勲 ・高峰三枝子 ・松本清張 ・井手雅人
|
カスタマー平均評価: 4.5
昭和三十年代の空気そのもの。 この作品の存在は以前から知っていたが、どういうわけか、長年、ビデオ化がされず、(小倉にある松本清張記念館でさえ、見つけることは出来なかった)幻の作品だった。
私が、それほどに、この作品を見たいと思ったのは、この物語の舞台となった福岡市東区香椎というところに、住んでいたことがあったからだが、見てみると、それは、香椎という狭い空間に限定した話ではなく、当時の昭和三十年代という時代のもつ、空気そのものであった。
ただ、惜しいかな、肝心の主演の南廣のセリフがあまりにも棒読みであり、この点がどうしても、見るに堪えないものとなっている。
共演の名優、加藤嘉が、いい味を出していただけに、この点が、惜しまれてならない。
悲しい結末。 昭和の日本を見たいと思いこの映画をみた。黒澤明監督の「天国と地獄」的な雰囲気かと思ったが、もう少し整理された70年代の日本であった。
汚職のはびこる時代に犠牲になった人々。活発な機運の中で織り成す全時代的な人間関係。自分はこの時代を知らない世代だが、圧倒されるものがあった。すばらしい作品。
原作を巧みにまとめた 南廣が三原紀一を演じているなら、鳥飼重太郎は誰か。加藤嘉です。 志村喬は三原の上司の警部。 まだ俳優としては新人だった主役を、名優が脇から盛り立てています。 原作をうまく処理したストーリー展開も良く、推理ドラマとして今でも十分見られる出来です。 南廣は、ウルトラセブンのクラタ隊長、マイティジャックの副長と言えば、ある世代には、わかりやすいでしょうか。他にも往年の特撮映画・円谷プロ作品のおなじみの顔がたくさん出てきます。 また、重要な証言をする果物屋の親爺(花沢徳衛)が登場するのですが、店先に「メートル法の店」という表示があります。尺貫法の何匁いくらではなく100グラムいくらで量り売りするという意味なのでしょう。 それを、わざわざ表示してあるような時代色も、むしろ見所といえます。
|
|