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RONIN 新生アルティメット・エディション [DVD]
・ロバート・デ・ニーロ ・ジャン・レノ ・ナターシャ・マケルホーン
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2007-03-23
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,993円〜
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・ロバート・デ・ニーロ ・ジャン・レノ ・ナターシャ・マケルホーン
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カスタマー平均評価: 4.5
ジョン・フランケンハイマーは最後まで、ジョン・フランケンハイマーだった。 70年代アクション映画を語る時に欠かせない、ジョン・フランケンハイマー監督の最晩年の作品です。モノクロのバート・ランカスター主演の「終身犯」、三船敏郎と共に初代ホンダF1マシーンが出ていた「グランプリ」、一人称のカメラワークが斬新だった「フレンチコネクション2」等々印象的な作品は色々ありますが、アカデミックな賞とは無縁で、また、批評家が研究書を書くような人でもありませんでした。そんな、フランケンハイマーが好きでした。
骨太のアクション監督と言われていましたが、本人自身1メートル90近い偉大夫だったそうです。
本作は全盛期は遥か昔、未だ映画撮ってたんだと思うぐらい久々の作品でしたが、相変わらずです。今時、70年代の本格的、正統派スパイ・アクション・スリラーを観れるとは思いませんでした。脚本も演出も70年代風です。古典的なアクション・シークエンスは逆に新鮮だったりします。特に、CGなしのライブ・スタントによるカーチェイス・シークエンスは迫力があります。ドライバーの息使いまで伝わってきます。ドライバーに感情移入できるのは、監督自身が車好きだからかもしれません。往年の名車、プジョー406、しかもフェイスリフト前の初期型、クーペではなくノーマルセダン、色はチャイナブルー、の雄姿が見れたのは思わぬ収穫でした。「Taxi」シリーズの改造車なんてお子様ランチみたいなものですね。ベルトーネデザインのシトロエンXM(かな?)もチェイスに参加します。ちょっと前のフランス車が好きな人にもお勧めです。
“カー・レーサー”になりたかった男が晩年に手掛けたドライブ感溢れるアクション映画の快作。 ハリウッドの第一線で活躍した硬派アクションの名匠ジョン・フランケンハイマーは、流暢にフランス語を操る映画監督でもあった。それは、60年代の大ヒット作「グラン・プリ」がモナコG.Pをメインに撮られていた事や、マルセイユでオール・ロケした70年代の代表作「フレンチコネクション2」の監督オファーが、実はフランス語に堪能だった事が決め手になったらしいとの逸話からも窺い知れる。今作も、パリ、ニース、アルルと、勝手知ったる風光明媚な観光スポットを押えながら、全盛期を彷彿させるテンポの良さとカット割とつなぎ(編集)で見せる快作。冷戦後の行き場のなくなったプロフェッショナルたちのハードでシビアな闘いが、ダイナミックなカー・チェイスと共に活写される。とにかく、映画監督にならなかったらカーレーサーになっていたと言うほどのスピード狂が演出しただけに、車体に搭載したカメラから生まれる凄まじい臨場感とドライブ感覚、一度でも南仏に行った事がある者なら誰もが感じるであろう、あの狭い路地を猛スピードで駆け抜けるという狂気の沙汰的スタント(笑)が堪えられない。しかも、そのどれもがCG処理一切なしの生身のアクションというのが嬉しい。ラストの詰めの甘さなど吹っ飛んでしまう事請負の、これはフランケンハイマー晩年の渾身作。
俳優の魅力満開・・・まさに男のための、男のドラマ 第2次大戦レジスタンス物の「大列車作戦」が、この監督との初めての出会いだった。白黒画面を生かした、何度見ても面白く、感銘深い内容であった。のちの「グランプリ」もそうだが、画面の構図とモンタージュに工夫があり、骨太の演出が冴えている。
70年代に入ってからは、アクション大作「フレンチコネクション2」や未公開となった「ブラック・サンデー」、「イヤー・オブ・ザ・ガン」と快作を飛ばす。
だが、彼の映画人生最後の傑作を1つ、アクション物で挙げるならこの「RONIN」である。話の設定、配役、ロケーション地の選択、大胆かつ優れた映像表現や編集の巧みさ等で、この映画は、自分にとっては第1級のアクション映画である。
彼のアクション演出で特徴的なのは、群集劇のように、集団全体の予想のつかない動きの面白さと、さまざまな要素の絡みで計算外の破綻を見せるところではないだろうか。「RONIN」でも、今まで見たことのないような設定での激しいガンファイトや、めまぐるしいカーチェイスがあり、俳優たちの個性にも助けられて、素晴らしい場面展開になっており、映画として高い完成度に達している。
思い返せば、彼の良く出来た映画には必ず、複数の男たちの織り成す悲喜劇がどんと中心にすえられて、まさに「男のドラマ」としてにぶい光を放っていた。
デ・ニーロとレノの初共演 ストーリやキャストよりも、南フランスを舞台に繰り広げられる映像がすばらしい。ロケ地としても全てを南フランスで撮影されており、このあたりを好きな方は必見でしょう。
デ・ニーロとジャン・レノの渋いおじさん(チョイ悪)の共演とあって、どんな演技をするのか期待したが、今ひとつという感じはだれも同じ印象ではないかな?!
それでも、デ・ニーロファンであればある程度の評価をしてあげたい。ただ、キャスト陣としてもう少し若さがほしかった。
SPENCE役のショーン・ビーンといえば、2004年ブラット・ピット主演『トロイ』で、オディッセウス役で出演していたね。この役者はどちらかといえば、悪役がお似合いです。
タイトルの『RONIN』が浪人からきているところは、やはり日本人にとても関係があるので一見してほしいのものです。
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ザ・ブライド 花嫁はギャングスター2 [DVD]
・シン・ウンギョン ・パク・サンミョン
【エスピーオー】
発売日: 2005-01-01
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 4,179 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,660円〜
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・シン・ウンギョン ・パク・サンミョン
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カスタマー平均評価: 3
1作目よりは、マシ 2作目は1作目と違い記憶喪失になった主人公の楽しい生活スタイルが描かれていて、
ストーリー的には面白かった。アクションシーンはあいかわらずワイヤー使いまくりで
イマイチ単調だった。チャンツィー登場は最後の数分だけで、あまり期待はできない。
「1」は任侠「2」は人情 まず。パッケージ。花嫁衣裳など微塵も関係ないです。
チャン・ツィイー。ラストの2分程。本筋とは全く関係ないカメオ出演です。
しかし、こんな企画便乗などなくても充分面白いです!(逆に便乗で評価さげてる)
抗争中に記憶喪失になった組長ウンジン。
偶然通りかかった中華料理店の店長に助けられ、肝っ玉配達員の”シュシュ”として、
カタギの生活を送ることに。
記憶を取り戻す努力をしながらも、次第とこの環境が好きになってくる。
しかし、この小さな商店街にもやくざの絡んだ開発計画が進行し・・
2時間ドラマ並みの人情ストーリーですが、
「1」のクールなウンジンから肝っ玉姉さんのシュシュになってもなかなか面白い。
「1」と続けて観ないと設定がわかりづらいかも。
花嫁はギャングスター3は 3では別の女優に代わり、今までのとは話も違うような感じだそうです。ちなみにチャン・ツィーも出演せず、あまり期待できそうもなく残念!2で終わったと思ったほうがよいかも…。
1と来たるべき3の「つなぎ」の作品? ヒロインの顔がなぜか綺麗に女っぽくなりすぎていて、今回はいまいち「組長」としてのリアリティが欠けてしまった。 1が気に入っているので、観てしまった。 続編がもし出たら、きっとそれもズルズル観てしまうとは思う。 しかし韓国女性は整形箇所が多いですね・・
花嫁はギャングスター2 最初の1の時よりも、なんかアクションとストーリーがいまいちでした。だぜか3も見てみたい気分です。 インパクトは1があったと思う。
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110番街交差点 [DVD]
・アンソニー・クイン ・ヤフェット・コットー ・アンソニー・フランシオーサ
【エスピーオー】
発売日: 2005-02-25
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,170円〜
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・アンソニー・クイン ・ヤフェット・コットー ・アンソニー・フランシオーサ ・ルーサー・デイヴィス
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カスタマー平均評価: 4.5
音楽がサイコー! ボビーウーマックの曲がサイコー、ビデオ・サントラCD持っていますがCD聞くだけでも充分です。
ビターテイストな都会版「夜の大捜査線」?。70年代の隠れた秀作。 若い人には(この作品の主題歌をタランティーノが自作に流用したため)音楽の方が有名かもしれませんが、本編も音楽に負けず劣らずの名編です。 昔はテレビでよく再放送されていた作品でもあるのですが、今回ようやくうれしいDVD登場です。お話は、正義派黒人刑事と、賄賂受け取り・人種差別を厭わない現実派白人刑事が対立しながら現金強奪事件を追うというものですが、金を奪った黒人ギャング側や、金を奪われた白人マフィア側にもスポットを当て、NY裏社会がクールにドライに描写されます。こう書くと、なんか社会派タッチ作品に思われますが、パンチの効いたアクション描写もあり、ほろ苦いラストまで一気に見せます。 爽快感とは無縁の渋い作品ですが、70年代のアメリカは、こういった通好みの充実した作品も作られていてよかったなぁ、とつくづく思います。 ちなみに監督のバリー・シアーは、もっぱらテレビ畑で活動していた人で、劇場用映画はこのほかに「死の追跡」という西部劇があるくらい。これがまたクールな復讐劇で、彼は実は見事な職人監督ではなかったかと思われます。 あまり映画界で活躍できなかいまま生涯を終えたのは、彼の現実を見据えた冷徹すぎる視線が、やはりハリウッド向きではなかったのでしょう。
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スカーフェイス ― コレクターズ・エディション [DVD]
・アル・パチーノ ・スティーブン・バウアー
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2002-04-19
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,270円〜
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・アル・パチーノ ・スティーブン・バウアー
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カスタマー平均評価: 4
アメリカン・ドリームは、やっぱこうでなくちゃ デ・パルマ監督は特にファンというわけでもなく、他の作品を見たいとも思わないが、この映画だけは特別。むしろデ・パルマ作品というより、私は脚本を担当しているオリバー・ストーン作品として楽しんでいる。映画全編に及ぶ異常なまでのハイテンションと露悪さは、事実ストーン色以外の何者でもない。 ストーリーは極めてシンプルで、キューバ難民のアメリカ裏社会における成功→破滅を描いているだけなのだが、本来なら作品のマイナス要因ともなりうる荒削り感が、ここでは明らかに生きている。カネもコネも一切持たぬ難民の若者が、持ち前の度胸だけでのし上がるには、要するに人生をショートカットするしかない。だからこそ、他人より過激な手段を何のためらいもなく選び取り、矢継ぎ早に実行する……この過程を描くのに、荒削り感はとても有効に作用している。逆に時折披露されるデ・パルマの計算されたテクニックが目障りになるくらいである。 そして迎えるお決まりの破滅。その直接の切っ掛けが、また胸を打つではないか。心底までゴキブリ野郎になりきれなかったトニーが、ゴキブリ連中の手でゴキブリ以下に殺されていく……まさにギャング映画の王道とも言える幕引き。鑑賞後はぐったりと疲れているものの、同時に激しいスコールに遭った後のような清々しさも、たしかに残っている。 力強い、良い映画です。が、家族と一緒に見ちゃいけません。念の為。
マジ切れしてます アメリカの下層ギャングの間ではカリスマ映画らしいです。性格破綻者のモンタナ氏が全編にわたり豪快なキレぶりを見せてくれます。これだけ無茶すれば長生きはできんわな。下劣の言葉を連発するパチーノの演技は見物。向こうのヤクザはベンツではなくポルシェに乗るのか?
駄作になれない作品 昨今の映画の完成度は高い。それと比較するとこの作品はひどい駄作、になるはずだけれど、きっとこれからも残っていく作品だと思う。主演もしかり、脚本、監督、助演と助演女優がすべて大物、になってしまった人たち。ひとつの作品にこれだけの人材が集まって、結果として荒削りで救いも捻りも無い作品だけれど、生命力だけはケタはずれてある作品。 ストーリーも撮影も音楽もダメダメだけれど。
駄作になれない作品 昨今の映画の完成度は高く、それと比較するとこの作品はひどい駄作、になるはずだけれど、、、きっとこれからも残っていく作品だと思う。 主演、助演、脚本、監督が今となっては大物になってしまった人たちばかり。ひとつの作品にこれだけの人材が集い、結果として荒削りで救いも捻りも無い作品に仕上がってしまったが、映画としての桁外れた生命力だけは持ってしまった作品。
オリバーストーンが産み出した悪のヒーロー トニー・モンタナの「キューバなまり」英語と鬼気迫る演技を存分に堪能できます。特典映像をみて古い映画のリメイクだったとははじめて知りましたが、全編を通して描かれる人間の「狂気」はストーン映画(この作品では脚本だけ)の他の作品に通じるものがあります。 ゴッドファーザーのような欧州的、耽美的な映像美は全然なくて、ひたすら一直線のストーリーに乗せられてただただ強烈なストーンパワーに押しまくられるティピカルハリウッドムービーです。 アルパシーノ以外のゴッドファーザーとの共通点は長さを全然感じさせない面白さ、ですね。
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サンダーボルト [DVD]
・クリント・イーストウッド ・ジェフ・ブリッジズ
【20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント】
発売日: 2002-06-28
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,600円〜
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・クリント・イーストウッド ・ジェフ・ブリッジズ
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カスタマー平均評価: 5
イーストウッドの隠れた傑作 イーストウッドと言えばガンマンシリーズやダーテーィーハリーシリーズでしょうし、私もそれらを観て彼のファンになりました(映画館で最初に観た洋画がダーテーィーハリーで、大変なショックを受けて以来洋画ファンになりました。)が、この作品が妙に好きなんです。銀行強盗のを計画実行するという簡単明確なストーリーですし、そんなに捻ったストーリーでもありませんし、金庫の壁をキャノン砲で吹っ飛ばすという明快な金庫破りの方法もさして真新しくもありませんが、相棒とのやり取りの中でのお互いの喜怒哀楽が実にうまく描かれているからだと思います(ジェフ・ブリッジスやジョージ・ケネディーらもすばらしい!)。まず、オープニングのシーンで掴まれます。ラストのやるせなさはどうでしょう。金を掴むためのストーリーですが、意外な偶然で金を掴んだ末にキャデラックのコンバーチブルで走り去るシーンが忘れられません。思うのですが、これまた私の大好きな「明日に向かって撃て」のエッセンスが感じられるのですが、いかがでしょうか?
クリント・イーストウッドの渋さもさることながら、助演のジェフ・ブリッジス、ジョージ 74年作だが古くささは気になら無い。クリント・イーストウッドの渋さはともかく、相棒役のジェフ・ブリッジスや執念深い元相棒ジョージ・ケネディの名助演が本作を魅力的にしている。ジョージ・ケネディの子分役の間抜けぶりもあざとく無くおかしい。計画遂行のため押し入った家で思わずストッキングのマスクをかなぐり捨てたくだりや、軍資金の為のアイスクリーム移動販売のアルバイトで、あどけない子供にキツイ文句をかまされたりするくだりが、基本的にコワモテ映画なのだが何とも可笑しいのである。後に「ディア・ハンター」という名作を手掛ける事と成るマイケル・チミノ監督のギャグセンスはなかなかのものだ。主人公とジョージ・ケネディの関係、そこに割り込んだ若造への嫉妬も面白い人間描写だと思う。冒頭の導入もうまいし、終盤、くだらぬ理由でダメージを負ったジェフ・ブリッジスの演技も秀逸し哀れだ。アメリカ映画や邦画にありがちのチャチなハッピーエンドに墜ちず、なんとも切ない余韻を残している。
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スコア [DVD]
・ロバート・デ・ニーロ ・エドワード・ノートン ・マーロン・ブランド ・アンジェラ・バセット
【日本ヘラルド映画(PCH)】
発売日: 2004-07-14
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,699円〜
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・ロバート・デ・ニーロ ・エドワード・ノートン ・マーロン・ブランド ・アンジェラ・バセット
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カスタマー平均評価: 4
う?ん ロバート・デニーロはいつも通り面白いし、エンディングも納得だけど途中の展開があまい。エドワード・ノートンてなんか役柄もその通りなんか生意気。器用なだけで華がないね。
絶対にお勧め 絶対にお勧めです。デニーロ、ノートンの演技も素晴らしいし、ストーリー展開も飽きさせません。また最後の二転三転のどんでん返しも、思わず拍手の快作です。役者・脚本もそろった、上級のエンターテイメントです。掛け値なしで面白いです。見てない人は見てください。★五つ。
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ギャンブル・プレイ [DVD]
・ニック・ノルティ
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2007-09-21
参考価格: 995 円(税込)
販売価格: 995 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 636円〜
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・ニック・ノルティ
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カスタマー平均評価: 0
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ラストマン・スタンディング [DVD]
・クリストファー・ウォーケン ・ブルース・ダーン ・ブルース・ウィリス
【ギャガ・コミュニケーションズ】
発売日: 2007-12-07
参考価格: 1,980 円(税込)
販売価格: 1,980 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,200円〜
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・クリストファー・ウォーケン ・ブルース・ダーン ・ブルース・ウィリス
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カスタマー平均評価: 2.5
オリジナルとは雲泥の差。 すっかりガンアクション&男の硬派なドラマのお株をジョン・ウーに取られてしまったウォルター・ヒル監督。脚本を日本の黒澤プロに見てもらうほどの念の入れようだけど結果はとても最後まで立ち続けれる映画ではなかった。オリジナルはあんなにスパイスが効いているのにどうしてこんなにまでつまらなく作れてしまうのか感心してしまった。あの「48時間」を作った監督ウォルター・ヒル。もう今はその冴えは見られない。
これがあの名作「用心棒」のリメイクとは思いたくありません。そんな出来です。
リメイクということは忘れて ライ・クーダーの音楽がカッコいい!ウォルター・ヒルとの相性もいい。
珍しく、撃たれた悪党がスローモーションで吹っ飛ぶ(ワイヤーワーク)という演出。
ラストでクリストファー・ウォーケンとの対決のタテの構図がカッコいい。アクションのウォルター・ヒル健在。
故・淀川長治氏を思い出す作品 この作品をきくと内容よりも、故・淀川長治氏の洋画劇場での生前最後の解説を思い出します。
それを観ていたとき、この映画の最も良いことは「ラストマン・スタンディング」というタイトル自身と感じたことを覚えて、そちらの方がインパクトが強かったです。
主役の差 『用心棒』『荒野の用心棒』と設定は同じなので、ストーリーは安心して楽しめますが、三船敏郎、クリント・イーストウッドと比べてしまうと、ブルース・ウィルスではさすがに分が悪い・・・。
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ビッグ・バッド・ママ [DVD]
・アンジー・ディッキンソン ・ウィリアム・シャトナー ・トム・スケリット ・スーザン・セネット
【キングレコード】
発売日: 2002-10-02
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 4,179 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,975円〜
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・アンジー・ディッキンソン ・ウィリアム・シャトナー ・トム・スケリット ・スーザン・セネット ・ロジャー・コーマン
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カスタマー平均評価: 3.5
エロとバイオレンスのカッコよさ 70年代のコーマン映画らしい、エロとバイオレンスだけでつないだような作品。その中で、なぜかクレイジーな母娘が異様に輝いています。もう欲望のままに男を取り合い、銀行強盗し、金持ちの姉ちゃんを誘拐し、マシンガン撃ちまくって殺しまくってます。それが何故か妙に爽やか。母娘が明るいんですよね。まるで「デビルズ・リジェクト」みたいです。アンジー・ディッキンソンがメチャメチャカッコいいです。
時代背景に大恐慌、禁酒法、ニューディール政策があって、一種の社会主義的政策ともいえるニューディールに反対する金持ちたちをアンジー一家が攻撃します。この反ニューディール派を結構、醜悪に描いていて、その辺は時代背景をきちんと押さえているんだなと感心しました。
アンジー・ディッキンソンはこのとき、40代だと思いますが、脚もきれいでバンバン脱ぎまくってます。娘2人の役者は誰か知りませんがなかなかかわいいです。ダメ男を演じるカーク船長、ウィリアム・シャトナーも良かったです。
そしてなんといってもラストがいいですね。この映画があるから「トゥルー・ロマンス」もあり、「ラブデス」もあるのだと思います。
改めて見るとアクションも凄いです。車が本当にひっくり返ってますし、車から落ちる人なんかがグルッと回っていたりしてなかなか過激。血しぶきも飛んでます。
シェリー・ウインタースの「血まみれギャングママ」もまた見てみたいし、未見のジョナサン・デミの「クレイジー・ママ」も見てみたくなりました。
はちゃめちゃ何でも有り強盗一家!! ふたりの娘を従えた女ギャングの破天荒な生き方を描いたアクションです。母親とはいえ成熟したお色気満点の主人公役にはアンジー・ディキンソン。10代の娘たちも揃ってフレッシュなセクシーさに溢れています。母娘3人が毅然と戦う警官との迫力ある銃撃戦、男性強盗もタジタジの痛快な銀行強盗シーンなど見どころいっぱい。もちろん、『課外授業』などで魅せた美しいプロポーションのサービスショットも満載です。
貧しいが上昇志向は強いウィルマ(アンジー・ディキンソン)はリッチになるため娘をふたり連れて車で西海岸を目指すが、計画性のない旅は常に行き当たりばったり。娘たちも、立ち寄った町で勝手にストリップの仕事をしてウィルマを怒らせる奔放ぶり。資金の切れた3人は強盗を始め、次々成功。銀行強盗中に知り合った男強盗を旅に巻き込み、3人で奪い合うなどハチャメチャな生活が続いたが、その間もFBIの手が迫っていて…おっと危ない…結末は言えません。
語られざる『ボニー&クライド』 ロジャー・コーマン製作の映画としては割合エクスプロイテーション色の少ない作品です。意表をついてW.シャトナーが出ていたり(あまり役に立っていなくて臆病な優男の役柄がもはやカーク船長そのもの)、A.ディッキンソンが惜しげもなく裸体をさらしていたり、随分と見所が多い映画です。実在のバーカー一家の行状をモデルにしたこの作品ですが、いつの間にやら本物とは違って母親はセクシーになり、息子達は娘達に変更されました。こういう「何でもあり」感がとてもダイナミックです。 ヘイズ・コードをうち破った『俺たちに明日はない』でさえ性描写は抑え気味でした。ボニーとクライドの一味は性的にもアナーキーだったという歴史的証言がありますが、映画では少しだけ示唆される程度。しかしこの歴史的名作をパクった『ビッグ・バッド・ママ』では性的アナーキズムが全開。1人の男性に母子姉妹が群がるという身も蓋もなさは、実際のバーカー一家やボニー&クライドの実態に近いのではないでしょうか。その意味でこれら2つの映画は相補完するものだと思えます。単なる二番煎じに終わらず、今でも語り継がれてこうやって復刻するのにはそれなりの理由があるのだと思われます。 なんて理屈を言っていても始まりません。この映画の一番の楽しみ方はA.ディッキンソンの暴れっぷりにしびれることです。この映画のテイストに一番近いのはラス・メイヤーの作品群であるようにも思います(アメリカの片田舎でロケをしている所もそっくり)。母性と結びついた強さ、迫力、エロス。情婦役ばかりやってきたA.ディッキンソン(『殺人者たち』の彼女なんか最高です)ですが、良い年の積み重ね方をしたと言えましょう。情婦のその後の人生はアル中だったり、何かとハリウッドでは悲惨に描かれるものなのですが、こういうアッパー系の描き方の方が私は好きです。この方が魅力的なのですから。
ビッグ・バッド・ママ B級ウェスタン
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スコア [DVD]
・ロバート・デ・ニーロ ・エドワード・ノートン ・マーロン・ブランド ・アンジェラ・バセット
【日本ヘラルド映画(PCH)】
発売日: 2004-03-03
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,200円〜
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・ロバート・デ・ニーロ ・エドワード・ノートン ・マーロン・ブランド ・アンジェラ・バセット
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カスタマー平均評価: 3.5
腹の読み合い探り合い デニーロ扮する金庫破りのプロが、足を洗うため、長年の友人のピンチを救うため、経験浅い若者と組んで最後の一仕事に挑む。今まで何度も繰り返されたストーリーではあるが、名優デニーロの演技によって深みのある人間像を与えられた主人公が激渋で、納得のドラマに仕上がっている。しかし泥棒が余生を幸せに暮らして良いのだろうか?
見所はお互いの腹の内が分からないまま危うい盗み仕事を進めていく過程。最後は予定調和な感じだが、手堅い表現で安心して見ることのできる映画でした。
もう、目が離せない〜!! なーんとなく見ちゃったのですが、 アタシこーゆーの好きでした。 なんていうか、1秒、1mmのズレも許されない、 緻密な頭脳と技、そして計画性、 まるでアニメのルパン三世を見てるようでしたが、 実写版だとまた迫力があり、ハラハラドキドキで良いです。エドワード・ノートン、身障者の役と犯罪者の役と ころころとすり替え演技する部分は、さすがです。 二重人格者?と思わせるくらい。 ロバート・デニーロも、潜ったり、よじ登ったり、へばりついたり・・・。 お疲れさまでした。
足りなくは無いが、何かが足りない。 映画の水準は決して低くは無いのだが、それほど高くも無い。ストーリーも普通、撮影と演出も十分だが、「ムムム」と首を傾げてしまう。俳優が揃い過ぎたのがいけないのかもしれない。悪くは無いけど、誰かに勧めるような映画でもない。不思議。
微妙。 マーロンブランド、ロバートデニーロの二人が 出演していたので見たが話が途中でよめてしまい 微妙だった。でも好きな俳優が出ているので 星二つ
デニーロなので水準はクリアしている 〜デニーロとノートンの人間関係が見もの。 ベテランの泥と若手の泥の確執があるのです。 この手のアクション映画でデニーロにはがっかりさせられて記憶がありません。必ず一定水準はクリアしているように思うのです。 話そのものは単純な展開なのかもしれませんが、彼の渋さが出ていて良かったです。 〜〜 ノートンは様々な映画でも演じている二重の人格を使い分けていて若手ながら上手い役者だなあと感じました。 リチャード・ギアと共演しゴールデングローブ賞をとった「真実の行方」で見せたシビアな演技ではないですが、どんでん返しそしてどんでん返しというクライマックスに導いていくスピード感を出しています。 〜〜 大作というジャンルではないでしょうが、思い出したときにみる意味で持っていて損は感じない作品ではないでしょうか。 何を映画に期待するかでしょうが、娯楽としては十分に楽しいので、私は暇なときにはまた見ようかなと思っています。〜
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