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陸軍中野学校 [DVD]
・市川雷蔵 ・小川真由美 ・待田京介 ・加東大介
【角川エンタテインメント】
発売日: 2007-12-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,250円〜
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・市川雷蔵 ・小川真由美 ・待田京介 ・加東大介
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カスタマー平均評価: 4.5
なつかしい 父が若い頃役者をやっていて、この映画に出演していると聞き購入しました。とても懐かしかったです。
男はじっとたたずむ、女はそっと目を閉じる 市川雷蔵のシリーズ物の中でも、市場によく出回っているものとして
「眠狂四郎」に次いで多いのは「陸軍中野学校」のようである。
4作品の中でも、増村監督による第一作は、諜報員養成学校を
創立し、第一期生を誕生させるまでを描いており、興味深い。
本来なら各方面へエリートとして活躍するだろう若者たちに
「日本の将来のために身を捧げてくれ」と、熱弁をふるう情報将校
役の加東大介の演技が印象的であり、2作目以降も不可欠な存在と
して画面を引き締めてくれる。
映画として最大の見せ場は、諜報活動ゆえ行方不明扱いになっている夫の
身を案ずるあまり敵側に利用されてしまう妻と、最後の一夜を過ごすホテル
のシーンではなかろうか。職務を冷静に果たそうとするスパイでありながら、
ほんの一瞬の目の輝きや表情に本来の自分が表れる、ぐっと感情を抑えた雷蔵の
演技が光る。
また、妻役の小川真由美の演技も心に残る。愛する夫との再会に喜びと
安堵の表情を見せて、その後の自分の運命を知るわけもない女の哀しさが
彼女の全身から伝わってくるのだ。
最後、暗い夜に雷蔵がじっとたたずむ姿に、過去を捨てた男の複雑な胸中と
日本の迎える不穏な未来が影のように重なって見える。
これを最初に見てください シリーズ第一作というわけで、それなりにこの特殊機関の発端を忠実に史実にたどっています。もっともこの特殊機関の歴史と内実自体が明らかになっているというわけではないのですが。わずか一年の学習でどこまでこれほどの知識が蓄積できるかも疑問です。しかし白黒の画面はそれなりの緊張感を最後まで維持することに成功しています。また1966年という時代が作品中の会話にも色濃く刻印を残している作品です。この時代にはまだ様々な歴史観の交錯が日本の社会にも存在していたようです。チープな大東亜共栄圏プロパガンダ、明石大佐の対露謀略工作の美化、平和第一の戦後民主主義、そして陸軍悪玉論が微妙な混合を示している作品でもあります。最後までこの中でバランスを失わないのが、主人公の椎名(市川雷蔵)です。他の登場人物と違い、主人公は最後までチープな政治的なステートメントや大言壮語をその口から吐き出すことはありません。ただただ、与えられた目的のために、そのマスクをたくみに付け替え、着実にその職務を遂行していくだけです。もっとも最後の万歳には、彼も唱和しているようですが。ところで話は、最後は本来中野学校の任務とも思われない国内でのcounter-intelligenceの領域にまで拡散してしまい、お決まりの悲劇という形で幕を閉じます。最後に一言、「日本の真の友人を装って近づいてくる外人は全て疑ってかかれ」これはいつの時代も通用する真理ですな。
スパイの非情な世界 増村保造監督といえば、良くも悪くも男女の狂おしいまでの熱情を描くことにその手腕を発揮する監督。 そういう意味ではこの“陸軍中野学校”はまさに毛色の変わった異色作です。 とは言え、さすがは撮影所全盛期にみっちり技術を身に付けた監督さんだけあって、(会社からのお仕着せ仕事とはいえ)娯楽映画として決して出来は悪くありません。 当時、全盛期を過ぎたとは言え、スパイ映画は007ものを筆頭に結構はやっていたはずです。 “中野学校“は007流の軽快で陽性なスパイものに対抗して、とことん暗い非情なスパイの世界を描いています。 全編を通して漂う不気味な暗さはやはり増村流。
恋愛ものではないとは言え、やはり男女の関係が最大の見せ場になっていて、ここでも監督は本来得意でない題材の中に、自分の手腕を発揮できる場面を巧みに盛り込んでいると思います。 まだ二十代の小川真由美さんは、翳のある独特な美しさを発揮していて、この作品のヒロインとしてはぴったりです。 ひょんなことからスパイの世界に引っ張り込まれてしまった主人公が、自分の恋人と諜報合戦を繰り広げる羽目に陥ると言う脚本は見事でした。 あまり評判はよくないようですが、続編も見たいものだ、という気にさせられる出来栄えの映画だと思います。
一作目 二作目以降は、サスペンススパイ映画となっているが、この作品は違う。市川雷蔵を含め、スパイに育て上げられる人物の苦悩と反戦の思いが込められた、人間ドラマの傑作だ。重いテーマを重厚な演出で描き出す、増村保造の才能が全面に出たスリラーでもある。
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「約束の地に咲く花 ディレクターズカット版」トワイライトファイルIIIシリーズ [DVD]
・須賀貴匡 ・三津谷葉子 ・吉井怜 ・津田寛治 ・小野ヤスシ
【マジカル】
発売日: 2007-08-01
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 485円〜
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・須賀貴匡 ・三津谷葉子 ・吉井怜 ・津田寛治 ・小野ヤスシ
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カスタマー平均評価: 0
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東京伝説~蠢く街の狂気~ [DVD]
・国分佐智子;中村みづほ;千原靖史
【竹書房】
発売日: 2005-01-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,500円〜
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・国分佐智子 ・中村みづほ ・千原靖史
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カスタマー平均評価: 2.5
褒めるのは身内? 及川監督は良いのかと思っていたが今までは偶然だと思い知った。
劇場公開と謳うためにどこかの小屋でかけた時の舞台挨拶で
「なぜ主人公は警察に相談しないのか?と聞いたヤツがいたが バカかと思った」などと言っているがリアリティの無いこの演出こそバカ丸出し。
美術も演出も浮いていて迫真性ゼロ。東京伝説と流行りの題名だけで観て損する出来。
虫旨そうだねぇ 傑作だ。国分の熱演と谷口の怪演がめちゃくちゃ光ってる。 raomiとかいうやつの評はなんにもわかってないから要注意。 タコはてめえだ。
残念極まりない 原作の大ファンなので楽しみにしていたのだが、この作品に関わった人間全員が原作の魅力を理解していない。演技は酷いし、演出もタコでリアリティのかけらも無い。とくに腹が立ったのは美術。盛り上げるためには小道具の説得力というのが必須なのに、いかにも「作りました」感が漂い興ざめする。監督の及川中は伊藤潤二ものなど自分の好きな原作を映像化してくれるのだが、どれもこれも憤飯ものの出来に仕上げてくれるので、いい加減迷惑である。
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スカイハイ 劇場版 スペシャル・エディション [DVD]
・釈由美子 ・大沢たかお ・谷原章介 ・岡本綾 ・戸田菜穂
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2004-05-21
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 4,824 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 754円〜
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・釈由美子 ・大沢たかお ・谷原章介 ・岡本綾 ・戸田菜穂 ・高橋ツトム ・桐山勲
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カスタマー平均評価: 4
音声と映像に迫力 女同士の戦いがかっこ良かったです。迫力もあって期待以上に感動しました。
内容以上に、音声や映像によって、演じている人が、演技以上に迫力を表現できることに驚きました。
めちゃめちゃ良かった テレビシリーズも良かったけれどDVDを買うなら劇場版と決めていました。
特に女同士の戦いがかっこ良かった。迫力もあって期待以上に感動しました。
そして愛する人への想いがいろんな形であらわれていました。
あなたは愛する人の為に死ねますか?愛する人の為に人を殺せますか?
それから生きている意味・・何の為に生きているんだろうと1度は思ったことがあるはずです
私もその中の一人で・・・いろんな意味で考えさせられる映画でした。
この世に生まれたから自分に出来ること探したいと思いました。
最高でした! 劇場に観にいけなかったのでレンタルビデオ屋にでるのを待ってました。 その間にTV版「スカイハイ2」を見てい「なんでイズコが釈ちゃんに もどってんだ?」とか思ってたら映画であんなことが起こってましたか。テレビ版とはまたちがった印象を受けましたが、とにかく最高でした!最後にあの4人が生き残るとは思いませんでした。(医者(だったかな?)のおばちゃん以外みんな死ぬと思ってました・・・。)
全体的に切ないお話だね。何だか・・・。 初めて観ているんだけど、結構おもしろいかも。 おもしろいかどうか不安だったけど、しっかり作られているみたい。大沢さんが、”ワル〜”って感じで、役にはまってる。 演技派だな〜(*^^*) 全体的に切ないお話だね。何だか・・・。
やっぱり… ありきたりな展開、でも死者を斬ることの出来る剣はカッコイイ、釈さんのラストで使った剣もカッコよかった、死者を斬る剣のレプリカ、安価で密かに商品化されるの待ちます。この展開じゃあ泣けないな、と思いつつ見てたら、こんなところで…不覚にも泣いてしまった。そうです、この「スカイハイ」泣けるのです、特にTVの(この映画公開前のシリーズ)3,4,5話は号泣しました。人間どこかで、感情を吐き出さないと壊れてしまう、大いに泣きそして、大いに笑いましょう。これをしないとストレスがたまります、まだ見てない方は、マニアを装いこの「スカイハイ」を借りて、涙するのも良いのでは。しかし、恨みの門を守らなければ、という釈ちゃんの表情よかったです、涙。そして、EDに流れるHYDEの歌声がこの宿業に対する叫びに聞こえ、涙。 やっぱり泣いてしまった…
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日本一怖い話シリーズ「病院」 [DVD]
・心霊
【エースデュース】
発売日: 2009-06-19
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,953 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・心霊
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カスタマー平均評価: 0
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八つ墓村 [DVD]
・萩原健一 ・渥美清 ・小川真由美 ・山崎努 ・山本陽子
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2007-01-27
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・萩原健一 ・渥美清 ・小川真由美 ・山崎努 ・山本陽子 ・横溝正史 ・橋本忍
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カスタマー平均評価: 4.5
横溝物最高傑作。 全体に漂う大作感。現代と因習にとらわれる山里との比較。忌まわしい事件の恐ろしさ。生理感に訴えてくる日本の風土に根ざした怖さは近年のジェイホラーの比ではない。そして観客の分身としてのショーケンのかっこよさ。渥美清扮する金田一が出てくると心底ホッとします。パーフェクトな日本映画です。
市川・石坂コンビを凌ぐ出来映えに◎ 金田一シリーズの映画化作品は好きなジャンルであり、市川・石坂コンビの「悪魔の手鞠唄」「獄門島」などを堪能してきたが、この「八つ墓村」の出来映えは素晴らしいの一言である。
まずは「脚本」。
原作は萩原健一演じる主人公(寺田辰弥)の回想で物語が進むが、これをテンポ良く映画用に書き換えた完成度が素晴らしく、151分に納めた力量に感服する。
次は「音楽」。
作家・芥川龍之介の三男である、作曲家・芥川也寸志が担当している。
もの悲しいテーマ曲が味わいを醸しだし、落ち武者のなれの果てを奏でている。
また、田治見要蔵の村人32人虐殺のシーンは、まるでゴジラが暴れ回っているような低音とリズムで力強く、まるで殺人者に追いかけられるような恐ろしさを与えてくれる。
そして「キャスト」。
ショーケン、渥美清、山崎努、市原悦子など、主演、助演、脇役など、全てに渡り味のある俳優陣で固められ、お互いの良さを引き出している演技が素晴らしい。
特に小川真由美の存在感はピカイチ。この女優のフェロモン溢れるオーラ、演技、そしてラストシーンの壮絶さ。
個人的には八つ墓村をショーケンと2人で眺め下ろす時、風でスカートがめくれるシーンがとても艶やかで印象的。
他レビュアーにもあった通り、落ち武者8人の惨殺シーンが今ひとつ惜しかったものの、とても満足のいく作品だと思う。
津山30人殺し ショーケンの名演技。美しくグラマーな小川真由美。様々な謎解き。など色々な見所はありますが…結局山崎努が怪演する大量殺人シーンが鮮烈過ぎて物語の大半を占めてしまいます。実際に起こった津山30人殺しがモチーフになっているだけに余りにリアルで恐すぎ恐怖映画といった印象です。市川監督の謎解きメインの金田一シリーズが好きな方にはお勧め出来ません。
萩原健一の一見ぶっきらぼうのような演技とそれを囲む脇役に注目したい。 寅さんの渥美清にとってはまさに晩年の傑作と言っていいと思います。また、数奇な運命の役どころの萩原健一。自分に最初にあった人が、あった途端に死んでしまうとは・・・そんなこんなで、八つ墓村に到着した途端に、いやがられる。けなされる。殺されようとする。じっと見入ってしまいます。また、八人の落ち武者にも手を抜いておられない。以外に他の演技ではひょうきんなところも見せている、田中邦衛。いい味出してます。しかし、後の北国の立派な作品の伏線になっているような気がしてなりません。渥美もそうです。コメディの「男はつらいよ」シリーズの上にこのシリヤスな金田一。などなど。監督の意図は、コメディとシリヤスは、表裏一体と言いたかったんでしょう。その意味で、深いつながりのあるこの作品は、横溝ファンには是非是非、お勧めしたい一品です。
小川真由美が美しい。渥美清金田一もいい味ですが出番短すぎ。 「犬神家の一族」以上の大ヒットを記録した、松竹「砂の器」スタッフ+渥美清金田一による作品。
時代を現代に移し、血縁をめぐる因果の話に、見世物小屋的要素をとり入れ、独特の世界を作っています。
渥美清は、原作者横溝氏の想像していた金田一だそうで、いい味を出していますが、出演場面が少なすぎます。
それよりも、小川真由美、山本陽子の美しさが素晴らしい。
特に、小川真由美の最高にのっていた時期の、はりのある美しさ、強さ、存在感は突出しています。
洞窟シーン、家屋炎上、山野・滝の風景や、情感豊かな音楽も素晴らしい。
ドラマ的には、恐怖映画っぽく、結局は落ち武者のたたりだったという話として観ることもできますが、
このスタッフで、あのチープな落ち武者惨殺の場面を撮ったのが信じられない。
詳しく書きませんが、ラスト、終わり方は非常に好きです。(落ち武者に感情移入してしまう)
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親指さがし スペシャル・エディション [DVD]
・三宅健 ・伊藤歩 ・松山ケンイチ ・永井流奈 ・尾上寛之
【エイベックス・マーケティング】
発売日: 2007-01-24
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 4,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,900円〜
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・三宅健 ・伊藤歩 ・松山ケンイチ ・永井流奈 ・尾上寛之 ・山田悠介
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カスタマー平均評価: 3.5
親指さがし――それは意識だけが見知らぬ部屋に行く遊び 「親指、親指…」
こっくりさんと同様に「怖い」遊びは子供たちにとっては魅力的。廃墟のホテルが「館モノ」としての効果も生み出しています。同級生が集い、ひとりひとり消えていく、という作りも古典どおりです。
最後に由美子ちゃんは見つかるのですが…。あとは御自分で。
ちなみに「小心者連盟ビビリ組」の組員である自分は「こっくりさん」もしたことありません。いや、別に霊なんて信じてないし…「こっくりさん」なんかいないもん。非科学的だよね!ウン!なんたって生身の「人間のふり」をしている「人間もどき」が一番怖い今日この頃でした。
和製「シャイニング」はけっこうハマります 本作はいわゆるホラー映画ではない。まあ熊澤監督なので、血糊ベットリみたいな作風ではないだろうなあ、とは思っていたが、内容は心の闇を追う心理サスペンスの趣であった。閉塞空間の話ではないが、想起されたのはキューブリックの傑作「シャイニング」だ。死者の魂が犯人を動かすのも同じだし、またそれ自体も本当に死者の指令なのか、本人の心が病んだのかわからないのも同じ。熊澤監督も当然そこを狙ってきたのだと思うが、結果は成功していると思う。まず三宅健の佇まいがいい。小学生時代に「親指さがし」ゲームを行い、ひとりの少女が行方不明になる。「いなくなったら探してね」という少女のことばにずーっと苦しむ演技力は予想以上だった。また重要な役どころを演じる伊藤歩もさすがの芝居を見せる。松山ケンイチの風情もあえて目立たない感じを出していた。佐野史郎が珍しくいい刑事役で、何かあるのではないか、と思わせる芝居も極上だ。殺人なのか呪いなのか、ドキドキしながら観てほしい。特典ディスクは楽しそうな現場メイキングが満載なので、購入するならこちらをお勧めします。
裏切られた 原作ファンです。山田悠介さんの作品は大好きでほとんど読みました。けど、この映画はヒドい!原作ファンを愚弄しているとしか思えない。全然怖くなかったしこれは推測だけど山田悠介さんも納得してないと思う。僕の友達の原作ファンの子もヒドいって言ってました。できるなら次はもっと怖くて原作にそったストーリーで映画化してほしいです。
全然おもしろくない! いったい何なのこれ?ホラーでもなんでもなく、
ただの駄作でした。ぼうっとしてしまい、途中で
寝てしまいそうになりました。呪いや何やら
全部がいい加減でした。
またこれは、微妙な作品だ・・・・・ 最近のホラー映画は、「哀」の要素を取り入れた作品が多い。
といっても、この作品をホラーと言っていいのかは分からない。
原作を読んでいないので何ともいえないが、視聴覚的に突然驚かされるような事もなく、
「哀」の部分にどっぷりはまれる事もなく・・・・・・・
CG・演出もどことなく昔を感じさせ、この作品の世界に入り込めそうで入り込めない。
役者の方が演技すればするほど、演出(CG含めた)との差が感じられて微妙。
予告編で期待していただけに、ちょっと残念。
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氷点 [DVD]
・山本圭 ・若尾文子 ・安田道代 ・船越英二 ・津川雅彦
【角川エンタテインメント】
発売日: 2008-02-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,579円〜
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・山本圭 ・若尾文子 ・安田道代 ・船越英二 ・津川雅彦
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カスタマー平均評価: 4
山本監督の自己評価 この映画が封切られた当時、TVでもドラマが評判だったと思う。このドラマは自己との戦いの物語と言っていいのかもしれない。夫の妻への不信、子供を復讐の道具に使う大人のエゴ。利用された少女は何の罪もない。そういった内容である。映画を観る限りではうまく処理され観る者を飽きさせないのはやはりベテラン監督の技量と思う。
しかし、山本薩夫監督は題材が自分にあっていない。贖罪というテーマはどうもしっくり来なかったと述懐していて、これは失敗作と語っているのを、本で読んで驚いた。監督としては納得のゆかないところがあったのだろう。
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氾濫 [DVD]
・若尾文子 ・佐分利信 ・沢村貞子 ・川崎敬三 ・叶順子
【角川ヘラルド映画】
発売日: 2006-10-27
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,500円〜
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・若尾文子 ・佐分利信 ・沢村貞子 ・川崎敬三 ・叶順子 ・伊藤整 ・白坂依志夫
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カスタマー平均評価: 5
本質は変わらない 名匠増村保造監督と若尾文子のゴールデンコンビの作品だが,主役はあくまで佐分利信であり,この群像劇を彩る大映の名優たちである。
人間の欲というのは,こうも汚く際限ないものかというのを,増村監督一流のエネルギッシュでどぎつい演出でグイグイ観るものを物語のなかに引っ張って行く。主人公佐分利信を狂言廻しに,出てくる人間殆ど全てが欲望丸出しの汚い人間ばかりで,まともな人間は若い科学者(川崎敬三)の元恋人ぐらいである。
また,この若い科学者役の川崎敬三が金銭欲,出世欲,色欲とあらゆる欲に忠実に自分を変えてゆく様は,この役にぴったりで,裏主人公とうい感じで良くできている。
重厚な演技の佐分利信,不安定な妻を見事演じる沢村貞子,若く魅力的な若尾文子,変幻自在な船越英二,妖艶な左幸子とこの群像劇を支えているのは,この出演者があってこそであるのが強く分かる。
そのほかにも,佐分利信の科学者仲間の多々良純のとぼけた味わいや,お花の先生の伊藤雄之助の芸達者ぶりも楽しませてくれる。
物語の内容は,色と欲と名誉に翻弄された人間の愚かさを描いているが,何十年前から本質的に何も変わっていないのが,この映画を観ると良く分かる。映画のなかに出てくる日常の風俗は変わっても,人間の欲は際限なく氾濫していることは,増村監督はこの映画の普遍性で証明して見せている。
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女囚611 ~獣牝(オンナ)たちの館~ [DVD]
・木内あきら ・根本はるみ ・嘉門洋子
【GPミュージアムソフト】
発売日: 2007-01-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
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・木内あきら ・根本はるみ ・嘉門洋子
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カスタマー平均評価: 5
木内あきら迫真の演技 なんといっても木内あきらとジャガー横田のやり取りがおもしろい。また、根本はるみと嘉門洋子、浅田好未などキャストも見所だと思う。当然、彼女たちが脱ぐわけもなく、それには期待する方が無理であろう。だが、西野翔や藍山みなみなどAV出身の女優が結構熱演している。裸を期待するより、ストーリーを追った方が面白く見られるのでは・・・。
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