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必殺!5 黄金の血 [DVD]
・藤田まこと ・三田村邦彦 ・村上弘明 ・菅井きん
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2001-11-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,500円〜
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・藤田まこと ・三田村邦彦 ・村上弘明 ・菅井きん
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カスタマー平均評価: 2.5
落胆 劇場版・必殺の1番の駄作必殺仕事人シリーズは映画の為かテレビドラマでは仕事人の死亡はスッカリ無くなった!映画の度に冥土の旅に…それにしても酒井法子起用?役・演技・最低です!勘弁して下さい。
酒井法子が痛い 激突!の設定での劇場版なのだが、その激突!のメインキャストである朝右衛門はなぜか登場せず、夢次も中村橋之助が演じているのではない上に、得物もサブマシンガン的になっていたために最後まで夢次だと気が付かなかった。
劇中のメインは政とお浅(酒井法子)のやりとりだが、お浅はなぜか予知夢の超能力を持ち、頭が弱い上に溺れた後遺症で記憶喪失になってしまうという極めて鬱陶しい存在である。
お浅に絡んでくる若者4人と力士も脈絡がなく登場してきて、お浅共々非常に鬱陶しい。歌まで歌う始末だ。当時のアイドル、タレントか?
この作品で必殺5以降人気を博した?政が死ぬのだが、政の最期も無駄死にに相応しく(秀を庇おうとして天本英世と刺し違える)、こんな駄作で死ぬぐらいなら裏か表かで竜たちと一緒に殉職しておいた方がまだマシだったのにと思った。
主水が名取裕子演じるおむらに対して呟いた「やりてぇ?」の一言が笑えたので☆2つ。
天本おじいちゃん 同じ劇場版“裏か表か”“恨みはらします”と比べると確かに作品の質は落ちるかもしれません(ちなみにブラウン館の怪物たちとそれらの作品は、作風等からして全く別物、異質と私は思っているのであえて比べません。あくまで誉め言葉です)。確かに…、というかやはり酒井法子のキャラは私も「なんだかなぁ」と思いました。政の運命を左右する重要な位置にいるのですから、もう少しキャラを考えてほしいと思うのも事実です。私の好きな部分はズバリ地獄組。この設定に引いた人もいるとは思いますが、実はこの地獄組、必殺のスペシャルでこの作品の前に私の知る限り一度、登場していたのです。盲目の手下を従えた片目の組長という共通部分を残しつつ、キャラ設定を少し変えての再登場は嬉しいものでした。そして片目の組長“赤眼”を演じた故・天本英世さんがまた良い!殺人コウモリを杖にぶら下げた死神博士が復活したかのようなおどろおどろしさは、まさにカルト俳優であるこの人にしか出来ません!!
脚本が良くないと思います・・・。 必殺4の後に見たからかも知れませんが、4の凄まじいハードボイルドの後のこの作品の酒井法子(不思議少女が当時流行っていたのでしょうか?)にはハッキリ言って、おもいっきり引きました。 あの不思議少女ネタはテレビ版でもありましたが、見てるとイライラするのは私だけでしょうか?完成度の低さにちょっとガッカリした作品でした。
酒井法子や 悪徳奉行と仕事人との壮絶なる戦い 政が抱く一途な恋心 思いをよせる娘ふんする酒井法子 殺しの家業から足を洗ったいたが さて政の運命は 政の思いは届くのか?
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座頭市地獄旅 [DVD]
・勝新太郎 ・成田三樹夫 ・林千鶴 ・岩崎加根子
【ポニーキャニオン】
発売日: 2003-10-16
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,600円〜
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・勝新太郎 ・成田三樹夫 ・林千鶴 ・岩崎加根子 ・子母沢寛 ・伊藤大輔
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カスタマー平均評価: 4
市と十文字、勝と成田 座頭市シリーズは実はこれしか観ていない。あとは北野版だけ、座頭市と名のつくものを観たのは。成田三樹夫のファンになり、彼目当てでDVDを買ったので、結構最近観たんだけど、とても良い。他のを観ていないので偉そうなことはいえないが、今作がシリーズ12作目らしいが12作目でこのクォリティーはすごい。これがプログラムピクチャーの力か・・、今じゃあり得ない。昔の日本映画は勢いがあったんだろうな、製作者も役者たちも。ストーリーはまさに時代劇といった感じで、裏切らない展開が逆に気持ちいい。シリーズの通しネタとかあるのかなとか思うと他のもみたくなった。
そしてなんといっても市(勝新)と十文字(成田三樹夫)!ふすまごしにけん制しあう二人、くお?っシビれる!さすがの勝と負けずいっぽもひかない成田三樹夫、こんな役者も最近いないなぁ・・・。
北野版のあとにこの作品を観た。北野版もおもしろかったし、たけし=市も悪くなかった。別モンだしね。ただ、市は勝のもんだとおもった。
指を鳴らす癖がポイント これで敵討ちの相手がわかる。 余り説明的にならずに伏線を張っていく手際は見事。 成田三樹夫の悪役ぶりも素晴らしい。
忘れられないシーン 昔、昔、私がまだ小学生の頃、座頭市もテレビでおおっぴらに音声そのまま放映されていた。何本か見たのだろうが、唯一鮮明に記憶に残っているのは、市と浪人が、頭の中で将棋を指しながら、緊張が頂点に達し、切り結ぶ場面だ。先週、30年以上を経て見たが、その当時の鮮烈さは色あせていなかった。確かにストーリーには不可解な面が多分にある。しかし、このシーンだけで、これらを補って余りある作品であることは確かである。
大傑作と言われるが これはアメリカでもマニアの間では評判がいいらしいが、私は今ひとつ腑に落ちないというか、心からは納得できない作品。 市と十文字の関係がなんだかすっきりしない。ずーっと道中、仲良しだったのに、最後に突然、市が十文字を斬り殺しちゃうのはなぜなんだろう。世話になった兄妹を助けることになるのはわかるけど、それは単なるキッカケであって、実は和気藹々と親しく付き合いながらも、お互いに相手と共存はできない、と思っていたのでしょうか? 伊藤大輔脚本っていうのは、ウリですね。
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五条霊戦記//GOJOE [DVD]
・浅野忠信 ・永瀬正敏 ・隆大介 ・船木誠勝 ・勅使河原三郎
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2004-11-25
参考価格: 2,500 円(税込)
販売価格: 2,500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 251円〜
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・浅野忠信 ・永瀬正敏 ・隆大介 ・船木誠勝 ・勅使河原三郎
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カスタマー平均評価: 3.5
新たな「義経」伝説のはじまり 個人的には満足です。
というか、大好きですね。
こういう世界観。
ダークでいて、ヒーローもいない。
あえて言えばアンチヒーローの2人の対決。
何より、最近の邦画では、一番殺陣がカッコいい。
五条の橋での浅野忠信の殺陣はひたすらカッコいい。
そして色。
逢魔ケ森のシーンも、濃い緑で統一されて、不思議な印象を与えてくれます。
滝の中での白装束もまた、印象的。
勅使河原さんも、控えめながらとても強い印象を残す演技をしています。
これをみると、「なるほど、そういう解釈もあるか!」
と新たな義経伝説のはじまりを感じさせます。
ただ、個人的には好きなダークな作品ゆえ、一般受けはあまりしないであろう映画であることは確か。
そこをふまえてあえて星4つとしておきます。
役者に救われすぎ 言いたいことはわかるが、展開のグダグダさがだるくてしょうがない、役者頼みで成り立っているような作品。視点は悪くないと思うのだが、「だから何だ」と思わず言いたくなる。
そう思われない程度に、役者「以外」の部分をよくよく考える時間はなかったのだろうか。
アクション部分に力を入れた、という言い訳はいらない。
善い人がいないダークな世界観。これは爽快感なき三国無双のようだ!!(笑) 根暗な義経と地味な弁慶がオレより強い漢(おとこ)と戦いたいというタダそれだけのどうでもいい願望を
宿命と称して五条大橋で勝負に挑む牛若丸異譚。
浅野忠信が無表情に息も切らせず目線も動かさず周囲の敵を撫で切りまくる鬼気迫る映像は触れるものを皆切るが如く凍りついた
独特の世界を醸し出していてなかなかGOODです。
しかし浅野さん、いい役者ですね。
エンディングを見ても結局何が言いたいのかよくわからなかったが重苦しい不快感だけは確実に残った。
善い人がほとんどいない。
王朝絵巻とも判官贔屓な国民感情とも無縁のダークサイドの牛若丸伝説絵巻。CGの使い方、俳優の演技に見るべきところ
があるが脚本とテンポ、台詞に難ありかな。
浅野ファンと時代劇好きなら損はないかも。(多分)
悪くはないが、特に心に残る映画ではない。 うーん、いまいちかもしれません。浅野忠信は相変わらず独特の魅力を放っていてかっこいいし、古代の日本を思わせる大自然の舞台も印象深いのですが、映画として見たときにいまいち心に残るものがないのです。部分部分ではけっこうよいシーンがあるのですが、全体としては並の出来かもしれません。
鬼になろうとした人、人になろうとした鬼 義経(遮那王)と弁慶の五条大橋での出会いが、実は伝承とは逆だった・・・という破天荒な設定。遮那王こそが五条の「鬼」で、弁慶が仏の導きにより鬼退治に現れた救世主。
しかし、鬼と怖れられた遮那王は所詮「鬼になろうとした人」であり、弁慶は逆に阿闍梨(あじゃり)に諭され「人になろうとした鬼」。この二重の設定と対比は見事としか言いようがない。
この物語では、主役はあくまでも弁慶。彼が本当に「鬼」なのかは、実はわからない。しかし生まれつき「鬼」と呼ばれ、人間離れした力を持ちながら、人として生きたいがためにその力を封印していた。彼はある日、五条の鬼を倒して光明を得よと不動明王の託宣を受け、五条にやって来る。
一方、どんな修行を積んだのか知らないが、遮那王の強さは人間離れしていた。打倒平家の目的は、弁慶と対峙してからは、本当の鬼を倒すほどに強くなりたいという欲望に変わる。見所の遮那王の斬新な二刀流の立ち回りは、凄惨でありながらも美しい。
「不動明王の託宣と思ったのは、思い上がりだったのか」と迷う弁慶。しかし恩師・阿闍梨の死を知って自らの「鬼」の封印を解く。
弁慶役の隆大介、遮那王役の浅野忠信は本当に素晴らしかった。また、窮地の弁慶を救うために「鬼」を「気」で追い払っておきながら、後にあえて凶刃に倒れ、死をもって遮那王をいさめようとする阿闍梨役の勅使河原三郎も、凄い存在感を放っていた。
全体的にもう少し編集で切って上映時間を短縮した方がいい場面もあるが、映像の美しさで最後まで見せてしまう。ただし二度、三度と観ようとすると、長すぎるかも知れない。
ラスト、圧巻の対決のクライマックスに遮那王が見せた表情が印象的だった。鬼になろうとして人の心を失った遮那王は、本物の鬼によって倒されることを望んでいたのかもしれない。
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怪異宇都宮釣天井 [DVD]
・小笠原竜三郎 ・筑紫あけみ ・遠山幸子 ・藤木の美 ・丹波哲郎
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2001-06-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,500円〜
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・小笠原竜三郎 ・筑紫あけみ ・遠山幸子 ・藤木の美 ・丹波哲郎
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カスタマー平均評価: 3.5
ホラーではなくカルトとして観よう 「怪異」と題しながら、怪談じみた描写はほとんど無い異色作。 はじめから、そのつもりで見たほうが良い。 大掛かりな釣天井の仕掛けを、合成で強引に見せてしまうクライマックスに呆然。
面白いけど・・・・・。 いまいち、びびるところがなかったのが残念・・。
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忍びの者/伊賀屋敷 [DVD]
・市川雷蔵 ・八千草薫 ・山形勲 ・鈴木瑞穂
【パイオニアLDC】
発売日: 2003-03-21
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,500円〜
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・市川雷蔵 ・八千草薫 ・山形勲 ・鈴木瑞穂
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カスタマー平均評価: 3
二代目より1代目かな 霧隠才蔵の息子、二代目・霧隠才蔵を主人公にしたシリーズ第6作。徳川幕府転覆を企てる由井正雪、丸橋忠弥らの計画阻止のため、松平伊豆守は甲賀忍者たちを放つ。だが彼らの前に、島原の乱で父を殺され徳川に復讐の念を抱く二代目・才蔵が立ちふさがる。
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[ DVD ]
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必殺仕掛人 [DVD]
・田宮二郎 ・高橋幸治 ・津坂匡章 ・山村聰
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2008-02-22
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 2,800 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・田宮二郎 ・高橋幸治 ・津坂匡章 ・山村聰 ・池波正太郎 ・渡邉祐介 ・安倍徹郎
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カスタマー平均評価: 0
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さくや 妖怪伝 [DVD]
・安藤希 ・松坂慶子 ・藤岡弘 ・丹波哲郎
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2006-02-10
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・安藤希 ・松坂慶子 ・藤岡弘 ・丹波哲郎
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カスタマー平均評価: 5
安藤さんの魅力満載 劇場では見ませんでしたが、この映画、気になっていました。
廉価版が出たので見ましたが、感動しました。
主演の安藤希さんを始めとする、配役が適材適所です。
安藤さんのキリリとした表情と、たまに見せる笑顔が最高です。
安藤さんの弟役の山内君は、雰囲気を和ませたり、意外なところで活躍したり、良い味出してます。
安藤さんのパパ役の藤岡ライダー1号さんは、少ない出番ながら映画全体を引き締めています。
安藤さんの魅力がたっぷり詰まった楽しい冒険活劇です。
思わず手に汗握り、安藤さくやさんを応援してしまいました。
全体を通して見ると、続編への含みも感じます。
「同じキャストでの続編が見たい。」と切に願っています。
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神州天馬侠 完結篇 [DVD]
・薄田研二 ・柳永二郎 ・沢村精四郎 ・里見浩太郎 ・円山栄子
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2008-04-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・薄田研二 ・柳永二郎 ・沢村精四郎 ・里見浩太郎 ・円山栄子
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カスタマー平均評価: 0
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猿飛佐助 闇の軍団2 地の巻 [DVD]
・松方弘樹 ・渡辺哲 ・高松英郎 ・菅原文太
【東映ビデオ】
発売日: 2005-01-21
参考価格: 5,460 円(税込)
販売価格: 5,460 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,429円〜
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・松方弘樹 ・渡辺哲 ・高松英郎 ・菅原文太 ・水上竜士 ・石倉保志
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カスタマー平均評価: 4
公開中の映画 DVD展開がメインらしい作品ですが、天の巻と地の巻を合わせて劇場用に短く編集した映画版を拝見しました。(なので、評価の星は、DVDではなく映画の評価です。)娯楽アクション時代劇のジャンルがこんなにシャープで面白いとは実は思っていませんでした。音楽もクール(と思ったら野島健太郎さん。なるほど)。ちょいと血糊が出血大サービス。劇場版ではカットされている部分がどんななのか気になります。卍と鉄丸がイイ!
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[ DVD ]
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SHINOBI [DVD]
・仲間由紀恵 ・オダギリジョー ・黒谷友香 ・沢尻エリカ ・椎名桔平
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2007-01-27
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 855円〜
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・仲間由紀恵 ・オダギリジョー ・黒谷友香 ・沢尻エリカ ・椎名桔平 ・山田風太郎 ・平田研也
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カスタマー平均評価: 3
美男美女の悲恋物語 原作も読んだのですが、私は映画のほうが感動しました。(ただし原作を読んでいないとディテールまで理解できないところもあるのですが)登場人物はみな魅力的だし、どのシーンも迫力あって美しい。なんといっても主演二人が美しく、瞳でする演技が素晴らしい。朧が弦之介にどうしても破幻の瞳を使えず、そして弦之介もいつもの術を使わず、あえて朧に殺されるシーンに泣きました。最高のラブシーン。
忍とは… 前評判通りの美しい映像は、何処をピックアップしてもスチール写真に出来る位であり、衣装も個々のキャラクターに凄く合っていて、バックに流れる音楽の幻想的な壮大さ、この3つは日本映画の中ではにレベルの高い美しさだと思う。が、アクションとラブストーリーを併用させたストーリー、登場キャラの多さから思えば何処を取っても中途半端な展開なのが、非常に勿体ない。それは、単に映画の時間の短さなのか?脚本の薄っべらさが原因なのか?多分、どっちも。だろう。単純に弦之介と朧のラブストーリーとして映画を観るならば、感動出来る部分もあるが、アクション映画としては、評価に苦しむ。オダギリジョーと仲間由紀江の台詞が少ない分、眼力で感情を表現した演技(映画の中でも、眼力を遣った忍術を操る二人)と、ラストに浜崎あゆみが唄う「HEAVEN」に合わせた、弦之介と朧の2ショット写真には感動したので、☆3つだか…。忍とは…はかない者。映画も、はかない物になっちゃった感じ。
弦之介がこれでは 原作とは相当違っているのだろうと予測していたが思ったほど悪くはなかった。
朧、天膳、夜叉丸、小四郎、蛍火、陽炎などの雰囲気が出ており、役者の演技にもなかなかの迫力を感じた。
しかし、最も格好良いはずの甲賀弦之介は最もカッコ悪い。弦之助のキャラクターがまったく出ておらず、役者の演技も下手だ。どうしてこんなキャスティングにしたのか疑問が残った。
オダギリジョーという役者は本映画で初めて見たが、人間的な深みが感じられなかった。
もうちょっと・・。 忍びを必要としなくなった、そんな時代に生きた甲賀と伊賀、両家の忍び達。
そんな彼らの生き様を描いた作品。
見せ方が綺麗で、面白かったんですが
欲を言えば、仲間ゆきえ演じる朧の瞳の能力シーンがもっと見たかった。
後は、もう少しアクションシーンがあってもよかったと思う。
(というより見たかったです!)
結末はけして完全なるハッピーエンドとは言えないけれど、
1度見てみても損は無い作品だと思います。
原作と比べて 映画を見た後で原作を読んでみました。
映画は映画の、小説は小説の良さがあります。映画の評価はさほど高くなかったように記憶していますが、映画としてはよく出来ていたのではないでしょうか?
まず、主人公の二人に関しては映画の方がずっと魅力的です。
原作の伊賀の朧は全く忍としての自覚もなければ、普通の小娘にすぎず、映画の朧(仲間)の方がずっと忍の頭目らしく凛としていました。
又、甲賀側の弦之介(オダギリジョー)も映画の方が良かったと思います。映画のよさはこの二人によるものが大きいでしょう。薬師寺天膳(椎名)陽炎(黒谷友香)他、ミスキャストはなかったと感じます。
ただ、時間の関係もあるのでしょうが、原作での各派10人同士の戦いが6人同士と半分になった上、見せ場である死闘シーンがかなり少なく、(最初の御所での力比べはかなり迫力があったのに)各自が業を殆ど見せることなく、あっと言う間に決着がついてしまい、弦之介や朧の業がどういうものであるかは映画を見ただけではわかりません。あの瞳の意味は何か原作で初めてわかりました。
個人的には天膳がもっと活躍してほしかったのですが(十分ですか?)蛍火(沢尻エリカ)は原作ではかなりの使い手なのですが映画ではお飾り、原作の朧状態になっていました。仕方ない事ではあるのですが、原作の蛍火は非常に出目キャラクターですのでそれはかなり残念です。
ラストも映画と小説は異なりますので、映画を見た方は原作「甲賀忍法帖」を読むことをお勧めします。私は原作のラストの方が好きです。これも好みが分かれると思いますが、私は両方との楽しめました。
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