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BLUE BERRY [DVD]
・瓜田純士
【GPミュージアムソフト】
発売日: 2009-04-25
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,521 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,380円〜
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・瓜田純士
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カスタマー平均評価: 3
供攻社は出てきません 「キネマ旬報社」データベースにて紹介されているようなストーリーではありません。
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[ DVD ]
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ゼブラーマン [DVD]
・哀川翔 ・鈴木京香 ・渡部篤郎 ・内村光良 ・市川由衣
【東映】
発売日: 2004-08-06
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,773 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 820円〜
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・哀川翔 ・鈴木京香 ・渡部篤郎 ・内村光良 ・市川由衣 ・宮藤官九郎
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カスタマー平均評価: 4.5
面白くなる要素はあるのにちょっと何かが足りない・・・ すごくいいところはたくさんあるんですよ
役者さんもいい味出してるし
ストーリーもなかなか面白い
劇中番組の昔の特撮を忠実に再現した撮り方もなかなか
ゼブラーナースの胸の谷間も・・・etc.
しかし、何かが足りない、なんだか中途半端
前半は面白かったのに
後半は飽きて、眠くなってきました
特に思うのは
派手なワイヤーアクションとCGは必要だったのか?
昔の特撮にこだわるのなら
チープでもいい、昔の特撮の手法を使ってラストの戦いも仕上げてほしかった
雨宮慶太氏なんかに監督してもらったらもっと面白くなったかも・・・
狙って外して、本当に外してしまった作品 ここでの高評価が信じられないくらい、面白そうで、実際はさほど面白くない映画の典型です。まあ三池監督の作品はいつも面白そうで面白くない映画ばかりですが・・・・。一番納得行かないのは、観客が世界観やキャラクターを理解してから、奇想天外なことが起こるのではなく、観客の意識なんか無視して勝手に内輪ノリで話が進んでいくところ。作品の世界観を共有してこそ、奇想天外な展開や狙ったギャグが効果を生むのであって、最初から暴走していては、観客としてはどうでも良くなってしまう。狙って敢えてハズしているんだろうなあという個所も本当にハズした感じになっている。大体、こういうヒーローもので誰にも共感できるようなキャラがいないのは致命的だろう。主人公の哀川演じるキャラも一体何を考えているのかさっぱり分からない。面白そうな要素を羅列したら面白い映画ができると思っていたらそれは甘い。まあ三池監督はいつもそうなので期待してないが、脚本のクドカンもこれを見る限りでは何が評価されているのか全く分からないほど、本作ではタダの悪ふざけ仕事。全ての展開が前振りなしの唐突。観客の予想を裏切る映画なのは確実だが、観客が転んでほしい展開には決してなっていない。不完全燃焼感と違和感のみが残る。
素朴なヒーロー物です。 信じる力、それさえあれば誰でもヒーローになれる、という子供たちに希望をもたせられる作品だと思う。哀川翔も仮面ライダーにゲスト出演してもらいたいね。前半のカニ星人、ラストの宇宙生命体?もなんかよくて、三池監督のセンスも活かされている作品です!哀川・三池ファン以外にも、ヒーロー好きにも観てもらいたい作品です!
ゼブラナース最高! 「ヒーローやスターだって結構大変なんだろうな?」と思うようになってしまった、
ウルトラマン、仮面ライダー世代へのオマージュ。
変身すれば全て解決できると思ってたもんな?
悪に勝ちさえすれば、みんなから憧れられると...
そうとも限らないときづいた時、青春は終わったな?と思った。
でも、でも、やっぱりやらなきゃならんし、
そんなあたりまえの事が、かっこいいってこともわかる歳になった。
ちょっと情けない、渋いテーマを記念の映画に選ぶ哀川翔もかっこいいし。
三池監督とクドカン脚本の全体的に抑えた画面と演出で
「路地裏のヒーロー」って感じがすごく好きだな?。
「これで、いいんだよな?」と元気でる中年おやじ多いと思う。
そんなおっさんにラストはちょっとウルってきます。
バカにしてなめてましたが面白かったです。すいませんでした。 東京ゾンビが以外とツボだったので
面白くなさそうと思いながらも見始めました。
設定はバカ映画ですが、笑いありちょっと感動ありでいい出来です。
特撮ヒーローものは好きではないので、
バカにしてなめてましたが面白かったです。
すいませんでした。また見る事にします。
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まむしの兄弟 懲役十三回 [DVD]
・菅原文太 ・川地民夫 ・光川環世 ・三島ゆり子 ・北村英三
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2009-07-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,497 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・菅原文太 ・川地民夫 ・光川環世 ・三島ゆり子 ・北村英三
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カスタマー平均評価: 0
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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
・市原隼人 ・関めぐみ ・三浦春馬 ・浅利陽介 ・板尾創路
【NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)】
発売日: 2008-06-13
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,697円〜
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・市原隼人 ・関めぐみ ・三浦春馬 ・浅利陽介 ・板尾創路
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カスタマー平均評価: 3.5
つまらんクソ映画 かなり期待して観たのだが本気でつまらなかった。映画自体がガキッぽくてダサい。監督のガキッぽい甘えがうっとうしい。バカ映画にはバカ映画なりの作り手側の知性が必要なのだが全く皆無。要するにただのバカ。市原隼人の喉にものが詰った様な喋りがウザい!関めぐみだけが唯一の救い。
これから2人はどこへ行くんでしょうか。 一生懸命生きた親友が死に、どう生きていいのかわからない高校生が主人公です。毎晩、孤独の象徴であるチェーンソウ怪人と戦っている女子高生を守って死ぬことで、自己を全うしようとします。彼女との行き違いがチェーンソウ怪人を強くしたりもしましたが、最後はハッピー・エンド。一見、バカ映画のようにも見えますが、きめ細かく2人の心理を描いたことで成功した映画です。これから2人はどこへ行くんでしょうか。
バカはこれくらいやれ 最近、CGが演出に当たり前の様に組み込まれるようになってきたが、どうも不自然さばかりが目立ってしまう作品が多い。三丁目の夕日にもいえることだが完璧すぎると逆に細かい場所に違和感が目立ってしまう(例えば新幹線やエレベーターから見える風景など)まだまだ実写とCGの完全融合は難しい。
じゃぁ、どうすりゃいいの?ってことだが、逆にこれでもかと露骨にCGをぶち込んでみるのはどうだろう?全体の調和よりもほんのワンシーンのかっこよさにすべてをかけた方が効果的じゃないのか?
そんなことを考えていたらこの映画にはまった。CGを使うならこれくらいバカバカしく使わなくちゃ!という素晴らしい見本。
ただ、戦闘の演出がワンパターンなのでせっかくのバカバカしいCG効果があっという間に見飽きてしまう。CGを演出に組み込む為の方法としてはとても効果的だったと思うので、次は如何にいろいろなばかばかしさを考えてくれるかに期待したい。
ボクには合わない作品でした。スイマセン… 映画は自由な表現で観る人の感性に訴えるものとするなれば、この作品、ボクには合いませんでした。
最大の理由は、高校生であるにも関わらずタバコ吸い放題、万引き常習犯、この描き方です。
ピンポン、69もそうでしたが、ボクの感性ではドン引きとなってしまいます。
そこだけなんですがね?。
現代の若者の虚無感や寂しさなど、いい感じで描いていると思うのですが。
残念です。
しかし、チェーンソー男と関みぐみの対決シーンは素晴らしく、一度観る価値はあるでしょうね。
美しい映像とともに、宙を舞うスレンダーな関めぐみはカッコよかったです。
市原隼人に刺さりそうで刺さらない武器の演出もおもしろいと思いました。
そう、この作品の見所は、凜とした関めぐみの表情にあると言えるでしょう。
設定や視覚効果がよかっただけに、ボクには惜しまれる作品なのでした。
ギャルゲーの世界? 三人組のひとりはバイク事故で死んだ。もう一人は次から次へと浮かされたように何かに没頭しては飽き、また何かにのめりこむ、その繰り返し。陽介はなにもせずただぼんやりと日々を送っている。ある日夜の公園であった絵里に言い寄っているとチェーンソー男が月から降ってきた。忍者のようないでたちでチェンソーを振り回す男VSポン刀を振り回す絵里。非日常に魅入られた陽介は絵里につきまとい毎日を共にすることに…
すいません、題名だけでみました。もっと毒々しいかと思っていたら厨二な設定の作品。というかギャルゲーの設定そのものです。平凡に生きていた自分がある日特殊な能力に恵まれた少女と出会い、全てが非日常へと変化していく。あの平凡だった毎日に戻りたい…
という設定が現実になされてしまうとかなり萎えました。いらだたしいのは陽介で絵里にくっついているのは「刺激があるから」。退屈な毎日を抜け出したいと願っていながら、自らは動かずただ向こうから来るのを待っている。その姿にげんなりしました。実際にはチェンソー男が現実に害を与えているなしているわけでもなく、ポン刀を持って毎晩頑張っている絵里も空回り。
あえて字幕も縦書きで和風に仕立てるとことか、絵里のツンデレっぷりが可愛かったのでとりあえずヨシとするか……。食い逃げした陽介に「前科にならなきゃ何してもいいと思ってんの?」と食ってかかった絵里が案外まともで好感度UPでした。
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まむしの兄弟 お礼参り [DVD]
・菅原文太 ・川地民夫 ・工藤明子 ・久保浩 ・女屋実和子
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2009-07-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,497 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・菅原文太 ・川地民夫 ・工藤明子 ・久保浩 ・女屋実和子
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カスタマー平均評価: 0
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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS スペシャル・エディション [DVD]
・金子昇 ・吉岡美穂 ・小泉博 ・中尾彬 ・長澤まさみ
【東宝ビデオ】
発売日: 2004-07-30
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 4,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,200円〜
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・金子昇 ・吉岡美穂 ・小泉博 ・中尾彬 ・長澤まさみ ・横谷昌宏
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カスタマー平均評価: 3.5
前作よりはマシか 小美人登場シーンのあまりのサブさに鳥肌がたち先が思いやられたが、通して見ると、児童映画としてはそれほど悪いキャラではない。だが、回想を介した浅過ぎる説明だけではキャラの設定を把握できない。話題作りのためもあったのだろうが、この程度の扱いなら出さない方がよかった。モスラの動きを讃える向きがあるが、あれ以下を平気で出していた過去作が異常に低劣なだけで、技術的な話は知らないが、さして褒めるほどの映像的感動はない。平均点だろう。児童向けのストーリーは前作よりはわかりやすく描けている。特撮戦隊モノが好きな児童なら前作より一層楽しめるかもしれない。しかしまあ、毎度若手俳優陣の素人演技で中二病的キャラを見せられるのにはうんざりする。前作に続き、特別な興味がないならば、児童以外の見るに耐える作品ではない。
Great Film! Great DVD Set! Godzilla: Tokyo SOS, in my opinion, is the best of the millennium films. It's almost like a nonstop Kaiju battle, but also has enough story to it.
Tons of bonus features to hold us over, and even includes a nice little booklet!
Highly recommend it to United States, Japan and Kaiju fans all over the world!
改めてみても 金子監督の『GMK』もそうでしたが、この時期のゴジラは監督による『私物化』が酷く
進んでいるような気がします。平成VSシリーズに比べて金子・手塚両監督の作品は昭和回顧
進みすぎていて、大森監督みたいに、ストーリに矛盾がありながらもゴジラの新しい可能性をみせずに、敢えて無視しているような気がします。手塚監督は『メカギラス』でVSシリーズの呪縛を断ち切りつつあったのにこれは凄く残念です。僕は専門学生のときにこれを見ましたが、昭和・平成VSシリーズのゴジラのようにゴジラ自体が強くなく、ひたすら、自分の創造したメカゴジラに華を持たせようとする姿勢がアリアリと見えました。でも、大島先生の音楽とモスラの造形は素晴らしかったです
原点に還れ 名作モスラ対ゴジラのパロディー映画になってしまいました。かって人類には十分な科学力はなくモスラとゴジラの戦いを呆然として見るだけでした。ついに科学を手にした人類はゴジラ殲滅のため敢然と挑戦するはずだったのですがシナリオがだめですね。初代ゴジラを倒した芹沢博士も泣いています。我々は自力でゴジラを倒せなくなってしまったのでした。
小美人、ジャイアントロボ・・・ 前作の設定を引き継ぎ、完結編のような展開になっていますが・・・前作ほどの感動はありませんでした。理由は大きく分けて2つあります。
1 モスラが出るときのお約束なのだろうが、小美人が出てきた時点で急にファンタジー色が強くなり、現実離れしすぎてストーリー展開に強い違和感が生じた。前作の硬派っぽいイメージが台無し。
2 メカゴジラが制御不能になって、まるで自分の意思であるかのように行動してしまうところは、(ちょっと古いが)ジャイアントロボの頃から使い回されたシナリオで、新鮮味もオリジナリティーもない。
前作の出来が素晴らしかっただけに、本当に前作と同じ監督の作品なんだろうかと思ってしまうほどがっかりでした。
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[ DVD ]
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どろろ(通常版) [DVD]
・柴咲コウ ・瑛太 ・麻生久美子 ・中村嘉葎雄 ・原田美枝子
【ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン】
発売日: 2007-07-13
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 299円〜
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・柴咲コウ ・瑛太 ・麻生久美子 ・中村嘉葎雄 ・原田美枝子
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カスタマー平均評価: 2.5
手塚作品を理解していない! 手塚=ヒューマニズムというのは完全な間違いです。マスコミが作った幻想です。その幻想を捨てなければ我々は永遠に本当の手塚作品に辿り着けない。手塚が性倒錯者で極めて差別的なパーソナリティーの持ち主である事は研究家の間では周知の事実。このどろろなど正にその権化の様な作品です。いわば手塚の暗黒時代の作品ですから本来なら人前へ出せる様な代物では無い。それを映画化しようなど正気の沙汰とは思えない。製作者の無理解と見識眼の無さを露呈している様なモノ。全く噴飯モノの所行である。映画界もTBSも地に堕ちたものである。
後半へいけば、いく程・・・ 現在、★5を付けている10名のうち、
作為的評価と思われるレビューは4個
後半へいけば、いく程
敵役、脇役、通行人、群衆といった登場人物が減少。
しまいには、セットもショボクなってゆく
ラストシーン近辺なんて、主演の二人のギャラが
高かったのか、すげぇ人や背景が少なくなって、
敵方の威厳もなにもあったもんじゃない
なんか可哀想になってくる
金銭的に人数を出せないなら、
人が少なくても耐えうるロケ地を選んだり
画面レイアウトを設計する必要があるから、危惧しときなさいね
って、気付かせてくれる作品
う?ん、(2回目だよ!) 予告から思っていた。なぜ、どろろを子供にしなかった?これに尽きる。
みんな書いてるけど、妖怪がホント特撮モノみたい。CGも凡人にしか楽しめんだろう。
原作大好きなので、これは「どろろ」という作品に入れたくない。
家族で楽しめます 面白かった。妻夫木くんと柴咲コウの名コンビ。アクションもハラハラした。話のストーリーも面白かったです。大きな赤ちゃんがかわいい。
原作を読んでみたくなりました あまり評判は良くありませんが私は結構楽しめました。
手塚治作品の奥深さは今一歩感じませんでしたが、娯楽作品としての出来は良いと思います。
出演陣も好演していると感じましたし、CGも日本映画としては及第点だと思いました。
ただ、あくまでも原作を読んでいない者としての感想です。
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[ DVD ]
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Neo Actionシリーズ 真一文字 拳 [DVD]
・鈴木信二 ・辻本一樹 ・栩原楽人 ・吉田友一 ・沖原一生
【エースデュース】
発売日: 2009-08-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,953 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・鈴木信二 ・辻本一樹 ・栩原楽人 ・吉田友一 ・沖原一生
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ギャング同盟 [DVD]
・内田良平 ・三田佳子 ・佐藤 慶 ・曾根晴美 ・山本麟一
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2009-06-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 3,467 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・内田良平 ・三田佳子 ・佐藤 慶 ・曾根晴美 ・山本麟一
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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緋牡丹博徒 花札勝負 [DVD]
・藤純子 ・若山富三郎 ・高倉健
【東映ビデオ】
発売日: 2003-05-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,948円〜
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・藤純子 ・若山富三郎 ・高倉健 ・鈴木則文 ・鳥居元宏
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カスタマー平均評価: 5
ポータブルDVDによる車内鑑賞レビュー 今作の鑑賞は
■ 映像演出的には 【 ローアングルの深遠なる世界 】 に 狂喜し、
■ 人物描写的には 【 奥床しさが漂う任侠映画であること 】 に 驚嘆し、
■ 個人的には 【 加藤泰監督作品の共通項探し 】 に 興じた
素晴らしい映画体験となりました。
↓完成版はこちらまで
http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-93.html
?躍動する静止画? ローアングル。フィックスショットのみ。パンフォーカスではない縦構図。長回し。中心を外した画面構成。フェードイン、アウトを使用しない編集。
ざっと書き出してもこれだけの強い特徴がある、あくの強い映画。
それぞれの効果が組み合わさって、格調の高さと圧迫感を保ちながら、小気味よいテンポの良さを実現している。
この相反する要素を同居させて成り立っていることが、すでに、希有。
フィックスショットのみなのに、画面の狭さや、不自然な印象が無い。ワイド画面を活かした、もはや絵画的なレベルの画面構成。それを動的につなげてみせる各種技巧の積み重ね。
強引なつなぎを堂々と行うことで、そのショックを映画的な効果につなげている。カットの不自然さがその場の臨場感を打ち出している。
緻密と大胆が、見事なバランスで画面に定着された、絵画のような美しい映画。
日本映画の傑作 緋牡丹博徒シリーズは藤純子なくしては成り立たない映画。しかし加藤泰監督三部作は、藤純子のみを主役としない。ニセのお竜を演じる沢淑子、敵の金原一家に草鞋を脱いだ高倉健、お竜が草鞋を脱ぐ西之丸一家の親分嵐寛寿郎など、全ての登場人物が出過ぎず、引き過ぎず絶妙の間隔を保ち続ける。何かが欠ければ全てが崩れてしまう緊張感が全編にみなぎっている。 藤純子はシリーズ中最高の美しさ。渡世人として、〈女〉であること、〈母〉であることを捨てざるをえない状況が、なおのこと〈女性〉と〈母性〉を強く感じさせるのだ。 これぞ日本映画の傑作といえる一本。
小津監督のローアングル多用と似ている演出 1969年の加藤泰監督の傑作。 渡世人で、ひとところに定住しない主人公演じる高倉健の演技が、あまりに渋くかっこいい。古いタイプのやくざの「仁義」がはっきり表現されています。 60年代は、任侠モノが流行した。その後70年代は、暴力団モノにとってかわられます。作品中の敵対するやくざが、新興の資本主義にのっとった暴力団(古いやくざの倫理を壊す連中)であることが、60年代と70年代の境を表しているような気がします。 この同時代の作品でゴダールの『きちがいピエロ』やアーサーペンの『俺たちに明日はない』や『イージーライダー』など、何かから逃げ出してさすらう人間を執拗に描いています。そういう意味では極めて同時代的な作品のような気がします。
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