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[ DVD ]
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野性の証明 [DVD]
・薬師丸ひろ子 ・高倉健 ・三國連太郎 ・高田宏治 ・松方弘樹
【パイオニアLDC】
発売日: 2000-09-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,580円〜
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・薬師丸ひろ子 ・高倉健 ・三國連太郎 ・高田宏治 ・松方弘樹
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カスタマー平均評価: 4.5
日本版ランボー この作品は、いろんなジャンルが入っていますね。最初はホラー的な殺人劇から始まって、任侠的展開から企業、暴力団と警察の癒着という社会派展開を経て、最後は元特殊部隊員が自衛隊を敵に回してランボー的戦いに挑む内容ですが、展開が多すぎて、結局何が主題なのかがわかりづらくなります。
高倉健さんは、何をやっても様になります。中学生の薬師丸ひろ子は初々しいですね。当時一流の俳優が出演していますが、作品ではみんな死んでいくんですね。
原作の森村誠一は、当時から人気作家でしたし、映画もヒットしました。アメリカのランボーは、この作品より後に上映されたことを考えると、一人の人間が軍隊と戦う構図は、この作品がさきがけだったということですね。
今、観たら結構!斬新です。 自分が気に入っているシーンは、主人公がレンジャーの訓練を受けて見事、国内テロリストをCQCで制圧するシーンと主人公がヘタレやくざ、暴走族、果ては同じ厳しい訓練を受けてきた者同志で闘うシーンが良かったです。それと、ゲスト出演した!丹波哲朗さん、ハナ肇さん、館ひろしさんが出演してたのが驚きました。また、何故か方言を話すヤクザには笑えました!(梅宮辰夫さん)しかも主人公に斧で惨殺なかなかの出来なのでお勧めします!
原作どおりじゃないですが 戦闘シーンは良かったですね。自衛隊が協力しなかった為に米軍が協力したり撮影もアメリカで撮ってます。しかしこの作品に出て来る自衛隊の特殊工作隊みたいな特殊部隊は現実に自衛隊に存在してます
涙がとまらない 私は薬師丸ひろ子と同じ年で
この映画が流行った当時は自分の父親があまり好きではなかった。
だから「お父さん」と薬師丸が叫ぶシーンは
私の感覚とはかけ離れたものだと当時考えていて避けていた。
けれども薬師丸が出ているのでずっと気には、なっていた。
最近、私の父がガンになってしまった。余命1年と言われたが
もうすぐ1年が経とうとしている。
薬師丸が父親を拒否するシーンでは
本当に当時の私を見る気がして
申し訳ないと心から思った。
今ならまだ間に合う。父にやさしくしよう。そう思った。
作品は30年近く前とは思えないほど、よくできていた。
今なら居場所は簡単にとらえられてしまい
あっというまに逃げ場を失ってしまうだろう。
国家というものを改めて考えさせられた。
今みると良くできた作品です。 封切り時にも見ましたが、その時はあまり興味を持ちませんでした。 しかし、20年の月日が過ぎて観てみると薬師丸ひろ子の大根演技も 初々しくて中々好いです。 まぁ、最近のアイドルの演技に比べてれば、上手いって感じですが。 その中で高倉健と中野良子の演技が光ってます。 ストーリー的には近未来的には起きそうに無いストーリーですが、 何時の時代も国家権力の持つ底知れぬ怖さを描いてます。 観て、損の無い作品だと思います。
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[ DVD ]
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トリック -劇場版2 [DVD]
・仲間由紀恵 ・阿部寛 ・生瀬勝久 ・堀北真希 ・平岡祐太
【東宝】
発売日: 2006-12-15
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・仲間由紀恵 ・阿部寛 ・生瀬勝久 ・堀北真希 ・平岡祐太
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カスタマー平均評価: 3.5
コミカルなのはいいが… ドラマは全く観ていなかったが、劇場版を観てファンになった。
とても楽しみに観賞を始めたものの、あまりにもコミカルな部分に力が入り過ぎて見所となる場面までも掻き消している印象であった。
トリックを解明する仲間由紀恵が個人的にはファンであったがこの作品では、そうした魅力も半減。
今一度、シリアスな場面とコミカルな場面のバランスを考えながら続編が作られることを期待したい。
もうトリックはやめて ほんとうにつまらなくなってしまった。悲しい。星一つすら与えたくありません。
深夜枠のときはすばらしかったのに。それにいいかげん気づいてほしいと思いました。
一つ一つのトリックはさすが。でも全体としては? TVドラマや劇場版1作目の完成度の高さから
劇場版2作目に対して過剰なほどの期待感を私は持っていた。
本作品では、一つ一つの小技のトリックには種明かしの後に
へぇ?、と納得させられるが、
作品全体の物語としては、前にどこかで見たり聞いたりした内容で
新鮮味がない。
それに加えて、主人公の山田奈緒子と上田次郎の関係に大きな進展はなく、
また、カツラの警部は相変わらずハゲのままなので、
ハッピーエンドを期待していた私は、
トリックシリーズって本当にこれで終わりなの?
と思ってしまう。
これだけ視聴者に期待させてしまう堤監督には
大変だと思うが視聴者に納得できるかたちでの
真のトリック完結版を是非とも作ってほしい。
主題歌は復活した鬼束ちひろでよろしくね。
シリーズの中ではいまひとつでした 「トリック」シリーズは全て大好きで見ました。
しかしながら、この作品に関してだけは今ひとつ面白みを感じませんでした。
さりげなく笑わせてくれる今までの作品とは異なり、無理に笑いを誘おうとしている感じを受け、正直「ネタ切れかな」と思います。
謎の解明にしても、今までのように難問を解決するという内容ではなく、誰でもわかるようなトリック程度であり、全く意外性を感じませんでした。
途中にたびたび出てくる、小さなマジックの種明かしも好きだったのですが、今回の作品にはわずかしかありませんでした。
ファンとしては少々残念です。
続編もヨロシクね! 私はトリックのファンである!なんで今回が完結編なのかトリックが解けない?…このジャンルはネタがあればコンスタントに映画化してもイイと思う…寅さんみたいにとは言わないが?…あと主演の二人とくに阿部寛は役者としてスゴく磨きがかかっている!コチラを主人公にしても面白いのではないか?…トリック?劇場版3 上田と桑野どちらが結婚できない男?なんてどう?
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[ DVD ]
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橋のない川 第二部 [DVD]
・伊藤雄之助 ・阿部寿美子 ・北林谷栄 ・長山藍子 ・原田大二郎
【エースデュース】
発売日: 2004-11-26
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,935 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,200円〜
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・伊藤雄之助 ・阿部寿美子 ・北林谷栄 ・長山藍子 ・原田大二郎 ・今井正 ・佐治乾
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カスタマー平均評価: 3.5
橋のない川アダルト版 続編にありがちな惰性で作った手抜き感は全く無い。むしろ子役中心の第1部よりも、主役陣が皆成長して大人になった第2部の方がストーリーのシリアスさが増し、見応えがあった。又、物語の舞台も奈良県から、奉公先の大阪に移り、「飛田」「浜寺」「玉造」という馴染み深い地名も聞こえてきて、非常に親近感を覚えた。ただ映画内で使用されている「いしはま」という大阪市内の部落名は仮名である。
第1部の名優陣に加え、原田大二郎、加藤嘉、大滝秀次らのはまり役も光る。第1部では小沢昭一が演じていた周旋屋(女衒?)の役は、なぜか佐野浅雄に交代していたが、声も外見もよく似ていて、最後の出演者字幕を見るまで気付かなかった。
現在「おやま」と言えば普通「女形」の意味で使われていると思うが、この映画では「女郎」の意味で使われている。又、「部落」という語は昔、「集落、村落」の意味で普通に使われていたと思うが、この映画では「被差別部落」の意味に限って使われている。やや違和感を感じた。
最後にナレーターによって読み上げられる水平社宣言はやはり岡崎公会堂での、水平社創立大会の場面にした方が効果的だったと思う。やや唐突でお仕着せの感があった。
因みにこの作品がかつて糾弾→封印された理由の一つが、第2部前半にある「蛇や、焼いて食べたら美味しいで!」という台詞であると聞いた事がある。(真偽不明)
ネオリアリズム 第一部の方が評価が高いのが一般的ですが、僕は第二部の方が人間模様が混沌としてきて好きです。下記第一部と同じレビューです。
モスクワ国際映画祭ソ連映画人連盟賞を獲得している、ネオリアリズム映画です。部落という理不尽な差別がテーマです。人間は性格、行動、能力で判断されるべきなのに非常に悲しいと言いますか、差別をされる側から描かれているので、その苦しさがダイレクトに伝わってくる社会派映画です。第一部と二部に分かれていますが、見るのであれば当然のことながら両方見た方がいいです。戦時中の神として存在した天皇の病と死ということを、通して部落も天皇さえも同じ人間という比喩に使われていますが、やや天皇が美化されており、どうなのでしょう、、もう少しその比喩を強くした方が良かったような気もします。ただ時代も時代で、その天皇の比喩を強くしたら上映されなかったかもしれません。僕としては最後の政治的な事実のナレーションはないほうが、もっと感情に訴えかける事ができたのではないか?もっと主人公を絞りその主人公の心情にフォーカスした方が、見る側の心を動かすことが出来たのではないか?感情移入ができたのではないか?と個人的には思います。ネオリアリズムなので全体を描くという手法なのでしょうけれど。。。
前作よりもややはしょった感じ この映画は前作を受けての続編で主人公たちも大人に成長している。本当は3部作にしたかったものの、諸般の都合でこういう形になったそうだ。そのために人物が整理され、映画では消えたキャラクターがあったり、設定が変更になった人物もいる。それがまた反対派の人たちの反発を増幅したようでもある。最後に水平社の綱領みたいなものが読み上げられるが、ちょっと一方的に聴こえる。
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[ DVD ]
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高校大パニック+1/880000の孤独 [DVD]
・梅津正信 ・中村ジョー ・入戸野誠 ・山崎いずみ
【ビデオメーカー】
発売日: 2009-03-06
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,820円〜
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・梅津正信 ・中村ジョー ・入戸野誠 ・山崎いずみ
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カスタマー平均評価: 0
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[ Blu-ray ]
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闇の子供たち [Blu-ray]
・江口洋介 ・宮崎あおい ・妻夫木聡 ・プラパドン・スワンバン ・プライマー・ラッチャタ
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2009-02-25
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 4,805 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,480円〜
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・江口洋介 ・宮崎あおい ・妻夫木聡 ・プラパドン・スワンバン ・プライマー・ラッチャタ
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カスタマー平均評価: 3
闇の子供たち フィクションだけどまさに闇ルートは存在するわけで、こんな現実があるんだ、と考えさせる作品。闇って言ってもその世界は普通に存在するのに異様な人にしか見つけることが出来ない世界幼児売春や殺される臓器提供者子供たちがゴミ袋に生きたまま入れられてただの商売道具でしかなくて作品のなかでは意思も言葉もない臓器提供を受ける日本の家族は見えないふりをしてるだけだった自分の子供の命を助けるために地図で20cm離れた国の子供を殺す世の中お金が全てなのか正当な生き方とは何なのか闇のなかで助けようとすることも無力すぎる
ラストシーンは「セブン」に匹敵する驚愕。最後まで気を抜かぬよう! 個人的にタイは行ったことがないが、イメージとしてはトムヤンクンとプーケット、といったところだろうか。しかしその裏側ではペドファイルな人たちが愉しみ、エイズがはびこり、人身売買が行われ、生きたまま子供の臓器が取られる、というトンデモ行為が横行している、という。このようなテーマを映像化した坂本順治監督はタダものではない。2008年のオスカー外国語映画は、これを推薦してもよかったのではないか?とにかく全編に渡って絶望的な映画だ。売られた子供たちは、まさしく「モノ」として扱われる。宮崎あおい扮する音羽恵子が奔走する臓器売買・人身売買のメインテーマとは別に、悪夢のように出てくるペドファイルのシーン。なぜこの場面が必要だったのか、それがラストシーンで分かるときの驚きは格別だ。びっくり、なんていうレベルじゃあない。この俳優はよくぞこの役を受けたと思う。江口洋介も妻夫木も、今回の役柄はどこかに劣等感を抱えている。坂本組常連の佐藤浩市も、出演場面こそわずかだが、圧倒的な存在感を見せた。原作も映画も未見の人には、文字通り「ラストは誰にも言わないでください」というシャシンだ。闇に踏み込んだ大いなる挑戦作である。
この映画を真実と呼ぶ事が、日本の本当の恥 この映画について未だに
ノンフィクション、事実、ドキュメンタリーというような認識を持っている人がいます。
そして関係者や募金団体までもが未だにそういった言葉を使って視聴者を煽っています。
必ず知っておいて欲しいのは、
この映画がただのフィクション映画であるということ、
この映画のために 外国の子供が虐待シーンを演じているといこと、
内臓移植を受けた人が他人の命を犠牲にしたというような誤解を煽ってること。
タイ国内でもこの映画について様々な点で問題視されていることをご存じですか。
売春や人身売買の多くは日本人男性による物という認識自体が大きな誤解だと、知ってますか。
作品を楽しむのは個人の自由です。
ただこのような映画に対して軽々しく真実という言葉を使い、
本当の事実をねじ曲げたり、他人を傷つけたりするような行為は慎んで欲しいです。
観て下さい!! まず、解っていたつもりでしたが、映画の中身は重いというより、キツくて、キツすぎて思わず心も目も背けたくなってしまう内容でした。だから、わざわざ映像の綺麗なBlu-rayで観る必要はないかもしれません。
でも、多くの人に観て欲しい。観て欲しいが、もし観るのなら、それなりの覚悟を必要とするかもしれないです。
脚本(しかも、しっかり練られた)があって、お芝居だったとしても、中身はノンフィクションそのものです。
あまりにもショッキングに始まるオープニングから、子供たちを監禁した売春宿、それに群がるベドファイル(小児性愛者)の醜く太った男などが、ドキュメンタリーのごとくスクリーンに映し出されます。
ところどころに見せる手持ちカメラのリアル感と、一歩下がったような視点で見せるカメラワークと、虐待される子供をクローズアップで見せることで対比させ、胸に迫る映像となって、私たちに醜悪で、残酷な現実を見せつけます。
一方で、日本から心臓移植でタイにやってくる日本人の情報と、その提供するタイの子供が実は生きたまま臓器を摘出されるという情報を聞き込んだ主人公の物語が絡んできて、ストーリーは徐々に核心に触れていきます。
映画で描写される事実に心の底から絶望し、愕然となります。それでも何も変わらない、変えることができない。自分が手を下さなければ、誰かがやってくれるだろうというのは、エゴ以外の何ものでもないと知りつつ、なにも出来ない(しない)私...。本当に、本当に微力ながらせめて、この映画をみんなに観るように勧めます。
ラストは原作と違いますが、衝撃の映画にさらに追い討ちをかけるまさに『衝撃』のラストでした。
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[ DVD ]
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図鑑に載ってない虫 完全攻略版(2枚組) [DVD]
・伊勢谷友介.松尾スズキ.菊地凛子
【Victor Entertainment,Inc.(V)(D)】
発売日: 2007-11-23
参考価格: 4,500 円(税込)
販売価格: 3,564 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,161円〜
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・伊勢谷友介 ・松尾スズキ ・菊地凛子
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カスタマー平均評価: 4
おもしろくない 何も考えないでみて笑える作品ではない。
ちょいちょい笑えるギャグはあるけど
支離滅裂な流れをごまかすための、力技に見えてしまう
笑える事を目的に 見るのはオススメしない。
図鑑に載ってない虫 完全攻略版(2枚組) あったあった!昔こんなことあった!というような感じがして、見ていてすごく楽しかった。メイキングも更に楽しくみれました。
三木ワールド炸裂だが、どこか哲学的でもある作品。 本作も、三木聡監督の世界観が炸裂しているヘンテコムービーである。菊池凛子はオスカーノミニー後、初めての作品がこれで、ハリウッド最高の助演女優5人のうちの一人が、リストカット痕でワサビをおろすことになるとは!とにかく全編に渡ってのバカバカしさが見事であり、メイキングで笹野高史も言っていたが、金儲けではない作風というのが最高にイカシテいる。だから三木組には第一級の俳優が集まるのだろう。随所に散りばめられた小ネタも腹を抱えるほどに笑えるし、逆にグロいシーンも満載。人魚役?になったコイなど本当に死にそうだったが(笑)。いつでもカッコいい伊勢谷友介も、今回ばかりはダラダラで、新しい魅力を生み出した。監督いわく「困った顔の伊勢谷君が見たかった」からキャスティングしたのだとか。とっかかりからいいかげんである(笑)。松尾スズキのいかがわしさも最高だし、またいつもの三木組常連・岩松了、ふせえり、松重豊なども抜群の切れ味を見せる。それから、本作はただ可笑しいだけではなく、生きることと死ぬことの「意味」を哲学的に伝えているシャシンでもある。猿の手が何の意味を持つのか、最後まで分からなかったが、ラストでそうくるか!という見事な着地で終えたのも素晴らしかった。いい作品です。
図鑑に載ってない虫 死後の世界をルポするよう命じられたフリーライターの男(伊勢谷友介)が、臨死実験に必要な"死にモドキ"なるものを捜すため旅に出る。三木聡の爆笑ロードムービー。
伊勢谷ファンは必見です☆
爆笑かどうかは人によりけりですな。
私みたいに、観ても何も吸収できないようなくだらないゆる?い邦画が好きな人はきっと楽しめる☆
出演:伊勢谷友介、松尾スズキ、菊地凛子、岩松了
抜群です! 圧倒的に☆5つです。
ぶっちぎりだと思います。
「時効警察」は知っているけど「図鑑に載っていない虫」は知らないって方は、絶対に見るべきです。
お下劣、変態、小ネタ、ギャグ、昭和テイスト満載の青春ロードムービーに仕上がっています。
全体的に伊勢谷君と松尾スズキが、「傷だらけの天使」のショーケンと水谷豊を彷彿とさせます。
「臨死体験ショー」は寺山修二っぽくて素敵です。
「ボート」のシーンや「死にもどき」を捕まえるシーン等、このSFXの進んだ時代とは思えないチープな映像など随所に監督のセンスが爆発しています。
スナック街の看板などホントに細かいギャグ満載で、細部のディティールまで楽しめます。
目玉のおっさん(若松了)とチョロリ(ふせえり)はこの2人だけで物語が出来そうな程の存在感で、演技も抜群!彼らが登場するだけでニヤニヤしてしまいます。
裸のホームレス、あんな一瞬しか出て来ない超脇役を一生忘れられないような大爆笑シーンに仕上げ、しかも映画ならでわ?のスレスレラインで・・・素晴らしいとしか言いようがありません。
夏の終わりに、ご家族で、カップルで、老若男女、大人子供を問わずに?楽しめる最高の日本映画だと思います。
近年の日本映画の中では抜群ではないでしょうか。
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[ DVD ]
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パビリオン山椒魚 プレミアムエディション [DVD]
・オダギリジョー ・香椎由宇 ・高田純次 ・麻生祐未 ・光石研
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-04-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 679円〜
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・オダギリジョー ・香椎由宇 ・高田純次 ・麻生祐未 ・光石研
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カスタマー平均評価: 3
雰囲気は大好きですが・・。 オダジョーファンだからこそ楽しめた映画だが、
やっぱりみる側のことを考えていない映画に☆3つは厳しいか・・。
香椎由宇は美しい。そしてオダジョーのあの演技力。
ああいう風に「普通に」演技することがどれほど難しいことか・・。
役者としてすごい人だと素直に尊敬してしまいます。
そして、この映画の芳一役をこなせるのは彼しかいない!
・・とはいえ、この映画をDVDを初めて見たとき、
ナレーション音声(監督×菊池氏)がONになっていてうるさいことうるさいこと・・。
しばらくそういう映画なのかと思っていて途中で気づきました。
それにしても、偶然そのナレーションを聞いてしまったがゆえに、
この映画の作り手の独りよがりぶりが伝わって、よけいにうーんとなってしまいました。
なんというか・・おっさん二人(失礼!)の蘊蓄って、
なんか聞くに堪えないですね・・。
これからご覧になる方、間違ってONで聞いてしまわないよう、ご注意くださいませ。
理解不能・・・・・ 大好きな俳優さんが多く出ていたので、すごく楽しみにしていました。…がっかりです。分かる人にだけ分かればよいということでしょうか?理解しようと努力して最後まで観ましたが、オダギリさんと香椎さんのプライベート映像を見せられているようで、後味悪さだけが残りました。。残念です。
あのね・・ まず俳優陣が豪華。
主役から脇役まで興味深いキャストばかりである
映像セットの雰囲気も良いかんじ
しかしそれだけ
正直言って
破天荒で不条理ありえない馬鹿馬鹿しすぎるがすごく新しくて面白い映画と
支離滅裂で雰囲気とノリだけで突っ走る独りよがりで面白いだろを押し付けてる映画
は違います
あくまで映画は内容が大事なわけで
ノリとスピード感にのせて物語を作るなら
それだけの内容があるのが予め必要なわけで
まったくただならないその映像の面白い雰囲気を伝える作品なら
それはそれで全く内容のない映画としてあらかじめ作るべきだと思う。
どっちつかずの変に内容のないストーリーを入れて
ノリで作っただけの中途半端なもの
若干不快感を受けた
いつもならレンタルした後に面白かったDVDを買うのだけれど
やっぱりジャケットだけで即買いしてはいけないなということを学んだ
なのでその一点です。
これは…… 好きなキャストが揃っていたので、つい購入してしまいました。
わくわくしながら見る冒頭。いきなり置いていかれます。
まったく、わけのわからない物語の冒頭部。物語はこちらを置き去りにしたまま突き進みます。
それでも、中盤部分まではまだなんとか理解しようと努力していたのですが、終盤に近づくにつれてそれも困難になってゆきます。
ありえない、というよりもパラノイア的な展開にただ混乱するばかりでした。
そして、その混乱はラストシーンで最高潮を迎えます。
まるで、いきなり夢の島に放り出されたような感慨を覚えました。
とりあえずきちんと分別して、指定日に出したいと思います。
三回連続して観てようやく筋がわかった 希有な作品。「ピストルオペラ」「カポネ大いに泣く」等のはじけた鈴木清順作品に最も似ている。レビューの指摘にあるように「小劇場」的なノリのぶっとんだ、荒々しい展開で、作品の外見に惑わされ筋を見失うおそれはある。
自分は「リンダリンダリンダ」のあと「空中庭園」と「サウスバウンド」を続けて観たあとに本作品を観たので、オダギリジョーが豊川悦司にかぶり、香椎が小泉今日子や鈴木杏にだぶって感じられた。「パビリオン山椒魚」もまた、家族映画なのである。
演出の技巧はもうひとつ至らない点はあるにせよ、邦画のジョニー・デップ、オダギリジョーの演技や不可解なメタファー「150歳の山椒魚」には注目すべき点は多いにあると思う。
要は、天才レントゲン技師が、崩壊しそうな一家をレントゲンしちゃうみたいなことだと思う。謎はいくつも残る。4姉妹の母がそれぞれ誰であるか?タイトルの老いた山椒魚は本物だったのか?一族を追い出された高田純次は何して暮らしてるのか?山椒魚の警備員はあんなにテキトーで務まるのか?日本に山賊はまだいたのか?等々。
幼稚さ(無邪気さ)と勢いだけで作られたとは思えない不思議な作品。しかしまだ日本映画にこのような無茶ができる元気があることに、いや、新しい才能を生み出す素地があることに喜びを感じました。
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[ DVD ]
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ホワイトアウト<初回限定2枚組> [DVD]
・織田裕二 ・松嶋菜々子 ・佐藤浩市 ・石黒賢 ・吹越満
【JVCエンタテインメント】
発売日: 2001-03-23
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 603円〜
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・織田裕二 ・松嶋菜々子 ・佐藤浩市 ・石黒賢 ・吹越満
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カスタマー平均評価: 3.5
小学校低学年向けですね。 大人の観賞には到底耐えられません。「ドラえもん」や「鉄腕アトム」あたりを観る感覚で観た方がいいと思います。日本訪れた韓国の映画関係者が映画館でこの映画を観てその余りのレベルの低さに失笑したというのも頷けますね。なんたってこの映画のスタッフは韓国映画の「シュリ」を観てこんなの日本人にも簡単に作れるわと豪語した人達なんですから。もう笑うしかありません。
凄く面白い(?o?) 黒四ダムのロケ、若き織田裕二の熱演、松嶋菜々子, 佐藤浩市, 石黒賢, 吹越満
など多彩な顔ぶれ、とっても楽しいスケールの大きい物語です。
それにしても寒そう(*_*)
結構面白い 真保裕一のベストセラー小説が映画化 映画化不可能と言われたこのホワイトアウト 内容はダムに立てこもったテロリストを倒すとゆうもの 個人的にはダイハードに似てるなと思いました だけど評価が高いのは日本でこれを作ったとゆうこと さらに結構楽しめる 一度観てください。
大した映画 日本映画がここまで頑張れるとは凄いと思います。キャスト達はかなり辛かったとか、ひしひし伝わってきます。この作品もオススメですが、小説も十分オススメ出来ます。
俳優はいいんだけど 原作、映画、ホワイトアウト写真集、ホワイトアウトのライブDVD、 そして映画のDVDの順番でみました。 映画を観た時は★3つ、4年後にDVDをメイキングと合わせてみた感想は ★5つです。織田裕二が雪と風と煙と戦いながら演じている姿に感動。 男性はメロドラマ嫌いかも知れないけど最後の松島菜々子の涙よかったです。前知識無しで見ると迷子になってしまう。
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[ DVD ]
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ハサミ男 [DVD]
・豊川悦司 ・麻生久美子 ・樋口浩二 ・阿部寛
【東宝】
発売日: 2005-11-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,243 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 950円〜
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・豊川悦司 ・麻生久美子 ・樋口浩二 ・阿部寛 ・殊能将之 ・池田敏春
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カスタマー平均評価: 3.5
駄.作 伝統的な日本のどっと構えた本格的ミステリー映画を期待したのだが。
例えるなら市川昆の犬神家のような画面にもストーリーにも奥行きのある映画を。
これはなんちゅーーーかマンガ。
ひらったいニ次元のストーリと画面。
役者も緊張感がなくコントを撮影してるノリ。
例えるならテレビドラマのトリック。
サウンドトラックも安っぽい。
まったく期待をはぐらかされてしまった。
まっオチがコントなんで監督もこれ以外にとりようがないのかな。
本多俊之のジャジーなスコアも最高なサスペンス 池田敏春監督が東宝の大看板で仕事をするなんて。にっかつロマンポルノや東映のXXシリーズなど、女優を綺麗に撮ることでは右に出る者がいない名匠が、今回も麻生久美子を艶っぽく撮りあげた。これが本作成功の最大要因だろう。また本多俊之のスコアも最高で、テンポよく物語を引っ張る。清楚でおしとやかなアソクミも好きだが、本作のように影があって、タバコを燻らす役柄もゾクゾクするほどの色気があるなあ。ネタバレ絶対禁止のストーリーなので、詳細は観てほしいが、途中で「ファイトクラブ」的オチがあるので、DVDだと見直したくなる。まあ、突然犯人として浮上する容疑者など、ちょっと「太陽にほえろ」のような展開がなくもないが、そう考えると最初のクレジットから作りが昭和テイストである。自由が丘や渋谷、銀座でロケーションしているのに、今っぽくないのも池田組らしいこだわりか。メイキングでも池田監督のカツドウ屋魂が爆裂しており、映画業界を目指す人は必見である。「警察なんて撮ったことねえからわかんないんだよなあ」とか言い放つ姿は豪快(笑)。上質なサスペンスなので、お勧めです。
ミステリ映画? 原作を読まずに映画を見ましたが、最初の30分で犯人や主人公の謎が解ってしまいました。映画好きの人には、また、このパターンと思わせるから、主人公の殺人への動機だけは丁寧に描いてほしかった。あれでは、あまりにも分からなすぎる。それでもカメラワークや、全体的にグレーな雰囲気は楽しめかたかも。レビューで辛い人も、原作は良いと書いているので、是非とも読んで見たいです。
まず原作を。 批判系のレビューは誰も喜ばないし書きたくないんですが、
原作の大きな魅力の一つが映像を見る事で完全に消滅してしまうので敢えて批判を書きます。
映像化に際して原作とは違った角度で切り込んだ事は評価しますし、
キャスティングも一部を除き的を得ていると思います。
が、原作のドライな主人公像が完全にウェット、
しかも甘ったれたウェットな人格に変えられているのには愕然としました。
原作にも出てくる主人公の「からっぽ」という言葉や
自殺癖の意味合いが180度変わってしまっています。
それが炸裂する終盤の蛇足エピソードは拷問以外の何物でも有りませんでした。
技術的にも編集の問題なのか全体的にアフレコが下手過ぎる事や、
(嘔吐のシーンで口が閉じているのにハアハア喘いでいるのは論外)
飛び降りシーンを下手糞なコラージュで陳腐なギャグにしてしまったり、
緊迫したシーンに回想を入れてスピード感をゼロにしてしまったり、
アマチュア自主制作映画かと見紛うばかり。
他のレビューを見ると原作を未読で有ればそれなりに見れる様ですが、
名作の範疇に入るような作品を映像化によってクオリティ下げられてしまうのは
ミステリ好きとしては辛過ぎます…。
これからの方は原作を先に読むことを心の底からオススメします。
ミステリのミステリ 映像化不可能とされていた『ハサミ男』の映画化、それは、作品のトリックを差し替えただけで、原作の話の流れを少しも損なわない結果だった。ハサミ男にとっての父親の存在の大きさや、細かな設定に若干の変更はあったものの、物語の大筋を変えるものではなく、原作に忠実な構成に終始したことは、大いに賞賛されるべきである。言うなれば、ミステリのミステリ。原作を読んだ方もそうでない方も、存分に楽しめる一作である。豊川悦司の好演にも注目したい。
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[ DVD ]
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伊丹十三DVDコレクション マルタイの女
・伊丹十三 ・宮本信子 ・西村雅彦 ・村田雄浩 ・伊集院光
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2005-09-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,480円〜
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・伊丹十三 ・宮本信子 ・西村雅彦 ・村田雄浩 ・伊集院光
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カスタマー平均評価: 5
文句なく面白い
マルタイとは、警察の用語で護衛の対象者をさすそうだが、この作品では殺人事件を目的した宮本信子が演じる女優の「磯野ビワコ」がマルタイとなり、二人の刑事に身辺を完全ガードされることになる。伊丹監督自身がマルタイになった実体験があるだけに、二人の刑事の密着ぶりはなかなかリアルだ。
ビワコが目撃した殺人犯は宗教団体の一員で、ビワコの裁判での証言をやめさせようと、脅迫したり命を狙ったりと執拗に付狙われる。ビワコと二人の刑事がそれらを切り抜けていくところは、はらはらどきどきさせられる一方で、どのような状況になっても女優魂を忘れないビワコのふてぶてしさと、女性としての可愛さの双方がコミカルに描かれており、最初から最後まで面白く、楽しめました。
ラストシーンのオチにニヤリ! 伊丹十三監督作品の中では特にサスペンスの要素が強い作品ですが、西村雅彦+村田雄浩の刑事コンビと宮本信子の女優のやり取りも何ともおかしかったです。伊丹十三監督らしいのはラストシーンで突然現れるどんでん返し的なオチでしょうね!この作品自体、オウム真理教事件を素材にして作られていますが、ラストのオチは当然国松警察庁長官狙撃事件をパクっていますね。(これ以上は書けないので、実際に作品を見て下さい。)
やらなきゃいけないことをやるだけ 人生において勇気をもらいたい時、修羅場に陥いり這い出さなくてはいけない時、必ずこれを見る。
洋画を観て薄っぺらーく「何となく分かったような気になる」くらいなら、伊丹映画を繰り返し何回も観た方が、人として賢い。
日本映画のコメディーで本当に笑わせられたのは、伊丹十三の映画だけだったようにも感じる。
結局、人間考察のリアリティーの度合いが違うのだよ。
宮本信子の脇の下のたるみ、山崎努のポマードから漂うおとこの色気、西村雅彦と村田雄浩のクドサ満開のイジリ方、津川雅彦の丸出し助平・・・。本当に役者の使い方が分かっていた監督が、また一人いなくなった。
伊丹映画の特徴は、バタ臭く、アクが強く、洗練なんて全然されていない。
いい意味で「東映やくざ映画」「日活ロマンポルノ路線」の系譜にある昔ながらの作り込む作風であった。常に現代のタブーや体制を、人間の心底にある欲望と好奇心でもってコメディー形式で分かり易く描き出した。
どの作品も一貫して、観た後の引っ掛かりが違う。そして、しつこい。
伊丹十三とは、まだデジタル化されていなかった「昭和の最後のいい男」だった。
彼が世に生まれて好きな映画を撮らせてもらい、最後に「ホントに撮らなきゃいけないものを撮るだけ」だったのが、この作品だったとは思いたくない。
文句なし!ですね 本当に伊丹さんの映画は好きです。
中でもこの映画が一番ですかね・・・途中から見ても面白いし、文句の付け所が少しもありません。
西村さんの演技。僕は感動しました。特に舞台のシーンとか・・・
コメディーサスペンスの感じ。テーマは深刻だけどクスッって笑ってしまいます。
マルタイの女。エンディングのラストーシーンも見てみよう。
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