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[ DVD ]
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冷たい血 [DVD]
・石橋凌 ・鈴木一真 ・遠山景織子
【タキ・コーポレーション】
発売日: 2000-05-26
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 416円〜
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・石橋凌 ・鈴木一真 ・遠山景織子
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カスタマー平均評価: 4
永島瑛子ファン必見 青山の第3作。映像の力感はますます強まり、僕ははまってます。 石橋凌もいいけど永島瑛子ファンは必見。
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[ DVD ]
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無宿人別帳 [DVD]
・佐田啓二 ・岡田菜莉子 ・田村高廣 ・渥美清 ・中村翫右衛門
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2007-08-24
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 2,800 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 2,980円〜
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・佐田啓二 ・岡田菜莉子 ・田村高廣 ・渥美清 ・中村翫右衛門 ・松本清張 ・井上和男 ・小國英雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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リング2 [DVD]
・中谷美紀
【パイオニアLDC】
発売日: 2000-08-11
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,909 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 900円〜
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・中谷美紀 ・鈴木光司
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カスタマー平均評価: 3.5
やはり、日本のリングのほうが怖い・・・ 1と比較すると怖くないかもしれないけど、あのS子が鏡に向かっているシーンなんか、
気持ち悪くて鳥肌が立ちます。「バースディ」や「らせん」が面白くなかったので、
そんなに期待はしていませんでしたが、正直、怖かったです。これは、いい。圧巻。
リング2 『リング2』は、『リング』と比べてしまうと出来があまりよくありませんが、それでもあの傑作ホラー『リング』の続編にしてはよくできてるほうだと思います(少なくとも、『らせん』『バースデイ』に比べたら)。
今度は科学であの貞子に挑むという、斬新なアイディアが特によかったと思います。
このまま『リング3』を作って、ちゃんとつながった続編にしたら、それはそれで面白いんじゃないんでしょうか?
最近は、アメリカでも流行っていますが、それよりやはり日本にしか作れないホラーをどんどん生み出して欲しいです。
とにかく、『リング』があまりにいいので、続編はとんでもないだろう、と思う人は一度見てみてください。意見が変わるかもしれません。
私だけでしょうか? 私だけでしょうか?リングで真田広之は完全に死んでいたのにリング2で登場しているのは絶対おかしいと思う。私だけ?松嶋菜々子が自分のお父さんに呪いのビデオを見せたのは犯罪だと思う。私だけ?中谷美紀がリング2の主役をやるのは無理がありすぎると思う。以上で実話を終わらせていただきます。
リング2について 見たいです
リング2 リング2が一番怖い。浅川礼子が死んでしまったのが怖い。らせんはまだ見ていない。でもリングの貞子の目は印象に残る。
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[ DVD ]
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映画 クロサギ (スタンダード・エディション) [DVD]
・山下智久 ・堀北真希 ・加藤浩次 ・市川由衣 ・大地真央
【TCエンタテインメント】
発売日: 2008-09-16
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,333円〜
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・山下智久 ・堀北真希 ・加藤浩次 ・市川由衣 ・大地真央
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カスタマー平均評価: 2
本当に最後のクロサギなんだろうか・・。 単なるドラマの続きでしかないと思う。レンタルで見てよかったと感じた。内容はそれ
ほど(普通の連ドラとしてなら)悪くはない。だが、これが映画だとすると全然しまって
ないし、単なる一話をみせられただけなのでお金返してとなるだろう。
中身はそれなりに楽しいがレンタルで十分。買うのは山下さんが好きな人だろう。
普通の方は、買わないほうが身のためです。
怒りが込み上げて来る アンフェアといい小林少女といい最近のテレビ局の作る映画は本当に酷い。特にTBSは日本沈没、ドラゴンヘッド、感染列島、どろろ、スチームボーイ、スプリガン、世界の中心で愛を叫ぶ、黄泉がえり、いま会いに行きます、恋空、ベクシル、アップルシード、エクスマキナ、どれもこれめ駄作迷作揃い。本気で悲しくなる。
不愉快なビデオ画質 映画館で上映しているのを見れば映画と思うかも知れないが、TV画面でみるとこれは映
画ではなく全くのビデオ。薄っぺらで奥行きがなくぎらついたいかにも安っぽい画質。
フィルムではなくビデオで撮影したのがバレバレ。この映画にかぎらず昨今はこのような
安直が増えているようだ。今まで我々が観てきた映画の質感というものが全くない。
これを映画と称してDVDを売るのはいかがなものだろう。「高画質Vシネマ」とでもい
った別のジャンルで売るべきではなかろうか。映画を観ようと買った消費者に誤解を与え
かねない。
色気 せっかく堀北真希と市川由衣が出ているのに、お色気シーンがなく、残念です。
言葉が見つからない 今さらですがレンタルして観ました。タダ券があったので、そういえば観てなかったな、という軽い気持ちで借りました。 この映画、公開前は色々と取り上げられていたのに公開してからはパッタリ話を聞かなくなったので結構嫌な予感はしてたんですが…ここまでとは言葉もでません。もともと山下さんのファンというわけでもなく、この人どの役でも同じだし、色々出てるのに演技上達しない人だなぁという印象で。 私がこの映画楽しめなかった最大の原因はそれかもしれません。ですがストーリーももう少しどうにかならなかったのかなと。 これは映画にしなくてもよかった内容だと思います。 辛口ですが…。
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隣人13号 [DVD]
・中村獅童 ・小栗旬 ・新井浩文 ・吉村由美 ・三池崇史
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2005-11-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 450円〜
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・中村獅童 ・小栗旬 ・新井浩文 ・吉村由美 ・三池崇史 ・井上三太
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カスタマー平均評価: 3
期待 キャストがいいので期待して見たけど期待ハズレでした 原作は知りませんが、全体的に演出にくどさというか必要以上の長さを感じました。サイコ系は嫌いじゃないけれどこれに関しては好きになれませんでした。構成に関しても尻切れなラストが意味不明で消化不良な映画かな好きな人は好きなんだろうけどね。
現れただけで、空気が一変する存在感 原作を読んでいないが………怖い。描写の残酷性による怖さではなく、ためらいが消失した一線を越えた人間の怖さが、実にうまく描写されている。この作品で、中村さんの俳優としての魅力に改めて魅せられた。「した側」と「された側」の、時間の流れの根本的な違いも描きながら、それぞれの「闇」も描かれているこの作品。心辺りのある人にとって、水面に一石を投じるのでは??もっとも、した側の人間がこの作品を観て、自分のした事を振り返るかどうかは別になってしまうかもしれない。 それが一番の「闇」だろうか………
2つの人格、2つの人生 本作は基本的に「村崎の夢」である。だからこそ意外な展開もOKだし、過度なバイオレンスも様になった。現実であったらかなり怖い。中村獅童は普段から眼光の鋭さで売る俳優であり、まさにハマり役であった。また対抗する新井浩史も凄味十分の演技で魅せる。ふたりとも「いま、会いにいきます」や「天国の本屋」ではまったく違う一面を見せるので、やっぱり映画俳優の実力だなあ、と思う。対して小栗旬はまだまだこのころは青かった。実際に悲惨な目に遭うのは、小学生時代の子役であり、またバイオレンスは獅童の役回りで、役者としての立ち位置が難しかっただろうと思う。存在感が希薄なのである。役柄からくる現象ではなく、本当に映画の中で希薄なのだ。ラストシーンも子役と獅童の絡みなので、本作のテーマである2つの人格表現はこのふたりの仕事である。残る2つの人生は確かに小栗の出番だが、正直あまり意味がなかった。まあ、このあと小栗は大ブレイクするので、大きなステップとなったことに疑いはない。冒頭からグロいシーンの連続なので、スプラッター系に弱い人は要注意。日本映画では珍しい絵作りであり、作品はおすすめです。
不快なだけの映画 セックスや暴力を安易に主としたお手軽映画が最近は蔓延している。何故それがメインになる
のかというとある監督に言わせればそれはこの世の現実であってそれを描かなければ却って
不自然ではないかとのことである。しかし表現者(監督)であるならばその描き方があり、それ
によって観る側の我々のそういったものに対する欲求もうまく操作できることがよい映画の条件
ではなかろうか。ベルトリッチの「暗殺の森」を観たときも衝撃を受けたがこの映画には必然
があるのでその不条理で不快なシーンもやがては映画の一部として受け入れることができた。
このような傑作と比べたら大分分が悪いが「隣人13号」の必然が「病気」であるとしたらこれ
はどう考えたらいいのだろうか。この映画が何を描こうとするのかもうなにも分からなくなるので
その存在理由さえ疑わざるを得ない。ただただ不快な映画になってしまう。
本当の小栗旬。 本当の小栗旬はこの映画やクローズゼロにあるのでしょう。事務所社長の山本又一郎氏も本質は王子様系ではなく無頼派だと言ってました。今後ワイルドな役や怪しい役で彼の本領がどんどん発揮されるでしょう。
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46億年の恋 豪華版 [DVD]
・松田龍平 ・安藤政信 ・窪塚俊介 ・遠藤憲一 ・金森穣
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2007-02-23
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,044円〜
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・松田龍平 ・安藤政信 ・窪塚俊介 ・遠藤憲一 ・金森穣 ・正木亜都 ・NAKA雅MURA
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カスタマー平均評価: 3.5
難解 安藤政信氏のファンで、初めて拝見した彼の作品がこれでした。正直お話の内容があんまり心に残っていません(“覚えては”います)。映像は凄く綺麗だと思った。なんて言うか一言でいうなら『狭い』印象なのだが、それが排他的な世界観を作り上げてるという意味なのかな。個人的に曖昧な雰囲気は好きなのだが、この作品の表現は観る側に委ねるような曖昧さともちょっと違う気がする。つまり明確な意図のもと作られたという印象を受ける。それだけに置いてきぼりな気分を結構味わってしまった。イメージビデオ?かなんかとして見るにはいいかもしれない。只、初めからそういうつもりで見る人は本作において少ないと思うが…
ただ見る種の映画 割と好きなのでシビアに星四ツで。 第一印象は映像よりもまず音を感じました。 難解というよりは不明瞭。正直それが不快にも感じられる。けれども世界観の表現に必要なのだと捉えるのであればまったく逆転して、くせになる。 何か重要なメッセージ性があって、それを考えるような作品ではないことは確かです。 粗削りと言ってしまえば、全体がそうな感じはしますが、惜しく思うのは香月の過去の部分です。わざとらしくても良いから、もっと泥臭くして貰いたかった!な、、、背景の町並みがちょっと平和な感じ。香月というキャラクターがこの作品で官能を表すのに重要なのだろうと思ったので…。 80分ちょいで仕上げるなら丁寧に画きすぎると失敗しかねないので、ある意味とても良い仕上がり。なのでしょうが、3時間になっても良いからもう少し慎重に作り上げてほしかったかも。もっとコアでディープな感じに。なんせこういう世界(作品)は到底嫌いとは言えないので。 雰囲気ですが、舞踏の匂いがします。 金森穣の踊りが素晴らしかったです…。
哀しい男達の物語 まず世界観がとてもミステリアス。どこかの荒野(砂漠?)にある刑務所は周りもピラミッドやロケットがあったりと非現実的でまるで異空間。屋内も常識を覆すような造りであり、何だか舞台セットを見ているようです。刑事2人が現実世界とを繋げる唯一の存在であるため、益々独特の雰囲気を出してくれます。また松田龍平演じる「有吉」は色白で華奢で大人しいのに対し、安藤政信演じる「香月」は小麦色で逞しく暴力的であったりと、主演2人の対比も素晴らしくて。他の役者さん達も演技派な人達ばかりで、申し分ないです。所長役の石橋凌氏の怪演は見物ですよ。ストーリーは難解ですが見る度に深みが増す、という感じですね。「見る」よりも「感じろ!」というか。そしてやっぱり有吉と香月の間にあったのは「愛」ですよ。有吉は愛おしくて「一緒にいたい」と思うのに、香月は愛おしくて「汚してはいけない、守りたい」と思い突き放す。お互いが大切に思うあまり、悲劇が起こるというのは何という皮肉でしょうか。とうしようもなく哀しくて、温かい映画だと思います。
説明不足な感じがしました 観客が原作を読んでる、と言う前提で作られている様に感じました。所々登場人物の関係性がわからなくなりました。でも意外に物語はシンプルでした。演劇の舞台を観ているような感じがあると思えば、クイズ番組っぽかったり、ドキュメントっぽかったりする所もありました。松田さんが非常に綺麗に見える時もあればそうでないときもあり、オドオドした感じが新鮮でした。松田さんが膝を抱えて体操座りしてる姿が良いです(足長??いです)。安藤さんは眼が良い。突拍子もない、とんでもない作品を想像していたので、意外にいい作品でした。
痛いくらいの愛と悲しみ、だけどオブラートの向こうの世界 松田龍平さんも安藤政信さんもこの映画の存在を知るまで知りませんでしたが、この映画の予告編を観てすごく惹かれました。
すごく好き嫌いの分かれる映画だと思います。私は好きです。
長野まゆみさんの近未来小説などが好きな方にオススメです。
洗濯のシーンや有吉から見た香月の逞しい身体、冒頭の”勇者”のダンスなど映像は魅力的だし、
主人公二人の愁いを帯びた視線、(私は演技について詳しくは知りませんが)”目で語る”演技がとても切なく感じられます。
大人の男性ばっかりなのにとても幻想的で官能的、美しい映画です。
私は特に、有吉が手を胸に当てて血を流しているシーンが好きです。彼の悲しみがすごく上手に表現されているシーンだと思います。
そして、物語は最初からずっとふしぎな空気を保ったまま夢から覚めることなく終わりを迎えます。
多くの謎は謎のまま放っておかれていますし、この物語の舞台だけがくり抜かれてポツンと存在するような感じです。
そのはっきりしない感じがこの映画の魅力のひとつだなあと私は思うのですが。
世の中には南のほうに憧れを抱いたり、南を目指す物語の本など、
何かと「南」が登場する物語は多いと思うのですが(何か伝説や言い伝えがあるのかもしれませんが私は知りません…)、この物語の舞台も暖かい場所のようですね。
この映画が少しでも気になるなら一度観てみてください。
どんな作品でもそうですが、自分で受け止める事をしなければわからないものは多いです。
特典、とてもいいです!
特に「裏恋」は、”証言”のほか加工されていない映像が収録されていて、映画本編とはまたちょっと違う美しさや雰囲気、現場の様子を観ることができますし、撮影の様子が面白かったです。
原作をだいぶ、ぶっ壊した脚本らしいですけど、原作も読みたいなあ。
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[ DVD ]
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黒い十人の女 [DVD]
・船越英二 ・山本富士子 ・岸恵子 ・中村玉緒 ・岸田今日子
【角川ヘラルド映画】
発売日: 2007-01-26
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・船越英二 ・山本富士子 ・岸恵子 ・中村玉緒 ・岸田今日子 ・和田夏十
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カスタマー平均評価: 5
主演岸恵子 主演=岸恵子とみなして良いでしょう。
岸恵子は知名度のわりには作品に恵まれていない、とずっと思っていたのですが、この作品を見て考えを完全に改めました。
世界映画史上に残る素晴らしい作品です!!
美しい五人の女優 岸田今日子も中村玉緒、宮城まり子ももちろん美しいが、山本富士子と岸恵子
の美しさといったら・・。この二人の際だつ美しさを引き出すため、スクリーンに
永遠にとどめるため、この映画は作られたとさえ思われる。和田夏十の粋な脚
本と市川崑の無駄のない演出は見事。
この映画はフィルムノワールではなく喜劇。意地悪でおしゃれでちょっと寂し
がり屋の女性達、47年たって今観ても、なんと生き生きとしていることか。
山本富士子の夫に対してふと真剣な顔つきになるところや、最後のシーンの
岸恵子のなんとも言えない表情が、喜劇調のドラマを見事に締めている。
なんとも印象的な女性達の表情。
山本富士子のちょっと気取ったザアマス調の話し方も、岸恵子の今とそれほど
変わらない話し方もいいなあと、古い映画をみるとつくづく思う。どちらも今
の女優(女性)達より、ずっと美しく聞こえるの何故だろうか。
圧巻。 スタイリッシュ。光と影の使いかたがうまい。
水の入ったコップを目立たせる光の使い方。
セットの部屋の白い壁。月の光の感じ。
影のなかから浮かび上がる人間の顔、等々。
傑作である。ほとんど俳優たちは顔だけで演技をしていて、これもまたすばらしい。
開始20分頃、山本富士子が店にやってきた宮城まり子に対して、
(この女に夫をとられるんだろうか、なんだ、思い過ごしか、
しかしこの女のためにそんなところを出すのは止めよう、
妻として自分はしっかりしなければ)などという考えを見てとれる
表情の出し方が圧巻(山本富士子の顔が三遍変わる。必見。)!!!
この時代のファッションも映画にエッセンスをくわえている。
岸恵子のヘリンボーンのスーツ、中村玉緒のいかにも若い女性らしい
ロングネックレス、山本富士子の着物。この作品は絶対に見るべし。
フェリーニの『甘い生活』 1961年103分
映画を途中から観たので何の予備知識もなく見入ってしまったわけですが、最初は東宝のの映画かなと、思ったわけです。ディテールがしっかりしている、サントラや効果音が際だっていた。ランパントマークいりのコルトとか。
後から確認すると、大映で市川昆監督作としってビックリしましたね。こりゃ驚いた。
内容は民放のテレビ局のプロディユーサー兼ディレクターの様な船越英二が“日本一美しい“じゃないかと思われる山本富士子といふ妻が居るににもかかわらず、他に9人の女性と浮気をしてしまいます。どの女性に対しても真剣になれない、いい加減な、主人公はついに本妻を含めた十人の女から暗殺計画を立てられてしまう。といった感じなのですが、現代人の虚ろな感じを市川昆監督は上手く演出している訳なんですが、このプロットと同じ映画を観たことがあるぞ、1959年のフェリーニの『甘い生活』そっくりなんですよね。
『甘い生活』は主題がはっきりしない分、こちらの作品のほうが分かりやすいです
2年後のリメイクとは驚きですな、『KITANO'S』より随分粋っでシャレてますよ。
失いかけてる日本のセンス! 黒い十人の女……このタイトルにして、モノクロームの映像美!
作品全体を通して色濃く出ているモダンジャズを思わせる、アシッドなリズム。
サスペンスでありながらも、どこか滑稽なストーリーはこの人なくして成立し
ないだろう、といえるほど主役の船越英二のクセのないサラリとした演技は作品
に非日常のリズム感を与え、元ミス日本の山本富士子を始め、岸恵子、中村玉緒、
岸田今日子などなど、美しすぎてクセのある十人の女優から放たれる濃密な演技
や台詞まわしは、背後流れているドロドロとした人間の不自由なエロス世界を、
非日常的なものから日常へと確信的なリアリティのある、スタイルとファッショ
ンによって、あくまでファッショナブルに、そしてスタイリッシュに映像として
昇華させています!
これぞ映画全盛期の大映時代、迸る感性を映像の細部に観ることが出来ます。
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[ DVD ]
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凶弾 [DVD]
・石原良純 ・古尾谷雅人 ・山田辰夫 ・高樹澪 ・秋吉久美子
【松竹】
発売日: 2009-02-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,980円〜
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・石原良純 ・古尾谷雅人 ・山田辰夫 ・高樹澪 ・秋吉久美子
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カスタマー平均評価: 3
野良犬3人ならば… 主役としては石原良純さんは…毒っ気があまりに無い。
カモフラージュでゴルフの格好をしてるシーンなどそのままゴルフ好きな人のようで…
奥山和由プロデューサーが「古尾谷に主役をやらせる企画だった」と語っていたように
ミスキャストというよりは何かの都合によって変えざるを得なかったようですが
古尾谷さんと山田さんという俳優2人に囲まれちゃ…あまりに可哀想。
もし古尾谷さんが主役なら山田さんと狙撃手役で出ている金子正次さんの野良犬3人組だったら
かなり真に迫った実話系ハードボイルドに仕上がったと思う。
あとこれは犯人側の事情に傾いた内容だけど
もう少し警察の事情も細やかに描いた緊迫感ある描写なら「射殺が是か否か」
というテーマが浮き彫りになって良かったなと思う。
言うほど悪くないけど、そういう残念さがどんどん浮かんでしまう作品。
脇役が良い。 故、松田優作に携わる監督や共演者がいる中でなんと若き金子正次が狙撃隊の一人として出ていました。そのシーンだけでも掘り出し映像かな?
アメリカ映画を松竹で撮ろうとした意欲作? 若かりし日のアル・パチーノとかが主演して、シドニー・ルメットが演出してたら「狼たちの午後」みたいなアメリカン・ニュー・シネマになって、少しは見れたかもしれないけど、日本の風土じゃねえ。何も伝わってくるものがなかった。せめて深作欣二だったら……。
奥の深いドラマです 一度は観るべきです。どう感じるかは観た方々個々違うとは思いますが考えさせられるドラマです。
主役がダメ! とにかく石原良純の演技が硬くて見ていられない。石原慎太郎の息子と言うだけで、味も哀愁も存在感もリズム感も無い石原良純の何が良いのだろう?天気予報士がピッタリかも。買うと損します(笑)
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[ DVD ]
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ホワイトアウト [DVD]
・織田裕二 ・松嶋菜々子 ・佐藤浩市 ・石黒賢 ・吹越満
【JVCエンタテインメント】
発売日: 2001-03-23
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 366円〜
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・織田裕二 ・松嶋菜々子 ・佐藤浩市 ・石黒賢 ・吹越満
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カスタマー平均評価: 3
舞台設定を活かせなかった。 製作発表時から、日本の「ダイハード」との呼び声が高かった作品。
豪雪地帯の巨大ダムをテロリストが襲撃。人質を取り、日本政府に身代金を要求する。人質になる事を免れたダムの職員・富樫は、この危機を救うべく、単独でテロリスト達に戦いを挑む‥‥‥。
大作感はあるが、画面から肝心の雪の凄さ・怖さなどが伝わって来ないため、単なるアクション映画になってしまった。
例えば、主人公の雪中行軍を、望遠ではなく、顔->上半身->手->風景などという様に、細切れの画で見せられるので、どれほどの積雪の中を、どのくらいの距離歩いたのか、また、雪中行軍がいかに大変かなど、過酷な状況を掴み辛い印象を受けてしまう。
四ヶ月も雪山でロケをしたらしいが、それであれば時間を掛けないと撮れないような、定点観測的な雄大な自然描写を、もっと盛り込んで欲しかった。
銃を撃った事がない素人らしい反応の描写など、押さえるべき所は押さえているが、肝心の雪の恐ろしさが描写できなかったという所で、「ホワイトアウト」という題名が霞んでしまったのが悔やまれる。
悪くはないんだが… 手に汗握るシーンがあったりはするのだけれども、全体を通してみると、どうもやはり「もう一息欲しかったなあ」という感の漂う内容でした。 だいたいの部分は、設定の説得力もあるし、ストーリー構成やアクションシーンもこなれたもので、安心して楽しめるクオリティのエンターテイメント映画に仕上がっている……といっても悪くはないのですが、部分的に、気まずい箇所がちらほらあります。 他の方も書いていますが、前半の富樫(織田裕二)が強いのは、「ダムと雪山を熟知しているから」という理由で納得できなくはないにせよ、後半の富樫は、驚きの強さです。 また、今時になってもテロリストのイメージが世界同時革命を標榜する過激派とかっていう設定も、苦いものがあります。 見る価値のない映画ではないですが、さしあたってお勧めしたい!という映画でもありません。
演技はさすが 織田裕二氏が演じる富樫が、テロリストに対抗できるのは、ダムと雪山を熟知しているから、というのは非常に説得力があると思います。 前半部分では、いろいろな知識を総動員し、テロリストに対抗する富樫の様子がよく表現されていると思います。銃をうまく扱えない富樫に対して、「そうか。これは青島刑事ではないんだ」と、妙に納得してしまうくらい、織田裕二氏の演技もよかったと思います。 しかし、後半は、富樫対テロリストの様子が前半ほど緻密に表現されていなく、ややご都合主義的な感があります。クライマックスシーンも「いくらなんでも、そうはならないでしょう」と感じてしまう演出に、日本映画とハリウッド映画の違いを見たような気がします。
面白かったのですが・・・ それなりに楽しめて観れました。 迫力もあるし、織田裕二はかっこいいし。 ただ、「何で、ただのダム作業員であるはずの主人公(織田裕二)があんなに凄い人なのか」という素朴な疑問は感じました。 普通の人じゃなさすぎでしょう、いくら過去に色々あったとしても。 また、原作は読んでないのでよくわかりませんが、現代日本で日本人テロリストが日本のダムで立てこもるという設定も少しばかり強引な気がしました。 そのあたりの事情の説明なんかをもう少しわかりやすくしてほしかったです。
織田君の配役は完璧だけど... 原作は、父の癌手術中の時間つぶしに読んだのですが、その状況を忘れて熱中するくらい面白かった。 原作は静と動をきちんと捕らえていてメリハリがあるのに、映画版はまったく無し。 主人公が極寒で戦い続けるためにどれだけ精神力を振り絞ったか全く描かれていないので、ダムの水に押し流されても平気な変人の映画になっている。 織田君も原作に惚れ込んで映画化に一役買ったらしいが、完成後のコメントの微妙さがこの作品に対する織田君の満足度が出ているような気がする。(佐藤浩市さんのコメントも微妙) 織田君をキャスティングしたことは完璧だったのにねぇ。 ということで、買うなら原作本を買うべし。
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ヘイズ/HAZE-Original Long Version [DVD]
・塚本晋也 ・藤井かほり ・村瀬貴洋 ・神高貴宏 ・辻岡正人
【ハピネット】
発売日: 2006-09-29
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 980円〜
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・塚本晋也 ・藤井かほり ・村瀬貴洋 ・神高貴宏 ・辻岡正人 ・塚本晋也
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カスタマー平均評価: 3
頭を使う事を辞めたサルの様な作品 タケシをしてこいつは本当の暴力を知らないと言わしめた男、塚本晋也。いわゆるソリッドシチュエーションスリラーってヤツなのかな?ソウ?キューブ?セットが安っぽい。映像が貧乏臭い。最後も勝手に解釈してくれと言わんばかりに投げやり。最低限エンタテイメントとして完結して下さい。六月の蛇みたいに。
ストーリーが少しは無いと・・ いわゆるシチュエーションスリラーというジャンルの作品です。
いまどきのモノとしては異例の短い作品。48分
コンクリートの壁にぺったり挟まれた状態で身動き取れずナゼナゼとパニックになる主人公。
壁の持つ閉塞感以外に何も煽ってくる(襲ってくる)ものが無い。
展開的に素材不足で話が絡まっていかない。
切断された手足があちこち散在してるのだがどうして死体になったのか考えめぐらすことも無く話に奥行きを感じない。
ラストは2001年のような不条理な展開に。
洗剤のCMのように真っ白なシーツに頬ズリする。
映像美もなければ 映像監督ということで映像には期待したが何も震撼するところは無い。
この監督は素人と何が違うのだろうか?
自我が中途半端にでていてガラクタを見た感じ。
ハッキリ言って観るに耐えない。世界観を違う生かし方で表して欲しい。
CUBEとは全く別物 映画のキャッチコピーに惹かれて観ました。
監督が鉄男等で有名な塚本監督の作品ですが、
何分かなりの低予算映画だったのでしょう、
短い映画の時間の大半はストーリー展開には
影響はありません。
和製CUBEかなと思ってみましたが、
若干趣が違います。
CUBEのようなロジック溢れる謎解きはメインになり得ません。
ネタバレを避けて端的に表現するならば、
もっと『感覚的な映画』と言って差し支えないと
思います。
ただし映像表現はそれほど独創性に富んだものではなく、
人によっては後半の展開を読める人もいるでしょう。
私は最後はそういう展開かい!と思ってしまい
ましたが(良くも悪くも)、キャッチコピーの恐怖云々は
別にたいして怖くないので、
それを期待するとしっぺ返しをくらいます。
ラストの展開は嫌いではないのですが、ベタかな。
伝わらない点もありますが。 鉄男のときから大ファンの塚本晋也監督。ジャケット見たときはCUBEのような内容を想像していました。閉塞感や精神的な恐怖、おびただしい血に削られる肉片、見ていて痛くて仕方なくります。密室における極限まで達した精神状態が上手く表現されていますが、ラストが全く不明。謎解きにもなっていないし、何度ラストを見てもなんだったのかがわからない。なにかは表現しているのだろうけど、何度見てもなにを表現しているのかわからないのでは惜しい。ただ息遣いが伝わってくる恐怖感満点でした。
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