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あずみ 2 [DVD] 隠密くノ一列伝~秘められた女忍び~(ハード) [DVD] 子連れ狼 DVD-BOX 二河白道の巻 (4枚組) 魔界転生 [DVD] あずみ スタンダード・エディション [DVD] 里見八犬伝 [DVD] 影の軍団 服部半蔵 [DVD] 新諸国物語BOX [DVD] 忍者武芸帖 百地三太夫 [DVD] 影武者<普及版> [DVD]
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あずみ 2 [DVD]

[ DVD ]
あずみ 2 [DVD]

・上戸彩 ・石垣佑磨 ・小栗旬 ・栗山千明 ・高島礼子
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2005-09-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 223円〜
あずみ 2 [DVD] ※一部大型商品を除く
上戸彩
石垣佑磨
小栗旬
栗山千明
高島礼子
小山ゆう
カスタマー平均評価:  2.5
さあ、続編。真田昌幸と上戸あやの一騎打ち。いいぞ、上戸彩!
「あずみ」と唯一残った仲間。「あずみ」に使命をあたえた天海は彼らを捨て、脱出をはかる。 真田昌幸は先制攻撃。昌幸をまもるは甲賀衆。その中に潜伏していた伊賀衆の娘。唯一の相棒は殺される。 遂に、「あずみ」は一人きり。「あずみ」を慕う「悪党」たち。 しかし、甲賀忍者軍団のわなにはまり絶対絶命。 「あずみ」は生き残った。不死身の娘刺客。 最後がいい。 真田昌幸(平幹二朗)は、彼を操る甲賀衆とその頭領でもある愛人を殺され、武士として「あずみ」との一対一の勝負を挑む。 「おのれ一存。手出しをするな」 「あずみ」は勝った。 「あずみ」を葬る包囲網は多い、「あずみ」殺しを止めたのは真田幸村。 「武士の最後の言葉をまもれ」という説得力。 悲惨な結末。若き刺客軍団は壊滅。天海は生きのびた。 「あずみ」はたった一人。どこにいくのだ。これから・・・ どう考えても、哀しい。 「あずみ」演じる戸口彩はすばらしい。 この続編は多分でない。これで終わりであると思った。 ◆私は まきび病院の劇団『憂欝座』を思い出しながら、観ていたのだ。患者が職員と共につくった劇団。岡山・神戸・福山を自主公演。オリジナル脚本、毎日の練習、合宿もし、公演前は、自分たちでつくった小道具その他一式を小さなトラックに積み現地へ向かう。そして公演した少年・少女たち。彼らの演技力は、この作品に出る若者たちに勝るとも劣らないと思った。『憂欝座』は、精神科病院で若者たちがつくった劇団である。今は、休んでいる。
単なる個人的な報告
『あずみ 2』をレンタルDVDで観たのは、もう4?5年ほど前になりますか。 それで、今頃『あずみ 2』がどんな映画だったのか思い出そうとしても、記憶に残っているのは、栗山千明扮するくの一が、なにかブツブツつぶやきながら、前作であずみといっしょに死線を生き延びた少年(いまでは役名も役者の名前も顔も覚えていない彼)を、あっさりと矢で射抜いたこと。せっかく前作で生きのびた刺客が、ストーリーの都合でたいした働きもしないうちから、あっさりともったいなくもなく抹殺されたのには、驚いた記憶が残っています。 それ以外のことは、何一つ思い出だせない始末。僕にとっては印象の薄い映画だったんですね。だから、どんな役者が顔をそろえていたのかも、まったく記憶に残っておりません。 上戸彩が主役の映画に、敵役でも栗山千明を出演させたのは、大失敗ですわ。どらちかというと、栗原千明の方がよっぽど「あずみ」オーラを出していて、上戸彩が霞んでしまっていました。大人の都合だか、撮影スケジュールが合わないとか、栗原本人が主演を断っていたのかもしれませんが、私的には、映画『あずみ』の人選の段階から、上戸彩じゃなくて、栗山千明を「あずみ」に抜擢するべきだった、と今では確信しています。 栗山千明嬢は、立っているだけで、オーラ溢れる女優として記憶に刻まれるいまどき稀有な存在ですが、いまではすっかり大人になってしまったから、もう「あずみ」の役をすることはないのでしょうか。 彼女、HHKの時代劇「浪花の華」では、女剣士役がハマっていました。もし、どんなかたちであれ、成人になった『あずみ』の役をやる企画が持ち上がったら、そのときはぜひ、栗原千明さんを主役にして欲しい、なんて願ってしまいます。
実写ではツライか
山奥の現場みたいなところで鬼ごっこしてみたり、 高知東生の嫁さんが、あまりにマンマな啖呵を切ってみたり、 前作に比べるとあきらかにパワーダウン。 オダギリに続く怪演で魅せた栗山嬢も、引っ張った割りに退場はあっさりで拍子抜け。 原作を読んでいないので断定はしませんが(原作にこのエピソードがあるのかどうかも分かりませんが)、 マンガで読めばそれなりな展開&結末だったかも知れません。 個人的に、あの犬っぽい人が出てこなかったのが残念なだけです。
・・・
「俺達は刺客だ?」 冒頭からの説明台詞で早速ぐったり。 なんでストーリーの流れに沿って観客に(自然に) 理解させるってことができないんだろう…? まあ、弓矢を「撃つ」なんて台詞を書いてるくらい だからそんな小器用なことはできないのかな。 え? 弓矢は「射る」ものだってことぐらい知ってるけど それじゃ観客がわからないだろうと思って「撃つ」 と言わせたって? そうやって客をナメてるからこの程度のものしか 作れないんだね。 はっきりいって学芸会レベル。 どうしようもない駄作です。
普通に楽しめたし安心して見れる。何より上戸彩が可愛いくハマリ役!
なかなか皆さん厳しい批評ですね。 先ず、映画という観点から期待すると皆さんの批評は納得できます。 ただ単行本もあるようですし、アニメとして見ればストーリーも現実の歴史と重ねた違和感なく見れるものだと思います。 パート1での登場人物や時代背景の説明にあたる部分が意外性があった為、特別引き付けられるのはどんな作品でもよくある話。 パーツ2が物足りなく感じるのはある意味この作品だけが悪いのでなく仕方のない事だと思う。 パート1を見て、パート2がどうしても見たいと感じたのは事実。期待し過ぎた分感動が少なかったのは事実ですが、普通に楽しめたしパート3も見たいから製作して欲しいと素直に感じました。 映画でよくある難し過ぎて終わるまで意味が分からなかったってのと比べると、逆に分かりやすくて手頃な感もします。 例えて、ハリーポッターなんて世界で注目されシリーズ化もされてますが、主人公が凄いと説明されながら期待して見ていると たいして凄いと感じれなく、周りの人より少し凄いというだけ。登場人物が揃ってポッターさんと凄く人のように持ち上げますが、見ていてそんなに凄いかな?って感じるのは私だけでしょうか?何か物足りなさを感じました。 それに比べると、お決まりかもしれませんがヒーロー物の典型で絶対負けない、安心して見れるものだと思います。 私は元来、上戸彩のファンでも何でもなかったのですが、この映画を見てファンになりました。 演技が上手とかは置いといて、とにかく可愛い!女の子だからお姫様でなく逆に刀、刺客という男性的な役柄が上戸彩を引立てたように感じます。 正直、この映画でファンになりその後、TVなどで見る上戸彩を見て普通だなって物足りなさを感じた位です。 演技がどうとかって批評は、確かにTVドラマをみれば一目瞭然ですが、あずみでは違和感なく見れました。 「映画=感動」みたいな期待して見るからショックが大きいので、邦画で上戸彩というアイドル(?)が主演し、小学館で連載され単行本も発売されているアニメが実写で映画となった。と聞いて見れば最初から「映画=感動」と期待し過ぎず見るのでは?逆に、「湘南爆走族」や「ビーパップ」のように実写版で安っぽくなってしまいショックを受ける事を考えれば全然普通に楽しめると思うのですが・・・。 実際は、単行本を読んでいないのでパート3があるのかは不明ですが、私が見たいのもありますが、上戸彩の為にも是非製作して欲しいと思う。

隠密くノ一列伝~秘められた女忍び~(ハード) [DVD]

[ DVD ]
隠密くノ一列伝~秘められた女忍び~(ハード) [DVD]

・原紗央莉; 吉岡睦雄; 星野あかり; 森羅万象; 神保良
【GP?~???[?W?A??】
発売日: 2009-07-24
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,952 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
隠密くノ一列伝~秘められた女忍び~(ハード) [DVD] ※一部大型商品を除く
原紗央莉
吉岡睦雄
星野あかり
森羅万象
神保良
カスタマー平均評価:   0

子連れ狼 DVD-BOX 二河白道の巻 (4枚組)

[ DVD ]
子連れ狼 DVD-BOX 二河白道の巻 (4枚組)

・若山富三郎 ・富川晶宏
【東宝】
発売日: 2008-12-19
参考価格: 12,600 円(税込)
販売価格: 9,832 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 9,689円〜
子連れ狼 DVD-BOX 二河白道の巻 (4枚組) ※一部大型商品を除く
若山富三郎
富川晶宏
カスタマー平均評価:  4.5
東宝の釈明は信用できませんよ
「子連れ狼」の場合はどうか分かりませんが、少なくとも同じ東宝から出ている「上意討ち」に関しては128分の完全版のマスター(※この完全版は10年程前にNHKのBSで放映されました)があるにも関わらず、DVDで発売されたものは7分も短い121分の短縮版でした。その件に関して東宝のメーカー側の釈明が「子連れ狼」と同様のものでした。完全版があるにも関わらず、メーカー自体がそのマスターの存在にさえ気づかず短縮版を完全版としてDVD化するような、ずさんな作品管理を行う所ですから、東宝さんは。しかもその事実が分かっても完全版で再発売する気が全くないことにも怒りを覚えます。もしかしたら「子連れ狼」も完全版があるのかもしれませんね。
凄い映画
腕が吹っ飛び、首も吹っ飛び、残酷極まる時代劇だが、 それほど嫌気がささないのは大五郎の存在と、 何にもまして、若山富三郎の殺陣・・・ 凄く速い居合などの殺陣、おそらく、日本一の殺陣役者だろう。
サントラ版は既に出てますが…
サントラ版は御用牙と抱き合わせでキングレコードからCDがかなり前から出てます 全六作リアルタイムで見ました 確か御用牙と併映でした 若山氏はオーディションの際 小池一雄氏の前でトンボを(バク転)きったそうです 当時にしてはやたら血が吹き出して驚いたのを思い出します 感涙…
なるほど
まだ若輩者故に、以前CSで観ただけでしたので、皆さんのコメントに感心しきりです。たしかに本編はオモロー!!です。ただ、付け加えさせて頂くなら、音楽がまた素晴らしい!!てか、かっこよい!たしか『子を貸し…』かな?の、O.P.BGMが今クラブでかけてもいいくらいの超絶ナンバーでヤられます!サントラも出して!!
映画館で上映時間を確認しました
DVDが短縮版であるかどうかを映画館に行って確認してみました。作品は、これまでというか、多分今回も一番映画版と長さが違う(約30分!)「親の心 子の心」です。「テアトル新宿」の「特集・若山富三郎の軌跡」での鑑賞です。チラシには、「上映時間108分」とあります。上映開始時にしっかりと時計を見て検証開始!しかし、一旦始まるとそんなことはすっかり忘れ画面に釘付け、終了時には作品の圧倒的迫力に、こちらもぐったりと疲れましたが、時計を見ると確かに上映時間は「81分」だったのです!何故こうもちらしの表記と実際の上映時間が違うのかは映画館の方に聞いても分からずじまいでした。 ということは先のレビューの方の書かれているとおり東宝さんの言うとおりということで短縮版ではないということなのでしょうか? が、しかし、そのレビューの方のおっしゃている、以前見た印象と比べ短いようだ、との内容の発言が気になります。もしかすると「大人の事情」で密かにロードショー時のフィルムをカットしたのでは?という疑問が残ります。事実、同じ原作「乞胸お雪」に基づくTV版「子連れ狼」の回も「大人の事情」で現在欠番・放映禁止・DVDからも落ちています。 と何かと考えさせられますが、このシリーズが映画ファン必見であることは間違いありません!しかもBOX第二巻の映像特典はアメリカ版の「ショーグン・アサシン」!!やるじゃないか東宝!これはもう単品そろえるよりBOX二巻購入しかありません!絶対のお勧めです。

魔界転生 [DVD]

[ DVD ]
魔界転生 [DVD]

・窪塚洋介 ・佐藤浩市
【東映ビデオ】
発売日: 2003-10-21
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 4,824 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 288円〜
魔界転生 [DVD] ※一部大型商品を除く
窪塚洋介
佐藤浩市
山田風太郎
カスタマー平均評価:  2.5
女性向けの改悪作品です
フジテレビのトレンディドラマ以降女性をターゲットにしないと映画もドラマもヒットしなくなってしまった。結果としてどうなったのか?作品からエグい残酷なシーンはドンドン削られ本質的な面白さが変質して行った。若い女性が嫌がる事は敬遠され女性が面白いと思うモノが優れた作品とし評価されてゆく。芸術が芸術と理解されず映画が映画で無くなってしまった。この作品はそのことを如実に物語っているのではないか?
平山監督の失敗作
佐藤浩市さんに星4つ。だってかっこいいんだもん。そんな感想の映画です。
駄作です
大昔のオリジナルの魔界転生に比べたら、駄作ですね。 特に柳生十兵衛が、ショボイ。やはり、千葉真一でしょうね。 雰囲気が無さすぎ。
歯ごたえある作品
沢田研二が妖艶なる天草四郎なら、窪塚洋介は虚無の天草四郎。 その存在感は抜群だと思う。同様に俳優陣の演技の厚みと、それを 的確に描写していく平山監督の手腕は見事です。 殺陣も迫力満点、ラストの柳生親子決戦も素晴らしい。特撮も的確で効果的だし 見応え十分。深作版ファン、時代劇ファンならずとも必見です。
それなりの役者を揃えながら、何ともなぁ。。と言う作品。
柳生十兵衛(佐藤浩市)、宮本武蔵(長塚京三)、宝蔵院(古田新太)、徳川頼宣(杉本哲太)、おひろ(黒谷友香)、お雛(吹石一恵)など それなりの役者を揃え、CGを多用しながら、何だかなぁと言う作品。 魔界から転生した天草四郎(窪塚洋介)が、徳川幕府に復讐すべく、 この世とあの世の剣豪を次々と魔物に転生していく物語。 柳生十兵衛はそれを阻止すべく、名だたる剣豪達と刃を交えていく。 刀と刀の真剣勝負に焦点を当てていると思われるが、 正直迫力もスピードもなく、柳生十兵衛も剣豪が転生した魔界衆も大して強くない。 かと言ってストーリーとして見所があるかというと、それもない。 俳優、女優の演技とCG、それらに頼りすぎて、それ以上のものが何もない。 残念な作品である。

あずみ スタンダード・エディション [DVD]

[ DVD ]
あずみ スタンダード・エディション [DVD]

・上戸彩 ・オダギリジョー ・岡本綾 ・北村一輝 ・竹中直人
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2003-11-21
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 3,992 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 886円〜
あずみ スタンダード・エディション [DVD] ※一部大型商品を除く
上戸彩
オダギリジョー
岡本綾
北村一輝
竹中直人
小山ゆう
カスタマー平均評価:  3
上戸彩とオダギリジョーの存在感 絶大。
若者軍団たちの刺客ぶりは、鮮やかで退屈させない。 驚嘆というところまでは評価できぬのが残念。 女子刺客「あずみ」を演じるは 上戸彩(あや)厳しい、状況判断力と身についた刺客技。 「あずみ」を輝かすのは、奇々怪々なる剣客オダギリジョー。 「あずみ」の凛々しさオダギリジョー演じる奇々怪々さ。 「あずみ」はオダギリジョーと対比されて、鮮明に浮かび上がる。 この二人の存在で、若者刺客演じる他の役者は影がうすくなってしまうのもやむをえない。 脇役がすごいんだ。 爺をは原田芳雄。た男は徳川と豊臣の戦いを終わるために刺客養成を天海(佐藤慶)からあたえられた。 殺す相手は淺野長政、加藤清正、真田幸村。 10人の素質ある幼子を集め(昔の子盗りだ!)、奥深き山中にて徹底訓練。10人の若者をペアにして殺し合わせる。全て「非情」なる刺客として、「使命」を果たすため。そして、外界へ。淺野長政はあっさり殺せた。次は加藤清正(竹中直人)。そう簡単にはいかぬ。爺と若者刺客軍団はほぼ壊滅。 爺も死んだ。残ったのは二人。「あずみ」ともう一人。 「あずみ」は 天才刺客である。指導者の爺が死んだ後、自ら行動していくのだ。天才刺客は、真田幸村を殺害する手みに出発した。 「昼間でも☆(ほし)は出ているのだよ。じっとみているから。」粋なセリフも登場。 さて、さて続編はどうなるか。 ◆こんなに豪華なキャスト。堂々と出ているベテラン俳優。特に奇怪な人物役を演じたアサギリジョーは迫力満点。 大人の童話である。面白かった。
面白かった
めちゃめちゃ面白かったです。 今まで観た中で一番好きな映画です。上戸彩さんとか、みなさんスッゴく良かったです!!
実は
2作目よりはこちらの作品のほうが好感が持てる。確かにあずみを演じる上で上戸さんでは殺陣も高速カメラが使われてるとこもあるし、足元がふらつく感じはある。演技も微妙だなとは思いました。だが、多分天真爛漫なところや、けろっとしたような部分をみれば、何となくあずみの性格の一部かな?と思える。 実際上戸さんを起用したのは、原作者の小山さんご本人らしい。当時、放送されていた、「金八先生」の性同一性障害を抱えるナオ役の上戸さんを見て、瞳の強さから、彼女が「あずみ」だと感じて、抜擢したと。 やはり、現実と漫画の世界だと舞台もそうだが、なかなか実写は難しいかなと感じた。 上戸さんのあずみという人物への解釈…や。 あとは、2作目よりは、映画として原作とは割り切れば、全然、楽しめます。 私は、ラストあたりの、あずみのセリフ宿場のシーンで「ジジーー??ィ!以下略」あたりで、ああ、あずみだなとようやく感じましたけど
原作の『あずみ』が終わっちゃったよ?
あずみがどうしてハーフでないといけなかったのが謎のまま、原作がいきなり幕末にぶっ飛んじゃったから、上戸彩の「あずみ」も有りかな、と思い始めたんですけど。でもやっぱり、実写版の『あずみ』は強そうには見えないですね。 幕末の「あずみ」もいずれ映画化されると思えるから、それを前提にして今作を批評しておきます。 史実どころか、原作にもほとんど忠実でない映画化をするなら、あずみたちが初めて切る相手が仲間から、というところだけが原作通り、というのはいただけない。同志討ちをやってしまうと、残った仲間の団結力が固まるどころか、自分も仲間の足手まといになったら仲間に切り殺されるかもしれない、という疑心暗鬼が心の隅に生じ、それはやがて士気の低下につながるから。 ひとりひとり別行動で日本全国に散ってしまうならともかく、チームプレイを前提に下山するなら、同志討ちをしてわざわざ同行の人数を減らすのは、下策も下策。本当なら、二チームに分かれて、東・西に「出陣」するか、二段構えにするのが戦略のセオリーじゃないでしょうか。 それから、相手が武器を持って襲ってくるからと言って、やたらめったら人数を切り殺せば強い、というものではないでしょう。あずみの凄みは、剣術・身のこなしが素早いことにあるのではなく、しっかり仕留めないとならない相手と、手傷を負わせれば殺すまでもない人間とを、戦闘中に瞬時に見極める判断力の正確さにこそあります。切り殺さんでもいい雑魚を百人も切り殺していたら、あずみはプロの暗殺者ではなく、ただの殺人鬼じゃないですか。 時代劇の殺陣が、現代劇のアクションスタントとは違うということを分かっていない、趣味で映画を撮る監督に、時代劇をまかせるものではない、ということを教訓にして、幕末の「あずみ」は、時代劇のベテラン監督に撮って頂けることを願います。
やっぱり殺陣はすばらしい。
久々に観ました。 殺陣が大好きな私です。 私が今まで見た中で、若山富三郎の子連れ狼、必殺仕事人の滝田栄の千葉周作は とにかく「カッコイイ殺陣」として心に残っています。 しかし、最近の時代劇映画の殺陣には物足りなさばかりを感じます。 「隠し剣鬼の爪」「SHINOBI」「どろろ」「蝉しぐれ」「武士の一分」「椿三十郎」 …etc。殺陣をガッツリ魅せてくれる作品は皆無に近いです。 (もっとも中には殺陣より人間ドラマを重点に描いた作品もありますが。) 「あずみ」は最近に少ない殺陣を「ガッツリ魅せてくれる」作品です。 (時代劇じゃないですが釈由美子の「修羅雪姫」もよかった。) 殺陣のシーンの緊迫感が違います。しかもあずみの主役は若干十七歳のアイドル上戸彩。 よくここまで体を張ってやったと思います。 十代の女優がこれだけ動き回った殺陣をするのを見たのは当時はじめてで、 その後も観たことありません。 私にとって彼女が単なるアイドルじゃないと思うきっかけになった作品です。 北村監督の演出もキレの鋭さを感じました。 外国アクションよりも、日本の殺陣のほうが好きな私には最近そういうものに出会えず寂しいです。

里見八犬伝 [DVD]

[ DVD ]
里見八犬伝 [DVD]

・薬師丸ひろ子 ・真田広之 ・千葉真一 ・志穂美悦子
【PI,ASM】
発売日: 2001-08-24
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,429円〜
里見八犬伝 [DVD]
薬師丸ひろ子
真田広之
千葉真一
志穂美悦子
鎌田敏夫
カスタマー平均評価:  4.5
みなそれぞれにパワーがある作品
百足にしろ、蛇にしろ、特撮や合成については、「当時の技術」に苦笑いするかもしれないが、妙に懐かしくもある。原作からすると、登場人物の背景的描写が少なく、あまり苦労せずに8人が集まった感が否めないが、そんな事を気にさせない程俳優の方がオーラを出しており、結果的にそれがこの作品に勢いを与えていて、不思議な魅力を醸し出している。配役の勝利といったらいいだろうか…………
買ってよかった
子供のころに映画館に観にいってやたらと感動した覚えがあります。 日本語が分からない外国人とみたんですが、英語字幕がないのにも関わらず安心して見せることができました。 これはすごいです。もちろん少しは内容の説明しましたけど、一人は「なんか日本のRPGみたいだね。つくりは80年代だからおかしい所あるけどそれでも面白い」って評価してました。 とてもわかりやすい内容ですからね。あとセットや衣装なども結構凝ってます。 字幕つけて海外に売り出しても結構受けると思います。 真田宏之が若いですね。今は演技派俳優で評価されてますけどさすがJAC出身でアクションがよかったです。 夏木マリの演技もいいですねーー。あれくらいおもいっきりやってくれないとだめですよね。 主題歌はちょっとダサめですけど、個人的にはあの主題歌大好きで、子供の時もすごい好きでした。 最後のシーンの薬師丸ひろこの最高の笑顔がむっちゃ可愛くて感動しました。
最高!
TV放送当時、保育園児位だった、内容なんてわからないけど舞い散る桜と登場人物の美しさに釘付けだった。 10年後年末の深夜に再放送で観て、所々覚えてるシーンが多々あって驚いた。 確かに特撮は時代錯誤で合成バリバリだし血の風呂なんてトマトジュースか?と思う。 でも今でも登場人物が鮮やかで艶やかで生き生きしているし、おどろおどろしくて、ワクワクして、仲間が助け合って、死んでしまう場面は胸に込み上げて泣いてしまう。 トンデモ設定かもしれないけど全てを吹っ飛ばし釘付けにさせられる、この映画の勢いが本当に大好きです。
主題歌は最高!なのに・・・映像・その他がチャチ過ぎるのが難点。
なんかチャチなんですよね・・・・。原作は滝沢馬琴作の南総の安房・里見家の長編小説なのですが、それを2時間にも満たない映画で表現しようという試み自体がすでに無茶です。 八犬士もそれぞれが背負う「背景」というものがあるはずなのに、それも語られぬままに登場してすぐに次々と死亡・・・・していっても感情移入が出来ていないので「あ、死んだの」ぐらいしかない。 最後の敵の居城(?)が崩壊するシーンなんかも逃げる主役の2人に対して、崩れる天井とか柱とかが上手く「合成」されていないのでうそ臭くてハラハラもドキドキもしない。 真田広之さんは流石に「存在感」はあるのですが、彼1人が目立っても意味はなし。 この映画を観て、キチンと原作を読んでみたいなどと考える人は皆無でしょう。 ただ、主題歌「八犬士のテーマ」と、エンディグでジョン・オバニオンが熱唱する「里見八犬伝」だけはいい! これは名曲だと思います。ただ・・・それ以外がね・・・総評だとこの評価になってしまう。 「馬琴も涅槃で泣いています」。
やんや喝采の勧善懲悪絵巻
深作さんはすごい! 時代考証はこれくらいぶっこわして遊んでもらわないと!な気持ちいいハチャメチャぶりです。 キャストが本当に豪華で、全員が活き活きしている。 真田広之はアクションスター、また役柄として以上に、 この当時本当に若くて素で元気いっぱいでかわいい。 グーニーズのジャパネスク版、子供が単純に楽しめるわくわく映画!みたいなナリして、 実は倒錯愛の見本表示大会、つーくらい日本の性道徳のおおらかさが発揮されている。 兄妹近親愛、親子近親愛、同性愛、肉体改造、・・・ 子供が、自分の隠れた性癖を発見するための情操教育に非常に良いと思われ。 鎌田敏雄の原作、小説版「新里見八犬伝」もB級エロ小説でドロドロで面白いのです。おすすめ! 25年前の映画なのに、キャストが、今も生き残っている人々がほとんど、というのは 芸能界においてすごいこと。深作さんの才能を見る目に感嘆。

影の軍団 服部半蔵 [DVD]

[ DVD ]
影の軍団 服部半蔵 [DVD]

・渡瀬恒彦 ・西郷輝彦 ・森下愛子 ・中島ゆたか ・緒形拳
【東映ビデオ】
発売日: 2006-09-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,743 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,835円〜
影の軍団 服部半蔵 [DVD] ※一部大型商品を除く
渡瀬恒彦
西郷輝彦
森下愛子
中島ゆたか
緒形拳
高田宏治
志村正浩
山田隆之
カスタマー平均評価:  3
男らしさの偶像・・渡瀬恒彦  哀しい美少女忍者・・森下愛子
徳川幕府の権力争いに巻き込まれていく伊賀と甲賀の忍者たちの 抗争をダイナミックに描いた時代劇。特に、忍者たちの知恵と秘術を 尽くした泥臭い戦いが見所で、アメフト対決というあり得ない設定も 凝った映像と演出の巧みさゆえ許される。 緒形拳の演じる敵方忍者の異様な姿形には恐ろしい迫力がある。 だが、この映画に最後まで惹きつけられるのは、渡瀬恒彦の演じる、 薄汚い生活感が匂わせながらも圧倒的に強く、弱者を助け、権力に 媚びないアンチヒーロー的な存在の忍者に魅力があったからだ。 渡瀬恒彦の魅力とは、その渋い顔もいいが、なぜか耳にしっくり なじんでくるその声にこそあるように思う。 敵方の女忍者役で、最後は「忍びの者」としての哀しい運命となる 森下愛子の凛とした演技が印象に残る。意外に豊かな彼女の美しい 全裸シーンが堪能できるのはファンサービスとしてうれしい限り・・。 ずいぶん昔、電車に乗ると偶然に、森下愛子が目の前に立っていた。 撮影所のある方面の路線だった・・・とても小柄で華奢で、陶磁器の ように蒼白い肌の美少女だった。
千葉真一出ていません!
映画版影の軍団・服部半蔵はテレビ版服部半蔵・影の軍団には敵いません!テレビ版服部半蔵・影の軍団を支持する方にはオススメしかねます!服部半蔵役はJJ・サニー・千葉が似合います。です。
これぞ本物の忍者映画
昨今の子供だましワイヤーアクションとは全く異質な本物の忍者アクションです。 刀を踏み台に屏をのぼる動作、忍び込んだ天井での尿の処理、同じく忍び込んだ屋敷でのつまみ食いなど何気ないひとつひとつの動作が非常にリアルで感心しました。雑木林や城の中で無言でぶつかり合う忍者同士の戦闘も迫力があり、全身を黒い石膏で固めた緒方拳の不気味さも斬新です。果敢なリーダーの西郷輝彦が最後の瞬間に見せる人間的な弱さ、成田三樹男の非常さなど人間描写も優れています。 20年以上前の映画ですが、今の日本には本作のような本物の忍者映画はもう作れなくなってしまったのは本当に寂しいかぎりです。
まあまあかな。
 2人の服部半蔵が出てきます。天下統一後に不要となった忍びの生き様が描かれています。アメフトを思わせる防具らしきものを付けた忍者軍団の戦いの描写が、良いという人もいますが、時代劇には遭わないと思いました。  テレビとは、まったく違った服部半蔵が観れます。

新諸国物語BOX [DVD]

[ DVD ]
新諸国物語BOX [DVD]

・萩原遼 ・東千代之介 ・中村錦之助 ・大友柳太朗 ・大川橋蔵
【東映ビデオ】
発売日: 2004-10-21
参考価格: 23,625 円(税込)
販売価格: 23,625 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 21,261円〜
新諸国物語BOX [DVD] ※一部大型商品を除く
萩原遼
東千代之介
中村錦之助
大友柳太朗
大川橋蔵
高千穂ひづる
カスタマー平均評価:  5
北村壽夫さんの日本ファンタジーの大傑作!
 私は「テレビ世代」です。巨人の試合が中止になると『ゴジラ』・『ゴジラの逆襲』を流していたテレビ局がありました。しかし、あるとき『笛吹き童子』が放映されたのでした。もちろん「ひゃらり、ひゃりこ?」の唄は、よく知っていました。 それより前に『紅孔雀』はテレビ映画化されて観ておりました。でも、『笛吹き童子』が『紅孔雀』の前日譚であるということは知りませんでした。そして『七つの誓い』(総天然色アグファ東映カラー・ただしテレビはBW)では「東映無国籍時代劇」(最もわかりやすいのは『旗本退屈男』シリーズでしょうか、他にもありますが)の将に萌芽を感じました。  東千代之助・中村錦之介、そして大川橋蔵、若手総出演のなかで大友柳太郎が「苦悩」を抱えた役柄を重厚に演じています。可能ならば、発端『白鳥の騎士』(1953年新東宝?三原純、大友柳太朗など出演)・『オテナの塔』(『七つの誓い』の前日譚=1955年東宝?中村扇雀〈現二代目坂田藤十郎〉主演 )・『天の鶯』(ラジオ放送のみ)・『黄金孔雀城』(完結編?1961年東映?沢村訥升〈故九代目沢村宋十郎〉・山城新伍など出演 )を観てみたいですね。 『天の鴬』などは、忙しいけど、自分で「脚本」を書いみたいくらいの気がします。  いま、映画化されつつある『ナルニア国物語』が英国ファンタジーの傑作(『指輪物語』とならんで)ならば、『新諸国物語』は、『南総里見八犬伝』に次ぐ「日本ファンタジー」の傑作だと存じます。  
神出鬼没!時代劇の原点
子供の頃街の映画館で夢中になって見た『笛吹童子』『紅孔雀』50年の 歳月を経てみるこの活劇冒険時代劇は、妖術あり、ロマンあり団塊の世代には懐かしく、若い人にも十分楽しめる作品である 東映時代劇の原点とも言える作品である

忍者武芸帖 百地三太夫 [DVD]

[ DVD ]
忍者武芸帖 百地三太夫 [DVD]

・真田広之 ・千葉真一 ・丹波哲郎 ・志穂美悦子 ・火野正平
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2008-11-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,743 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,980円〜
忍者武芸帖 百地三太夫 [DVD] ※一部大型商品を除く
真田広之
千葉真一
丹波哲郎
志穂美悦子
火野正平
カスタマー平均評価:  5
真田広之さん最高
真田広之さん主演のアクション時代劇映画です。千葉真一さん、志穂見悦子さんも出演されていて真田広之さんを語るには代表的な映画です。アクション監督も兼任されている千葉真一さんも、真田広之さんの魅力を最大限発揮させていてデビュー作とは思えないアクション映画になっています。
そうそう、本当に待ってたんだからっ!
…と今真田広之ファンは叫んでいると思います!なかなかDVDにならず家にあるVHSもラストの風の伝説(野際陽子サン作詞なんですね)は音がヘナヘナになっちゃいましたもん…価格もお手頃で予告編も楽しみです。真田サンの知名度、活躍はこの作品から始まったのでラッシュアワーでの成龍との共演に納得できない世代の方はまずここから見てほしいなぁと思います。当時私は同時上映の方が目的で劇場へ行き真田サンに魅せられました…オーラを放ちこんな映画がやれる俳優は今の日本にはもういません(主演作が一挙にリリースで主婦にはきついですが…『龍の忍者』もDVD化されないかなぁ)
待ってました!
ついに、ついにDVDになって登場した忍者武芸帖 百地三太夫!! この日をどんなに夢見たことか。・゚・(*ノД`*)・゚・。 今や日本を代表する国際スターとなった真田広之の若かりし頃。 まだJAC健在で、アクションスター全盛期だった頃。 千葉真一の秘蔵っ子の名を欲しいままにしていた頃。 そんな真田広之の「一番美しい肉体時代」がDVDに!! 生身のダヴィデ像のごとく美しき肉体。 それを惜しげもなく披露しさらに健気な瞳は潤みっぱなし! マニアには嬉しい真田広之だ。 これぞエンターテイメント★JACお得意の忍者モノ、やりたい放題ビバJAC! 何気に千葉ちゃんと野際さんも共演している。 ここから始まる真田広之の快進撃(笑) 全力投球している好感度アップで、今観るとちょっと笑っちゃうような内容だけど、それだけにマニアにはたまらん作品です( ̄ー+ ̄)

影武者<普及版> [DVD]

[ DVD ]
影武者<普及版> [DVD]

・仲代達矢;山崎努;萩原健一;大滝秀治;倍賞美津子
【東宝】
発売日: 2007-11-09
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,186 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,779円〜
影武者<普及版> [DVD] ※一部大型商品を除く
仲代達矢
山崎努
萩原健一
大滝秀治
倍賞美津子
カスタマー平均評価:  3.5
隆大介の信長がカッコイイです。
失敗作なのか成功作なのか。どちらにしろこの貫禄ですからさすが黒澤監督だと思いつつ、しかしやはり仲代達矢さんのミスキャストは痛恨です。 仲代さんは私にとって永遠に輝く机龍之介(『大菩薩峠』)であり、素晴しい俳優さんです。しかし、この影武者の男は思い込みの激しいお馬鹿さんのはず。「ちょっと頭が弱いのかな?」的なお馬鹿さんの一途な滑稽さがあってこそのラストの悲劇であるはず。仲代さんの美しい目には状況を認識する正気があり、面持ちには理知の悲しみがあり、低い美声には知性があり、とてもとてもとても、お馬鹿さんには見えない。 嗚呼、やはり勝新太郎でなければならなかったんですね。あのユーモラスで陽性のバカっぽい雰囲気がこの役には必要だったのです。だから、申し訳ないが、勝新太郎を降板させた黒澤監督が全て悪いのです。このミスキャストのせいでこの映画は転んだと私は思います。 ちなみに子供の頃にこれを見て以来、隆大介が私にとっての信長になりました。以降、隆大介を覆す信長は見ていません。渡辺謙さえもダメでしたね。という訳で、本作は私にとって「隆大介カッコイイ?」の一言に尽きる映画なのですが、それはそれでかなり価値があるようにも思えるし、しかし「黒澤映画にしてはそれではちょっと寂しいぞ」という気持ちもあるし、複雑です。
shadow warrior or double?
乱と同じようにこの作品も風が大きな役割を果たしていますね。もっとも風林火山の武田なので当たり前なのでしょう。今回初めて見ました。戦国という無秩序、その中での制度の維持、権力政治上の謀略の当座の必要性を考慮したうえでもたらされたと思われる信玄自身の亡くなる直前の遺言、様々な思惑の中で時限的な防御の手段とした選択されたのが影武者というdecoyです。しかし、本人がもはや存在しない中での「影武者」は、もはや影ではありえないため、全人格的な没入と変身が必要とされます。そしてこのような状況下での「影」は「本人」以上の本人であることが要求されます。即興を駆使し、この敵だけでなく味方をも欺く見事な変貌ぶりは仲代さんの名演を見ていただくのが一番です。しかしあくまでも時限的な役割はその終わりが必ずやってきます。この終わりの接近は、他の大名(信長や家康)との抗争、武田内部での人間関係(勝頼との軋轢)の矛盾の爆発、そして予想もしなかった偶然の発生の同時的な発生の中で描かれます。doubleの終わりと共に描かれるのは、「旧時代」の戦略を状況を無視して、無謀にも「革命的」な軍事戦略家、信長相手に選択した「喜劇的」な勝頼です。武田軍の「山」を失った「風林火」の軍勢が壊滅する長篠の戦いのシーンはしつこいまでに順繰りに描かれます。合戦終了後の長いシーンは馬と赤がモティーフとなっています。もう一度影武者が登場する最後のシーンは見ていただくのがいいと思います。最後に一言、音楽はちょっとオペラを意識しすぎではないでしょうか。音楽は乱が優れています。
観るたびに発見し考えさせられる作品・・・たぶん死ぬまで。
この映画はほぼ数年ごとに見直していますが 見直すたびに新たな発見があり、そして涙している作品でもあります。 唯一自分を人間扱いしてくれた信玄のために影武者になる夜盗の男のお話です。 信玄の死後、極端に場面の間合いが長くなり、落ち着かなくなります。 そして大軍を率いる信玄の影武者はその勇壮な軍団の中で 居心地悪く存在するのです。 この映画の不安定さ・・・まるで武田信玄を失った武田軍団全員の心象風景そのものの様です。 そんな中でも影武者は立派な信玄を務めようとする。 武士のイロハも知らぬ男がついには信玄そのものように振舞うようになる。 最後までぎこちなさを残しながら。 やっと見つけた居場所に必死にしがみつく影武者と信玄の存在にしがみつく家臣たち。 そして破滅・・・ 影武者の正体がわかり、武田信玄の存在がなくなった瞬間から崩壊していく武田軍。 徹頭徹尾この映画は「武田信玄」という男に支配されています。 仲代さんの影武者が凄い。 心象描写の台詞はこの映画は少ないのですが、もう影武者という立場に追い込まれた 数奇な運命の男を見事に演じ切っています。 鎧を着ただけの即席のお館、まるで借りてきたような猫のような所在なさげの男。 本来は豪胆な男だったろうに影武者を演じているうちに自分をなくし 竹丸(信玄の孫)と遊ぶ時は初めて家族を持った嬉しそうな顔を滲ませる。 やっと居場所を見つけたと思ったあとの破滅。 影武者を中心にして破滅していく武田軍のまさにトラブルメーカーとして そして信玄の寄り代(信玄そのものではない)の人形としての存在を表現しています。 本来なら勝新太郎さんが影武者を演じる予定だったそうですが もしもキャスティング変更がなかったらここまでの 無常観ある作品は生まれなかったでしょう。 山崎努さん演じる信廉と影武者のやり取りが本当によかった。 凄まじい緊張感の中で一服の清涼感だった。 しかも恐ろしいほど仲代さんと山崎さんは似ているのである。 まったくの小物の影武者に対して冷酷に接しながらも同情の目を向ける 近侍の根津甚八さんもまた良し。 大滝秀治さんの老臣山県や切って捨てるような言葉の隆大介氏の信長も良い味を出している。 昔の役者さんの台詞回しは目を閉じて聴いていても心地よいものだ。 組織の中の個人、自分というものの定義、人間は何を頼みとし生きるのか、 組織の非情さと崩壊、一人の人間が死んだあとの影響力・・・。 たぶん、この映画を観るたびに自分はそれを考え吟味して生きていくのでしょう。 おそらく死ぬまで。
過去の黒澤作品と比べると、ちょっと。。。
最初の信玄が3人いる、板の間のシーンは秀逸。日本独自の緊張感が漂う。ただそれ以降は、以前の黒澤作品と比べると、ちょっと落ちると思う。カラーで超大作だけど、そこに人間が描ききれていない。人間の心の表現が中途半端である。なんていうか、「踏み込み」が足りないのではないか。モノクロ作品にはモノクロという制限を越えて、人間を描いた作品が数多くある。画面から、「心」を感じる映画を沢山撮った、黒澤にしては人間の描き方が足りない作品だと感じた。
映画は娯楽だ
 往年の黒沢作品は(これがいつかは人それぞれだが)、変な言い方だがB級大作、娯楽大作で、文字通り活動であり、とにかく面白かった。菊島隆三などらとの練りに練った脚本、荒唐無稽なチャンバラだからこそリアリティーをとことん追求した村木与四郎の美術、日本映画では珍しいテンポの良さを支えた佐藤勝の音楽など、色々な要素で成立していたのだけれど、これらが抜けたこの映画のような出し殻はちっとも面白くない。名作を作ろうとする意識、カラーにこだわりすぎた映像美。このような傾向が見え隠れして、映画は娯楽であるとの基本を見失ったのではないか。J・フォードは死ぬまで娯楽大作を作り続けたのを、学ばなかったのだろうか。思い入れだけが浮いている。

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク